ナマステー ケハナジ?
随分とご無沙汰のブログでしたが、
色々忙しくて、というか、いつも忙しいのですが・・・
ホント色々あってお休みしてました。
その間にも書きたいことがありましたが・・・・
今日は個人的・・・ですが、すごくインパクトのある最近聞いた話を書きます。
2008年のリーマンショック
覚えてますか?
この年にパッキーハウスをオープンし
世界的な不況に入る年、めでたくオープンしたので、
私には忘れられない年です。
そして、仕事上で経済環境を話す時に外せないキーワードなので
よく口にはするのですが、でもそれは口にするだけでしたが。
が・・・・
先日聞いたリーマンショックという言葉は
生きた言葉でした、言葉が生きる?
そうなんです。ナマナマしい体験。
アメリカに高校生の時に交換留学に行ったMさんの話。
ホームステイ先は暖かい家族と犬、猫、そして沢山の動物たちに囲まれ
充実した生活だったとのこと。
ところが突然襲ったこの不況。まずはお母さんがパート先を解雇され
徐々に飼っているいる動物たちが飼いきれないのでどんどん減り
そして食事もどんどん減り、最後にはとうとう一日一食で
アメリカに一年近く留学すると帰国する時は
かなり太って帰るというのが通常ですが、
彼は痩せて帰って来たとのこと。
彼の感想によると 動物たちがどんどんいなくなり、一日一食になり
それでも、自分を居させてくれたことにはすごく感謝しているとのこと。
そして、交換留学では一人一人それなりのことが起る!と事前に
聞いてたが、自分の起きたことはこれなのかと思い、
最後まで頑張ってきたとのこと。
当時アメリカの生活現場ではそんなことが起っていたんですね。
高校で行く交換留学は自分が高校生になった3年の間でしか
行けないので、その時期に世界的にどんなことがあっても
ずらすことができない
それが運命として受け止めるしかないわけで・・・
でも、彼はそれを前向きに受け止めて帰国。
この年齢で、この体験、大変だったとは
思いますが、彼にとっては得難い体験だったと思います。
最近 海外に行く若者が減ってきていると聞きますが、
若いからこそできる、感じられる体験もあるもの。
沢山の若者が世界に飛び立ってもらいたいなって思います。