アルクインを発見後,皆さん一様にショックを隠し切れないようですが,中でもわざと平静を保つアセルスタンが痛々しいです。若いノーバート君は,甲斐甲斐しく働いてます。
いや,アセルスタンよりさらに痛々しい人物がいました。アンセルム神父です。この聖域でこんな事が起きるとは,彼は院長としての責任感故に,体調を崩してしまいそうです。そこで皆にワインを回す(笑)クランストン。彼はノーバートが気に入った様子。我に返った院長,ノーバートに,副院長のジョン神父に,修道院を封鎖するよう伝言させます。
ここでクランストン,こっそりアセルスタンに陽動作戦を提案。犠牲者の死因や状況について,わざとウソをついて,ブラザー達の反応を観察。(笑)
ゲストハウスに戻った2人ですが,アセルスタンにはある心配事がありました。そう,もし,彼らがヒルデガードを捜している事がバレたら,今度は,犯人は,アセルスタンを狙ってきます! ‥それはそうと,カリクスタスが最期に捜していた書棚の本を,ノーバートが依頼通り全部持ってきてくれましたが,それを見てクランストンは,がっかり。。(笑) って言うか,そもそも彼は,ランカスター公との約束の時が近付き,ちょっと落ち込み気味なのです。しかし何とか彼を叱咤激励して,頑張らせたい,アセルスタン。
2人は手分けして,ヒルデガードを捜します。この光景は,ハリポタでよく見たような光景?ですが,まだ活版印刷のない時代の事,本と言っても,写本です。思わぬ楽しい落書きも一杯。寒い,とか,つまらん本だ,とか,ガーゴイルの絵とか,中には,(多分昔の(^^;))修道院長を吊るしている絵まであったようです。(笑)クランストンは嫌気が差して,一旦家に帰る事にします。アセルスタンと翌朝ロンドン橋で落ち合う約束をして,そそくさと帰宅。
ところが,その夜,ノーバートが門番からの伝言を持ってきます。メッセンジャーが来て,アセルスタンの教会で何か事件があったと。そしてカーター通りの,青マント亭というパブで待っているとの事。
ところで,カーター通りって実在の通りなのかな,と思ってインターネットで調べ始めたら,私は,アセルスタンシリーズの読書を初めて以来のすごい事を発見しました! まずはこんな物見つけたんですね。でも,この中にある地図を見て,あら? と,ふと,胸騒ぎを覚えて,Wikipediaでよくよく調べてみました。そしたら,なんと,現在ブラックフライヤーズはこんな事になっているんですね! これは何とも。。。
‥で。カーター通りです。ここで我らが主人公に大ピ~~~ンチ! この時アセルスタンが発した"Au secours, aidez moi!" (助けて~!)は,完全におふらんす語ではありませんか。そう言えば,以前,彼らは何語を話しているんだ?という話をしましたねぇ。それを裏付けるような話ですね。
。。。でも,どうにか,間一髪で修道院に戻りました。(ほっ)
翌朝,昨夜のショックがまだ残るアセルスタンですが,ようやく,クランストン卿と橋で落ち合う事ができました。教会に行ってみると,嬉しい事に,全てがきれいになっていました。(怒った甲斐があった?(笑))
クランストン卿は,ふと,ベネディクタのダンナに関する知らせが届いたと言います。結局見つからなかったのだそう。ほっとしてるの?アセルスタン?(おいおい)で,今朝は檀家さんがいないので,2人+ボナでミサ。(やっぱ何かアヤシイこの2人(笑))
そして,アセルスタン,クランストンに仕事に行こうと誘います。何でも,本物の乞食と偽物を見分ける方法を教えてくれて役に立ちそうとか。
追記:現代のブラックフライヤーズについてもう少し真面目に調べてみたら,実はロンドン中心部の事なのだそうです。確かに,実際,ドミニク会修道院があったようです。(前にも書きましたがドミニク派修道僧はブラックフライヤーと呼ばれます)で,その後その呼び方がずっと残っているという感じで。。。でも,駅があって修道院がない,というのは,やっぱりちょっとびっくりですね。(^o^;)
