下町のパンを食べてみませんか?

千住、緑町ゆうやけ通り下町のパン屋パレット

両立を考える

2009-01-11 19:12:02 | 携帯更新
相反するイメージを両立させて形として作り出すのは難しい。
それでも形としたいならクライアントの話をよく聞きます。徹底的に聞くんです。世間話なども混ぜながら…。すると何をより多く求めているのかがハッキリしてレシピが頭に浮かんできたりします。
その方向へどの程度か?状況を聞くとオモイッキリだな!と考えたりしてみます。
ならばその方向の行ける所まで…後は浮かんだレシピを実際に確かめるだけです。イメージと違ったら直すだけの事です。
そこをクリアするのには多くの時間と努力とアイディアとモチベーションを保ち続ける気持ちが必要だと思われます。仮にレシピが完成したとしてもソレはイメージを形にしただけですから次の段階があるんです。次は自分以外の誰でもが同じように作れるレシピに…つまりワンオフで作ったプロトタイプを量産を前提に改造するんです。そこで量産に適しない部分をどんどん変えてゆくんです。しかもオリジナルの特徴を出来るだけ残しての改造となります。実際に量産してみて問題が出たらソコを改良して完成度を高めてゆきます。実際には収入に結び付かないそれらの作業時間の間も生きてゆくには生活費が必要ですからスポンサーやパトロン無しに続けるには商品開発の壁とは別に生活の問題も出てきます。
ソコを凌いで商品化出来れば素人の趣味から始まったとしても僕はプロフェッショナルを感じてしまうのです。
そして自分がその対象に魅力を感じ続けられたならどんな問題でも超えられると僕は信じ込んでいるんです。

地下鉄の黒鏡

2009-01-11 14:25:45 | 携帯更新
地下鉄で窓を見ると黒い鏡のようです。
深く浅く長く短く弛みまでも…大袈裟に考えればそれらの全てが自分の歩いてきた痕跡なんですね。ならば嫌ったりなんてしません…

そりゃア そうですとも

2009-01-11 13:59:09 | 携帯更新
右のガラスの張り出しはFM局のJ。
階段下の逆サイドでシナモンのラテを買った。
当然のように僕の歩きは習っていたスタンダード・ウオークです。そりゃそうでしょ!こんな場所に来てるんですからね。
歩きながら一口飲んだ。すぐにクルッと回って引き返し作ってくれたお兄さんに「ウマイ!」と一言。
リバース・ターンしたっけ?
マァどうでもいいか…
お兄さんの笑顔見れたし誰も利用してないツウの場所も教えて貰ったからね。
天気も快晴、地下鉄乗って目的の店にも迷わず行けたし言うこと無し!って書いてますけどね…

懐かしい顔二つ

2009-01-11 04:23:16 | 夢見るお年頃
買い物に行き跡を継いだセガレさんと話していると
奥からあの方が顔を出したので僕はペコリと頭を下げて
「こんにちは」僕が誰かを一目で分かって「おおっ元気かい」
「忙しくしてるかね 忙しいのが一番!」とあの低く太い声で
僕に言う。その方とはある会でご一緒させて頂き僕達を
「パスポートのイラナイ外国へ」連れて行ってくれた方なんです。
「何歳?」と聞かれ「38歳です」と会の最年少だった
僕が答えると「サンパチ式歩兵銃かァ~」とおっしゃったのを
今でも覚えています。その方の側近の人に言われてそれまで
唄ったことないカラオケ初体験で唄わされたのは
「憧れのハワイ航路」・・・以来その方達とそのような処へ
行くと必ずリクエストされたんです。

もう一つの懐かしい顔は更に以前、高校生の頃に出会った顔です。
出会いは晴れれば土埃で降れば泥にして爆音の世界での初対面。
夏はムセルような草いきれ、冬の朝は霜柱。
爆音はサイレンサー不要の当時のエンジン音。
2サイクルのエンジン音はまるで蝉の声をイヤホンで聴きながら
ヘルメットを被っているようでした。
スタートラインに並ぶ30台以上のエンジン音は凄まじく
否応なしにアドレナリン全開となってしまうんです。
フェラーリやマトラ、ホンダ等の12気筒エンジン全開音は
エクスタシーに満ちた高音ですがアメ車のV8エンジン音は
低くドロドロしたトルクフルな音に聞こえます。
当時のモトクロッサーのエンジンはホンダが4ストで
ヤマハもスズキも2ストでしたしモトクロスの主流は
2ストでした。ホンダが2ストエンジンを真っ赤なバイクに
搭載してコースに登場したのは僕達がコースを去り
テニスコートに立ち始めた頃のことです。
そうヤマハがモトクロッサーからリアサスペンションを消した頃です。
もちろん見えないだけでリアサスをタイア両サイドから
センター1本にして見せたんです。
ホンダは赤、スズキは黄色、ヤマハは白と赤で今は青と
僕の中では各社のイメージカラーが決まってます。
話が友人から逸れましたが
彼との出会いはモトクロスのバイクが縁でした。
そうそう今の僕のバイクや車の先生も当時モトクロスに
夢中になっていたそうできっと何処かのコースで出会って
いると思われます。まだ縁の話はあるんですがその話は
今日はオアズケにしておきます。
僕が十代で出会った友人のイメージは「泥」です。
彼は猪突猛進タイプで雨が降って深い水溜りと
泥と化したコースのストレートを晴れの日と同じように
エンジン全開で走れるんです。
水溜りに突っ込むと大きな抵抗を受けるんですが
彼のコースのライン取りは一直線。
ゴーグルは泥だらけでグラブで拭っても視界は悪く
彼はメガネでしたからゴーグルをしておらず
拭いても拭いても泥しか見えなくなるそうで
僕が「何でアソコであんなに開けられるの?」って
不思議に思って聞いてみたら彼は
「だって見えねえもん」と答えたんです。
見えないから恐怖なんて感じなかったんですね。
収録中に訪ねてくれた彼の顔を見るのは数年ぶりでした。
「あれアノパン無いの?」とレジに言い残して帰ろうとした彼を
見つけてバックヤードでスタッフと打ち合わせをしていた僕は
「待てよォ~」と言いながらダッシュして店の出口で
彼に追いつき彼の首を絞めました。
「待てよ!」
ココはパン屋じゃなくなったのか!?と皮肉屋の彼が言ったので
ひねくれ者の僕は「「ふざけんなよ~」
僕が大きな声を出しながらイキナリ帰ろうとした男性客の
首を絞めたのでヒゲのディレクターさんや
大きな瞳のカメラさんは???と思ったでしょうね。

彼にまつわる話を書き出したらエンドレスになってしまいます。
僕の友人の中で最もニクタラシクて精神的に強く尊敬に値する男・・・
いろんな人に助けられ何度も僕は
彼に負けまいとして起き上がってきたんです。

今度ゆっくり話そうぜ!!!