アンニョンハセヨ
昨日のナオの話の続きですが、
彼の日本語の話し方がお父さんのMシーナにそっくり。
話す時の語尾がそのまま、Mシーナと話しているのかなと思うぐらい。
で、何故なのかナオに聞いてみると
(と言っても本人は気が付いてないのですが)
日本語を話す相手は、主にお父さんとのこと
それをそっくり、意図的に真似をしているのではないと思いますが、
結局は自然に真似をしている。
逆に言うと、ことばは真似をして話せるようになるでしょうね。
で、こんな面白い会話がありました。
ナオは話したいことが沢山あるのですが、
ことばを選びながら色々話します。
なので、それでね、それでーーーと
すぐに出てこない時があり・・・・
そんな時、おばちゃんの私
先に「あーxxxxだからね」とか
「それ、&%$#だったからでしょ」と
話の落ちを待ちきれなくて、
相手が話そうとする前に、口をはさむ症候群・・・おばちゃんによく発病
で、何度かそのやり取りが続くと、普通の人なら
「ちょっと、こっちの話もきいて」
となるのですが、その時、彼は
「ねえねえ、ちょっと ナオの話 聞いてみて」と
実に、丁寧に、提案するような口ぶりでした。
すると私も、「なに、なに、どうなったの?」って気持ちで
話を聞くことができました。
まあ、ちょっとしてことですが、
たぶん、お父さんのMシーナがそんな言い方なのかな?
それは不明ですが、
兎に角ことばの振る舞いを見ていると
ナオの場合は日本語の相手が少ないので
お父さんから全部もらっているというのが
よくわかります。
そういえば、大分前にアメリカの大学生を受け入れした時に
日本語が女の人の言い方なので、
「あなたの日本語の先生は、女性でしょ?」と聞いたら
なんでわかるのと驚いていました。
ことばは勉強するものと皆思っていますが
実は人からもらっているものなんですね。