パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

勇気が出る歌

2015年08月29日 | ヒッポファミリークラブ

もう、すっかり夏が終わっている感じの日々ですね。

 

さて、ヒッポでは青少年交流に参加した子供たちが続々と帰国していますが、

先日、その話を聞く会がありました。

韓国交流に参加したAちゃん小学5年生

色々準備して、楽しく過ごしてきました。

 

韓国は行く前も今年は マーズ騒ぎがあったりと大変でしたが、

受け入れホスト家族が決まり、いざ出発

そして、現地でのホームステイが始まったわけですが、

なんと、一日目にホストファミリーから日本の家族に電話があったとのこと。

 

実は、ヒッポのホームステイは基本、緊急事態以外は直接連絡はとらないことになっています。

もし、何かあっても、まずは現地で問題解決し、

よっぽどのことがないかぎり、連絡をとりません。

 

でも、何故が、ホストから急に電話があり、びっくりしたようですが、

結果的には、写真を送りたいので、メルアドを教えてえとのことだったらしく、

ついでに、気を利かせたホストのお母さんが

本人に代わり、韓国ホームステイが始まったばかりのAちゃんは

日本のお母さんと話ました。

 

すると、急に、泣いてしまったとのこと。

 

 

この、文明社会において、フェイスブックでもメールでも、電話でも

連絡をとりたければ、容易に着くわけですが

そこで、あえて、何故電話をしないようにしているかとういと

まさに、これだからです。

 

ホームステイに入り、ちょっとドキドキですが、

よし、一人で

頑張るぞーーって、自分なりに緊張しながら

スタートするわけです。

 

そこに、日本のお母さんの声!!

これは、もう、悲しくなるよね。ホームシックとは

自分が泣きたくなくても、ボロボロ涙が

溢れてくる・・・。

 

その泣き声を聞いている、日本のお母さんも

それは、びっくりすしますよね。

心配だし、でも どうにも行ってあげることもできない。

 

そこがホームステイのなせる技!

 

お互い、腹をくくって、このどうしようもないこの状況を

自力で乗り越え、親の方も子供を信じて祈るのみ。

 

さて、電話口で泣いている娘の声を聞きながら

お母さんは何と声をかけたか?

 

歌ったそうです。例の唄 

 

ピンチピンチ

チャンスチャンス

ランランラン

 

先日ブログに書いた、送り出し会の時にEリーが歌ってくれた応援歌

 

そして、電話を切ったとのこと。

んーー潔い。

 

そして、無事に山を乗り越えたAちゃん。

帰国後「ホームステイは私にとってはドラマです」

そして、「ホームステイは絶対にいったほうがいい」と

自信に溢れた、感想を話てくれました。

 

いい夏・・・でしたね。Aちゃん