築地市場の豊洲移転計画は都民の食の安全にとって極めて深刻な問題。
「もう、移転は決定したのでは」と諦めている方も多いが、東京都が決定しても、移転予定地である東京ガスの向上跡地の土壌は地中に埋設された猛毒物質の除去処理が進まず、計画は遅れている。
そもそも、猛毒を一掃できる状態にない。
さらに、大きな問題が、業者にとって、移転は膨大な費用負担が生じ、移転を困難にさせている。そのため、移転に名乗りをあげている業者が少ない状況。加えて、業者にとって不便な市場構造になっている。現在、築地市場内外を走り回る「ターレー」が使えないのだ。正確には、部分的にしか使えず、輸送が困難になっている計画という。
日本共産党中央区議会の前の区議会議員である田辺七郎さんが、繰り返し、移転中止と現在地での再整備を訴えてきた。
区議会議員をやめるまで、毎週火曜日、かちどきばし南詰のバス停前で訴えてきた田辺七郎さんの波高してきた「かちどきばし」の一部を添付します。
2000年10月24日号
2001年1月23日号
2001年7月10日号