夏のホームステイ交流の報告を聞く機会が多いのですが、
色々感じることがありました。
それぞれが楽しく、美味しく、ステキに過ごしてきたようですが、
他人の家に入るのですからそれなりにどう溶け込めるかの
距離、関係性を築くことが大事・・・・・大人的に書くとこうなりますが
子供たちはそれがとっても上手でびっくり。
イタリアに行った中学生は・・・・・
とっても幸せだったとニコニコ笑顔で報告
で、具体的に聞くと
広ーーい家のリビングの大きーーなソファに寝転んで、
ポテチ食べながら、DVD見て
フアーー しあわせーー!!
イタリアの家族は皆、そんな感じで、のんびりと過ごしており
そんな中、自分も同じようにしてみたら、
凄い気分よく、幸せだったとのこと。
なんの、気負い、気取りもなく、自然体のいい時間がすごせたようです。
得意の折り紙では、家族だけでなく、親戚、いとこも大喜びで、しっかりと
自分の居場所を作り、近所に住むおじいちゃんのパスタが最高に
美味しかったーーー!
そんな報告を聞いていると不思議とイタリアの(行ったことないけど)家の
リビングにいるような幸せ空気を感じました。
そして、同じ日に聞いた、10ヵ月アメリカの交換留学でホームステイしてきたYちゃん。
シングルマザーに娘二人。
食事も、それぞれが、それぞれに食べるので、一緒に食べたのは10ヵ月で3回ぐらいとのこと。
料理もほとんどせず、チン!の生活。野菜ほとんど食べず。
ホストの女の子は、夜型で、学校から帰るとすぐ寝て、夜中に起きているらしく、
お母さんも看護師で多忙。
娘たちは、こちらから話しかけない限りは、話かけられず、
なので、一生懸命話しかけたとのこと。
そんな家でのステイ、、、普通なら一緒にご飯食べるように自分で働きかけたり
家族の輪を!と頑張るかもしれないけど
途中から
Yちゃんは、逆に、この家のペースに溶け込み、個の世界の滞在時間が長くなり
それも楽しむようになったそうです。
すると自分と向き合う時間がたっぷりとれて、色々人生について考え、
家族との関係性も、まあ、これぐらいの関係性を保っていけばいいかと
気負わず、でも 離れることなく、良好関係を保ち10ヵ月を過ごし無事帰国。
最後にホストマザーが「つまらないウチだからYちゃんがどう思うか心配だったけど
ウチに合ったYちゃんが来てくれて本当に良かった」と言っていたそうです。
こんな形も自然でいいんだわね。
一昔前の、
1歩前に、いや10歩前に出て進まないと
10ヵ月なんてすぐに終わっちゃうよ。ガンガン
的なモーレツパッションはちょっと、時代が変わってきているのかな。
ヒッポの活動に参加していると、いろんな年代の人、色んな考え方の人に出会うことが多く
そこで、一緒に活動しているので自分の中にも自然と受け止められる巾(体型でなく)が
広がるのかな。
だから、距離感を作るのが上手いのかも。
社会に出るとそーゆーことはとっても大事だと思います。
語学だけでない、人間の巾が広がるヒッポかな
犬の話は面白いね、これからまた色々おもいだすでしょう。楽しみ。