風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

今、生きていることを当たり前に思わないでください

2011-03-16 19:49:31 | Weblog
昨日、フルートの先生からメールがとどいた。
先生の知り合いのドクターからの震災での現状報告。内容は私の想像を超えた重く厳しい現状。


疲労困憊する被災者、数えきれない遺体の検視、それはまさに地獄絵のようだと・・・。

そのドクターは医師として助けたい思いで被災地に出向きましたが、これほど打ちのめされたことはないとつづっておられた。一瞬にして起こった災害の怖さ。

そんなドクターはこういう。

夫婦、家族、兄弟姉妹、親類親戚、恋人、友達、仲間、本当に大切な命、どうか今生きていることを当たり前に思わず大切に過ごしてほしい、そんな気持ちでいっぱいです。。」

また、こうも続ける。

「世界平和のために何をしたらいいのか」と聞かれたマザー・テレサの言葉を思い出します。「あなたの近くにいる人をまず大切にしなさい。帰って家族を大切にしてあげてください。」大切なご家族と離れ離れになっている多くの被災者の方に一刻も早く幸せが訪れますように。


こうメールにはドクターの気持ちがつづられていた。

このブログを見てくれた方の中には被災地に家族、親類、友達がいらっしゃるかもしれない。
本当に一刻も早く安全が確認されますように。

この大震災で犠牲になられた方、本当にお悔やみ申し上げます。ご家族の上に主の大きな慰めと導きがありますように。

私にもまだあったことのない親類が宮城におります。
父の異父兄弟か姉妹。父は一度会いに行ったらしいけど、父が亡くなった現在、名前も知らない。どこにいるのかも知らない。叔父なのか、叔母なのかもわからない。

だけど、どうか、どうか無事でいてください。

略奪はないけれど・・・。買い占めはだめよ!

2011-03-16 19:25:08 | Weblog
海外のメディアではこのような事態になっても「略奪がない」ということをすばらしいと評価しているようだけど、
じゃあ、買い占めはどうなの?

スーパーはどこに行っても品薄状態。

不安心理で1人が1個2個で十分なものを何十個も買いこんでいるところを見たらみんな同じことをしてしまうんだね。

テレビでお米を5袋も買おうとしている人が映し出されて見てびっくりした。
ラジオではいろんな乾電池を尋常じゃない数を買おうとしたおばさんの話、ほかにもなくて困っている人のために少し分けてくれないかといわれてもゆずらなかったとか・・・。

私も人間だから極限状態になったらどうなるかわからない。偉そうなことは言えないけど、
買い占めはやめようよ!

ある意味、略奪だとおもうよ。それ。
この品薄状態が被災地にたくさん行きわたるためならいいのだけどね。
例えばパンなんかは被災地に優先的に配送される。

だけど買い占めは物資が被災地にいきわたることができなくなるし、パニック状態をひどくさせる!
被災地の人々は助け合ってる!被害が少なかった私たちが助けあわないでどうするの!


品薄状態でも大事なことを教えてくれる。

昨日は卵がやっとかえました。

今日は牛乳がやっとかえました。

今まで当たり前のように身近にあった食べ物にあらためて感謝をおぼえた。

お米も残りわずか・・・。
不安がる息子たちを他にも食べ物はある!となんとかなだめた。(ほんとにからだばかり大きくて気が小さいんだから!)

明日はお米買えるかな・・・・・?