「そうなんだよ、木村君。でも安全審査で由波まで層手するのはタブー視されてるんだ」
福島第一原発のある双葉町で生まれた木村俊雄さん、東電に入社したのが1983年。
1991年10月30日、この第一原発のタービン建屋の冷却用の配管から大量に海水が漏れる事故。原発が水に弱いことに驚いた木村さんが、上司に「津波が来たら一発で炉心溶融じゃないですか」と聞いたことに対する情死の返答が、先の言葉だ。
この朝日新聞2月11日の連載「プロメテウスの罠」に書かれている。
これはトップ記事にすべきではと思うのはひとりか。