おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

みんな、慣れてきたようで

2017年10月20日 | 重力奏法
ピアノから「音を引き出す」タッチをやり始めて1カ月が経ちました。

2週目の時はクタクタになり、何時間も続けてこのことを行うのは私の方が無理かもしれないと思いました。

3週目はそれぞれの生徒の性格を考慮し加減をしました。
受け入れてくれる生徒と本意ではないけれど時計を気にしながらも一応やる生徒。

4週目になると、やる気はあるけれどうまくできないタイプの生徒がいることがはっきりとわかりました。
・必要以上に指を鍵盤に引っ付けたまま手首を上げようとする生徒
・手首を上げるとすぐに鍵盤から指が離れてしまう生徒
・常に手首が速くにしか上げられない生徒
・手首が斜めに上がる生徒

十人十色です;

今更ですが、なぜピアノは管楽器の人たちのように音を出す練習から始めないのだろうと思いました・・

ピアノにとってブレスは手首ですが、指先を使って出した音を手首に伝えて音を伸ばす。
管楽器の人たちが口を使って出した音を安定した音で伸ばせるようにロングトーンの練習をすると思うのですが、それをピアノでもするべきなのだと今頃思いました・・

何を教えてきたのやらです・・

うまくできるできないは別にして私が音の出し方をやり始めると、みんな「あ~、あれね」という顔をして一応やってくれます。

小学3年生までの生徒の方が嫌がらずにやってくれます。

ゴリン先生の温かみのあるレッスン。
大変参考になります。
"Tales of a Musical Journey". First piano lessons with 4 y.o.

鍵盤の音の場所がなかなか覚えられない生徒に、ゴリン先生の小さなお家(2つの黒鍵)と大きなお家(3つの黒鍵)にそれぞれお部屋があるという話を使わせてもらいましたら結構すぐに覚えられました。

こちらのビデオでは動物を並べてもらっていますが日本語ではそれはできませんので、生徒に自分で好きな名前を決めてもらいました。

「ドミノさんの部屋」「レンゲさんの部屋」・・・「シラスさんの部屋」

しぶいっ

追記:
この動画の中で使われている「ドレミ」のワルツは「はじめの一歩1」にもあります。
素敵な伴奏で、弾くとほとんどの生徒が「いいきょく~♡」と言います。
ゴリン先生のマネをして伴奏を録音し、色々な高さで「ドレミファソラシド・シラソファミレド」を3の指で弾いてもらっています。


「ロシア奏法によるピアノ教本 はじめの一歩 1 」
O.ゲターロワ/I.ヴィーズナヤ著 村手静子訳
音楽之友社
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