またまた、ミュージカル作りから学んだことです
いよいよ本番まで一週間というこの時に、最初で最後?の通し稽古をやりました。
中々みんな忙しくて、全員が完璧に揃うのは当日だけかと思えるぐらい
60人近く出るので、
大変なことですが、
そんな中、一人、
なんと骨折をしてしまった子がいました。
結構シリアスなストーリーの中では重要な学生の役で、
しかも、セリフが飛び交うので、そのポジションは大切。
皆の中に、焦りが走り、えっつ、どうして、なんで、どうなるの?
たぶん本人が一番テンションも下がり、恐縮もし、困惑だったことでしょう。
雨の中、松葉づえで、一生懸命 会場まで駆けつけてきました。
その時、みんなは動揺しました。
代役?誰?でも、あの位置はすぐにはできないよ?
無しでやる?でも、そこが無いと不自然だよ。
では、どうする、どうする!!
素人集団は狼狽するばかり。
でも、演出のTちゃんの気持ちは決まっていたんです。
本人がよければ、出来る限りで、
「出演をお願いしたい。」
そこから Tちゃんマジックは始まりました。
まず、元気な演出助手に松葉づえを使わせ
動きを確認、そして、骨折さえも 脚色してストーリーにしてしまうこのプロの技。
すごい
なんか
長淵剛のコンサートの後で、みんなが熱く涙する
そんなシーンが
目に浮かぶ・・・ような妄想が見れました。(長い)
ちょっと元気がなかった本人も
新たなるセリフを貰い、すぐに溶け込み。
まずは、ピンチを乗り越えて
演出家のTちゃんは
もちろんプロなので、いろんな修羅場に慣れていると思いますが。。
私達は感激しました。
さて、さて、
当日まで何が起こるとも限りませんが
何があってもそれを、積極的に受け入れ、しかも、それをプラスにしてしまう。
人生と同じ、何が起こるかわからないけど、
このスタンス、大事だなと学びました。
そして、日々健康第一ですね。これも大事。
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