おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

生徒さん「ブーレ」を弾く

2021年02月21日 | レッスン
生徒さんの演奏を録画させていただきました。

レオポルト・モーツァルトのブーレとして知られている曲です。

この曲は「ヴォルフガングのための音楽帳」にあるので、レオポルトの曲と紹介されることが多いかもしれませんが、実際はグラウプナーという人の曲のようで・・

私はずっとモーツァルトのお父上の作品だと思っておりました。

グラウプナーはJ.S.バッハとかかわりがあった人物です。

ライプツィヒの聖トーマス教会のカントルを彼が断わったので、バッハにその仕事が転がり込んできたというのです。
グラウプナーはバッハのことを良く知っていたようで、ライプツィヒ市に職にふさわしい人物であることを保証するという手紙を送ったそうです。

さて、こちらの生徒さん。小学2年生です。
宿題を出して1週間でここまで弾いてきました。

録画をしたら慎重になったのか変化が少なくなってしまいました。
しかし、曲の持つ品格が表現できていて良いと思います。

こちらの生徒さんは、スケール、アルペジォなどの基礎テクニック、エチュード、曲(大体いつも2曲)、フォルマシオン・ミュジカルの課題を毎週宿題にしています。

どれも良く練習してあります。

感心します。

課題は1週間でこなせるようにしてきます。
中には1週間では難しいものもありますが、それでもどうにか形にしようとしてきます。

難しいものをいつものペースで練習していたらいつまで経っても弾けません。しかし、難しいものは練習量を増やして取り組んできます。

本人とお母様の頑張りには頭が下がります。

ブーレ/グラウプナー(L.モーツァルト)
コメント
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