アマゾンわんわん日記 2018

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Mate-me Por Favor!

2011年07月12日 | ブラジル雑記
今週のVEJAに「Concurso Publico」(公務員または団体職員試験)の特集が載っていて、初任給21000レアイス(約100万円)なんてふざけた額がもらえる職業に合格した人の話を書こうかななんて思っていたのだけれど、ちょっと衝撃的な見出しに気を撮られて、そちらのほうを書くことにしました。
今週のVEJAは他にも「教育はClasse Social(社会的階層)に見合った教育体制を作るべきだ」なんて話題もあって、なんだか興味をそそられました。
って、最近、落ち着いて雑誌を読んでいるひまもないから、こうしてたまにのんびりできるときに読むと、読み応えたっぷりの記事がたくさんあるのよね。

さてさて、私の目をぐぐぐっと引きつけた見出し記事は「Mete-me,Por favor」(お願いです、私を殺してください)。
35歳の女性弁護士がいました。
彼女は生後間もなく生みの母から育児を拒否され、養母のもとで育ちました。
そのことが、彼女の生育に長くトラウマとして残り、大学のころから明らかにうつ病の症状を示すようになりました。
大学を卒業後、友人と弁護士事務所を立ち上げますが、彼女の鬱の発作から事務所を出ることになります。
その後、結婚をしますが、ここでも彼女はうまく人間関係を作れず、ほぼ8年の結婚生活の間を、一匹の犬だけを友としてすごします。

そして昨年、ついに離婚。
彼女は生みの母に続いて夫からも「自分を拒否された」と思い込みます。
そのころから彼女の鬱はひどくなり、精神科医を変えたり、新しい療法を始めたりしていました。
そのおかげか、一時症状はよい方向に向かい、就職試験のために予備校に通ったり、新しい車を買ったり、またネットで恋人探しのサイトに登録したりと前向きな様子になって行きました。

しかし、そうしたなか、恋人探しのサイトで会うことを約束した男性が、直前になって約束をキャンセル、彼女はまた「自分を拒否された」との感覚に陥ります。
そのままファべーラに向かい、麻薬を購入。
その時麻薬を売った青年に20000レアイス(約100万円)で自分を殺してくれるように依頼します。
殺しの依頼を受けた青年は、初め、お金だけをとって、約束を実行しないで逃げるつもりでした。
ですが、友人と約束の場所に言った青年は、逆に彼女に「もし、私を殺さなかったら、あんたたち二人を殺して、私の死んでやる。あんたたちが逃げても、どこに住んでいるのか知っているんだから、追いかけて行ってやる!」と脅され、怖くなり殺したそうです。
彼女の死んだあと、「報酬」の袋を開いてみると、約束の金額の10分の1ほどの2000レアイスしか入っていなかったとか。

なんともすさまじい話でした。


さてさて、日本の娘、いよいよ北海道に向かうため、東京のホテルに移ったとか。
北海道ツアーの出発が早いので、前日に羽田のホテルで一泊の予定なのです。
午前中目いっぱい買い物した後、お昼の新幹線で東京に向かい、ホテルにチェックインした途端に「ダウン」。
時差ボケでぐっすり出そうです。
明日からの北海道ツアーに備えて、ゆっくり休んでください!
コメント
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