おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

そんなに違う?

2024年09月18日 | 不思議な音の国

2~3週間前から、「不思議な音の国」と別の教本を併用するようにしました。

曲数が増えるので負担になるかな、と少しだけ気にはなりましたが、いざ使ってみると別の教本は曲が「不思議な音の国」より3倍長くとも、難なく弾けます。


なんだ、これは・・

どういうことだ・・


「不思議な音の国 上巻」で4小節の曲がなかなか弾けないのに、別の教本の12小節の曲は1~2回で弾けてしまいました。

初見で弾いてもらい、そのまま合格になった曲さえあります。


年長さんですが、初見で合格した曲は初めてのことです。

その生徒さんが練習中の「不思議な音の国」はこちら。(ぼかしております。音の動きは把握して頂けるかと思います)



これのどこが難しいのかと思うのですが、左手から右手に変わる所で、「むずかしい」「むずかしい」と言います。


一方の別の教本は、ほぼ右手の曲ではありましたが、フレーズの終わり辺りにとても低い音(習っていない加線が4本もある音)がドーンと入ります。

右手のみに集中していれば良いわけではないのですが、それでも2回弾いただけで通せてしまいました。


なのに不思議の教本は、結局レッスンでは半分しか弾けませんでした。

この生徒さんは不思議の教本は上巻で終わりにします。
ご両親が外国の方で、しかもラテン系なので練習や宿題をしてもらうことは難しく、手の使い方も身に付きませんので、昔のレッスンにします。


今日はレッスンの最後に生徒さんが、「〇〇くん、ピアノひくのすき」と。


嬉しい言葉です。

それが一番。


それにしてもなぜ、不思議の教本は難しいと感じるのでしょう・・

見た目?

挿絵の雰囲気?

音の受け渡しが多いことは確かですけど・・



ん~、不思議。

不思議な音の国ですから、不思議なのは当然?


今頃、この教本の不思議さが色々と見つかってきました。


コメント
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