今年はアニヴァーサリーを迎える
作曲家が多いそうです。
ヨハン・シュトラウス2世(生誕200年)
ラヴェル(生誕150年)
クライスラー(生誕150年)
ビセー(没後150年)
サティ(没後100年)
ショスタコ―ヴィチ(没後50年)
そして、アンダーソンが没後50年。
そうとは知らず、
今月生徒さんに聴いてもらう作曲家を
アンダーソンにしていました。
冬休みが入るので、
学年の小さな生徒さんにも聴いてもらおうと
アンダーソンを選びました。
このシリーズを昨秋から始めた生徒さんたちには
まずは有名な大作曲家をと思い、
ベートーヴェン、モーツァルト、J.S.バッハと
聴いてもらっています。
今月はその生徒さんたちも
全員アンダーソンです。
初めの頃はピアノ曲より
他の楽器の曲の方が聞きやすいと思います。
私も子供の頃はそうでした。
ピアノ曲を聴くようになったのは
だいぶ経ってからです。
色々な楽器の音がする曲の方が
最初は楽しめます。
その意味でもアンダーソン。
彼の場合は、
日用品も楽器にするという
ユーモアたっぷりの作品ですが
知らない曲でも聴いてみようと思うきっかけを
このシリーズで作ることができたら、と思います。
聴いてもわからない、という人がいらっしゃいますが、
何をわかろうとすべきかなんて、そんなもの決まっていません。
綺麗なメロディーだな、
このハーモニーが好き、
そんなところから始まるものだと思います。
そして心が満たされ豊かになる時が、いつかやってきます。
それを自分が実際に演奏して感じられるのが
楽器演奏の最大の魅力だと思います。