落ち込み・・・・。
また怒っちゃったなぁ~。長男のこと。。。
というのも長男、たくさんの課題をかかえていた。
早く取り掛かればいいのに期限のぎりぎりまで何もしないんだ。それでもまだいいほうで提出の2日前にやっと取り掛かった。と思ったら、「お母さんわからない」。
いつもなら「ほっといてくれ」とか「ちゃんとやるから部屋に入ってくるな」とか言うくせに、こういうときだけ依頼心の強い18歳。
今回の課題は長男の最も苦手とすることだから無理もない。生態学の「1単元につき2,000字以上5,000字以内にまとめよ」というレポートを4つも仕上げなければならなかったのだ。
そこで出た言葉は、「お母~さ~ん、「まとめる」ってどういうこと?」だった。
!!![まとめる]って言葉自体がクエスチョンマークだったなんて!
普段まとめるなんて言葉、普通に使っているからここでまとめるという事を説明するとなるとなんだか考え込んでしまう。
「う~ん、だからさ、その単元の内容を読んで大事だと思うところを抜き出して書けばいいんじゃない。そこに自分の意見を入れればいいんじゃない。今までのレポートだってよくできていたじゃない。」
「今度のはわけが違うんだ。」
私もわけが解らない。もともと依頼心の強い子だから、すぐ教えるより自立を見据えて少し自分で考える練習をしたほうがいいのかとも思う。しかし、長男、解らず、しばらくたってから、「やっぱりわかんない、どうしたらいいんだろうお母さん。」
これはあまったれてるのか?!そこでちょっと突き放す。「もう18歳なんだから自分の力で出来なくちゃだめだよ。」
「あ~わかんない!」と長男、もがき苦しむ。
頭をかきむしったり、物に八つ当たりしたり、その行動がなんだか私に対してのあてつけのような感じに見えたのでイライラがだんだん怒りになっていった。
「本当にわかんないんだよ!」
「学校で習ったところなんだから出来るよ!お母さんに生態学なんて聞いたってわかんないからね!」
ここで長男が言わんとしている課題のやり方を私がまったく理解していない事に気がついた。今までのやり方は長男の好きな分野について考えをレポートにまとめるものだったが、今回のは教科書をただたんに、まとめなさいというもの。
ここで父親参戦。「要点を抜き出してどんどん書けばいいんだよ。教えてやろうか?」
ダンナに対して反抗期の長男。「いい。」と拒否。
でもこの一見かんたんそうに見える作業が長男には難しい。森林破壊などに関して自分なりの意見を述べるのは好きだが、好きではないこの分野の教科書の要点をまとめろといわれても何もでてこないようなのだ。
仕方ないのでここで助け舟を出し、で出しの言葉をこんな感じではじめたらといって見る。
それでも一向に作業は進まず。どんどん時間は過ぎていき、また「解らない」が始まった。「例えば、OOOについては・・・・・また、とかそれからとかOOで在るとかつなげていけばいいんじゃない。」
「その書き方は好きじゃない。」
私も我慢の限界。「もう~~~~~!この太い字のところが大事なところなの!ここを説明してる文をぬきだしてかけばいいのよ!」
とつぜん切れる私に寝ていたダンナがびっくりしておきてくる。
事情を説明すると今度はダンナが長男を攻めるような事を言い出す。しばらく長男
とダンナの言い合い。たまらず「もういい加減にしてよ!パパは口ばっかりじゃなくて実際に文を作って見せてよ。」見たいな事をまくし立てていたと思う。長男はびっくりしてというより大きな音や声に敏感なのでうるさくてたまらないというように耳を押さえながら
「お母さん、うるさい!もう解ったから、気持を切り替えたから。」
まくし立ててぜいぜい言っている私を横に、長男は本当にどんどんとやってしまうのでびっくりした。
気持切り替えられるじゃないの。。。
じゃあ今までのは騒ぎはナンだったわけ???
結局四苦八苦しながらも徹夜して課題を仕上げた長男。
達成感で顔が輝いている。
「頑張ったじゃん。えらい。えらい。」
「うん、実習から帰ってきたらOO先生のレポートがあるんだ。」
「・・・・・・。」
また同じような事の繰り返しかなぁ。
これらの課題に耐える力をつけるのがこれからの長男の課題。
私は怒りを我慢して見守る事が課題かなぁ。だって結局怒りって自分の希望にそぐわない事、思い通りにいかない事が起こるとでてくるじゃない。?
ぶち切れない様にしなければなぁ。。。。
ふう・・・・・・・。