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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Murder Most Holy : 雑談2

2008-04-20 16:06:13 | Athelstan・Doherty
まだまだ余韻残る(笑)アセルスタンシリーズ3巻の雑談です。

すごいもの,発見しちゃいました! 何と1300年代のロンドンの地図。こちらでございます。おっと,ブラックフライヤーズ修道院は,ちゃんと実在したんですね。(カーター通りはその目の前という事なんですね)現在のその地名の位置に。よかった~;(^^;) 恐怖のホワイトフライヤーズはそのすぐ近くじゃん(笑)。他にもサボイ宮殿等,このシリーズを読むのに欠かせない建物や地名が一杯載っています。ニューゲート監獄,ウェストミンスター宮殿,ロンドン塔は現在も残っていますが,位置関係がよくわかりますね。それにしても,お寺教会修道院だらけだったんだねぇ~(爆)

サザクに住むアセルスタンと,チープサイドの近くに住むクランストンが,よく通過したり,待ち合わせに利用するロンドン橋,現在はそんな何の変哲もない姿をしています。でも,以前も何度か書きましたが,中世の頃は現在の物とは似ても似つかないお姿だったそうです。こちらは17世紀に描かれた物だそうですが,アセルスタンとクランストンが見ていたロンドン橋は,おそらくこれと殆ど変りのない風景だったのでしょう。手前側がサザクです。橋の入り口の門の屋上に突き立っているたくさんの棒は,例の有名な罪人の首。この下の看守小屋に住む,小さな橋守のロバートが,彼らの髪を解き,ビオラを聴かせていたんですね。(by 1巻)

で,橋の写真の下に付いているリンクを見ていたら,本に登場した地名が出て参りましたよ。お茶目なポール神父が,よくクランストンの悪口(笑)を聞いていたというマーシャルシー監獄(サザクにあるんですね),さらにここからもう1つ彼がよく訪問したフリート監獄も見つかりました。どちらも「notorious 」なんですね。(^^;)

そう言えば,ずっと気になっていた,プロローグで,アセルスタンの教会の前にたたずんでいた人物,読み返してみたら,誰だったのかわかりました。黒魔術の人,なんですねぇ。(笑)


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