共産党の不破書記局長は、1981年の国会で、国民の安全保障で、政府のいう有事対策は「万々々が一ぐらい」と福田首相が言われたのに対し、東海地震、首都圏の直下型地震が差し迫った危険と指摘、この地震への対応が一番遅れていることを追及しました。
当時の議事録から。
不破「それで一番問題になるのは、私はやはり原子力発電所だと思います。浜岡に一号、二号の原子力発電所がいまあります。それで、東海地方の地震を予測してみたら、あれが震源域の真っただ中だということがわかったわけです。・・・この地域を静岡県の地図の上に描いてみますと、浜岡原発の存在しているところがまさに真上なのです。」「地震g起こることはもう間違いないと、国の法律とその体制までつくっている大規模地震のただ中のところになぜ三番目の原発をつくるのか。」
今回の停止は当然のこと、それ以上に、緊急に廃炉に向けて検討すべき原発でしょう。