いや,アセルスタンよりさらに痛々しい人物がいました。アンセルム神父です。この聖域でこんな事が起きるとは,彼は院長としての責任感故に,体調を崩してしまいそうです。そこで皆にワインを回す(笑)クランストン。彼はノーバートが気に入った様子。我に返った院長,ノーバートに,副院長のジョン神父に,修道院を封鎖するよう伝言させます。
ここでクランストン,こっそりアセルスタンに陽動作戦を提案。犠牲者の死因や状況について,わざとウソをついて,ブラザー達の反応を観察。(笑)
ゲストハウスに戻った2人ですが,アセルスタンにはある心配事がありました。そう,もし,彼らがヒルデガードを捜している事がバレたら,今度は,犯人は,アセルスタンを狙ってきます! ‥それはそうと,カリクスタスが最期に捜していた書棚の本を,ノーバートが依頼通り全部持ってきてくれましたが,それを見てクランストンは,がっかり。。(笑) って言うか,そもそも彼は,ランカスター公との約束の時が近付き,ちょっと落ち込み気味なのです。しかし何とか彼を叱咤激励して,頑張らせたい,アセルスタン。
2人は手分けして,ヒルデガードを捜します。この光景は,ハリポタでよく見たような光景?ですが,まだ活版印刷のない時代の事,本と言っても,写本です。思わぬ楽しい落書きも一杯。寒い,とか,つまらん本だ,とか,ガーゴイルの絵とか,中には,(多分昔の(^^;))修道院長を吊るしている絵まであったようです。(笑)クランストンは嫌気が差して,一旦家に帰る事にします。アセルスタンと翌朝ロンドン橋で落ち合う約束をして,そそくさと帰宅。
ところが,その夜,ノーバートが門番からの伝言を持ってきます。メッセンジャーが来て,アセルスタンの教会で何か事件があったと。そしてカーター通りの,青マント亭というパブで待っているとの事。
ところで,カーター通りって実在の通りなのかな,と思ってインターネットで調べ始めたら,私は,アセルスタンシリーズの読書を初めて以来のすごい事を発見しました! まずはこんな物見つけたんですね。でも,この中にある地図を見て,あら? と,ふと,胸騒ぎを覚えて,Wikipediaでよくよく調べてみました。そしたら,なんと,現在ブラックフライヤーズはこんな事になっているんですね! これは何とも。。。
‥で。カーター通りです。ここで我らが主人公に大ピ~~~ンチ! この時アセルスタンが発した"Au secours, aidez moi!" (助けて~!)は,完全におふらんす語ではありませんか。そう言えば,以前,彼らは何語を話しているんだ?という話をしましたねぇ。それを裏付けるような話ですね。
。。。でも,どうにか,間一髪で修道院に戻りました。(ほっ)
翌朝,昨夜のショックがまだ残るアセルスタンですが,ようやく,クランストン卿と橋で落ち合う事ができました。教会に行ってみると,嬉しい事に,全てがきれいになっていました。(怒った甲斐があった?(笑))
クランストン卿は,ふと,ベネディクタのダンナに関する知らせが届いたと言います。結局見つからなかったのだそう。ほっとしてるの?アセルスタン?(おいおい)で,今朝は檀家さんがいないので,2人+ボナでミサ。(やっぱ何かアヤシイこの2人(笑))
そして,アセルスタン,クランストンに仕事に行こうと誘います。何でも,本物の乞食と偽物を見分ける方法を教えてくれて役に立ちそうとか。
追記:現代のブラックフライヤーズについてもう少し真面目に調べてみたら,実はロンドン中心部の事なのだそうです。確かに,実際,ドミニク会修道院があったようです。(前にも書きましたがドミニク派修道僧はブラックフライヤーと呼ばれます)で,その後その呼び方がずっと残っているという感じで。。。でも,駅があって修道院がない,というのは,やっぱりちょっとびっくりですね。(^o^;)