この本の題名は趣味ではありませんが、音楽関係のことも書かれているらしいので読み始めました。
脳医学者の方が書いた本です。
最近の研究から「ぐんぐん伸びる子の条件」が見えてきたそうです。
単に「成績が良い子」というのは必ずどこかで限界が来る。
好きなことに取り組んだ子供は自分で自分の力を伸ばしていくことができる。
どんな子供でも何歳からでも親の働きかけ次第で賢く育つ。
この本には子供に図鑑を与えると良いと書かれています。
しかし、図鑑を渡すだけではダメだと。
子供のなぜ?(好奇心)に親が答えてあげる、できる範囲で良いからと。
一緒に調べるのも良いし、時間がない時は「忙しいからムリ!」ではなく、調べてお母さんにあとで教えてねでも良いと。
この本では図鑑を勧めているので「親も図鑑が好き」というのを何らかの形で示してあげる、とあります。親も図鑑を楽しそうに見るとか。
家は女の子だから図鑑はいらないのではと考えてしまうと、子供の未来を狭めることになりかねないと。
それから、この言葉は知らないはずだからとか子供には難しすぎるだろうと知識を制限する必要はないと。子供の好奇心に制限をかけると親の反応に子供は敏感なので、「このくらいでいい」と自分に制限をかけるようになると。
結局、音楽も同じで、楽器の経験のない親御さんが自分はわからないから教えられないとか、「〇〇ちゃん、お母さん(お父さん)はわからないから宿題一人でやってね」は絶対に禁句です。
わからなければ一緒にレッスン室に入って覚えれば良いし、一緒に来られなければご家庭で好きな音楽を一緒に聴いても良いし、思い切って音楽会(子供を対象にした音楽会が23区では年に1回は開催されていることが多いです)に出掛けても良いわけです。
レッスンにだけ通わせておしまいでは、長続きしません。
しかし、親御さんが関わり過ぎてもうまくいきません。
一緒に覚えようとするご家庭が一番うまくいきます。
子供の方がすぐに大人を追い越します。そうしたらお子さんのファンになれば良いのです。
音楽の専門家になるわけではないからこのくらいで良いと考えるご家庭は多いです。
音楽家になれる人なんてほんの一握りですのでそのような心配はいらないのですが、私はできるだけどの生徒にも本物を身に付けてもらいたいと思っています。
難しい曲が弾けるという意味ではありません。
そこにある音楽を理解して心の伝わる音で演奏する、そうしたいと精一杯やる、それで良いと思っています。私だって大した演奏はできません。ただ、いつもその時にできる精一杯のことをしようと思っています。
脳には「汎化(はんか)」という特徴があるそうです。
何か一つの能力が伸びると、それに直接関係しない部分の能力も伸びていくのだそうです。
子供の好奇心を育てるためには親にはある程度の努力が求められるが、必ず、かけた手間と努力以上の子供の成長となって戻ってくるはずとあります。
保護者の方におススメの本としていかがでしょうか。
https://amzn.to/3Gld0Le
16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2016/4/13 瀧 靖之 (著)
そういえば、今日のレッスンで「学校で伴奏を任された。来月の初めに合わせるので、今月中に弾けるようにしなければいけなくなった」という生徒さんがいました。
なんて名誉なことでしょう。初めて伴奏を任された生徒さんです。
その話をしにご両親揃って来てくださいました。いつもはお母様が送り迎えをされるのですが、今日はお父様も一緒にいらっしゃいました。
こういうことなのです。ご両親でお子様を応援する姿。これが頑張ろう!という気持ちにさせるのです。
子供に、自分で先生に言ってではなく、ご両親でこのような事情ですがお願いしたいと言いに来てくださった。この姿を見たら本人だって「やるぞ!」と頑張れますし、私だって「ヨーシッ!」と気合が入ります!
脳医学者の方が書いた本です。
最近の研究から「ぐんぐん伸びる子の条件」が見えてきたそうです。
単に「成績が良い子」というのは必ずどこかで限界が来る。
好きなことに取り組んだ子供は自分で自分の力を伸ばしていくことができる。
どんな子供でも何歳からでも親の働きかけ次第で賢く育つ。
この本には子供に図鑑を与えると良いと書かれています。
しかし、図鑑を渡すだけではダメだと。
子供のなぜ?(好奇心)に親が答えてあげる、できる範囲で良いからと。
一緒に調べるのも良いし、時間がない時は「忙しいからムリ!」ではなく、調べてお母さんにあとで教えてねでも良いと。
この本では図鑑を勧めているので「親も図鑑が好き」というのを何らかの形で示してあげる、とあります。親も図鑑を楽しそうに見るとか。
家は女の子だから図鑑はいらないのではと考えてしまうと、子供の未来を狭めることになりかねないと。
それから、この言葉は知らないはずだからとか子供には難しすぎるだろうと知識を制限する必要はないと。子供の好奇心に制限をかけると親の反応に子供は敏感なので、「このくらいでいい」と自分に制限をかけるようになると。
結局、音楽も同じで、楽器の経験のない親御さんが自分はわからないから教えられないとか、「〇〇ちゃん、お母さん(お父さん)はわからないから宿題一人でやってね」は絶対に禁句です。
わからなければ一緒にレッスン室に入って覚えれば良いし、一緒に来られなければご家庭で好きな音楽を一緒に聴いても良いし、思い切って音楽会(子供を対象にした音楽会が23区では年に1回は開催されていることが多いです)に出掛けても良いわけです。
レッスンにだけ通わせておしまいでは、長続きしません。
しかし、親御さんが関わり過ぎてもうまくいきません。
一緒に覚えようとするご家庭が一番うまくいきます。
子供の方がすぐに大人を追い越します。そうしたらお子さんのファンになれば良いのです。
音楽の専門家になるわけではないからこのくらいで良いと考えるご家庭は多いです。
音楽家になれる人なんてほんの一握りですのでそのような心配はいらないのですが、私はできるだけどの生徒にも本物を身に付けてもらいたいと思っています。
難しい曲が弾けるという意味ではありません。
そこにある音楽を理解して心の伝わる音で演奏する、そうしたいと精一杯やる、それで良いと思っています。私だって大した演奏はできません。ただ、いつもその時にできる精一杯のことをしようと思っています。
脳には「汎化(はんか)」という特徴があるそうです。
何か一つの能力が伸びると、それに直接関係しない部分の能力も伸びていくのだそうです。
子供の好奇心を育てるためには親にはある程度の努力が求められるが、必ず、かけた手間と努力以上の子供の成長となって戻ってくるはずとあります。
保護者の方におススメの本としていかがでしょうか。
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16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2016/4/13 瀧 靖之 (著)
そういえば、今日のレッスンで「学校で伴奏を任された。来月の初めに合わせるので、今月中に弾けるようにしなければいけなくなった」という生徒さんがいました。
なんて名誉なことでしょう。初めて伴奏を任された生徒さんです。
その話をしにご両親揃って来てくださいました。いつもはお母様が送り迎えをされるのですが、今日はお父様も一緒にいらっしゃいました。
こういうことなのです。ご両親でお子様を応援する姿。これが頑張ろう!という気持ちにさせるのです。
子供に、自分で先生に言ってではなく、ご両親でこのような事情ですがお願いしたいと言いに来てくださった。この姿を見たら本人だって「やるぞ!」と頑張れますし、私だって「ヨーシッ!」と気合が入ります!