The Angel of Death (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett) 価格:¥ 1,261(税込) 発売日:1991-12-05 |
本は薄いと思ったのですが,内容が濃くて,なかなか進みませんねぇ。。まだ44ページ目です。
ここで,話の筋には関係ないけど,encroachという単語を発見。侵入するという意味だそうですが,同義語?(爆) しかし例文が,
Roaches will encroach wherever there is food.
だったり。。。
コーベットは,一旦,セントポール寺院の外に出ます。メジャーな教会なのに,悪魔が出そうな恐ろしい場所のようです。元々はローマ時代の古い寺院の上に建てられたそうですが,本当に神聖な場所なのかと,怪しむほどなのだそう。
その時,物音がしてコーベットはびっくり。どうやら司教が殺された時に出てきた「anchorite」のよう。あの時,てっきり犯人が犯行声明を出したのかと思ったのですが。。コーベットは,おそるおそるナイフを取り出しますが,手を掴まれパニック。「お前は神から来た者か悪魔から来た者か。」と見えない相手に聞かれ,慌てて「神!神!」なへたれコーベット(笑) 離さないと刺すぞと脅したつもりが「さっき落とした音を聞いた」しかし,彼はコーベットを傷つける気はない事がわかりました。
声の主はトマスと名乗ります。
anchoriteという言葉,どうも辞書を見ただけでは,全然意味がわかりません。Wikipediaで。宗教的な理由により,世を捨て,禁欲の信仰生活を送っている人達の事のようです。女性もいるそうです。こういう人(人達?)が,セントポール寺院に住み着いているんですね。世捨て修行者,とでも言ったら良いのでしょうかね?
コーベットは,トマスの姿を見ようとしますが,隙間の光で遮られ,見る事ができません。
コーベットは,司教が「亡くなった」と言いますが,トマスははっきりと「殺された」。彼は,売春婦を見たかとコーベットに言います。そうか,前の章の女性は,モンフォールの「Mistress」でしたか(笑)
ふとコーベットはトマスを信頼する気になり,王がモンフォールの死のバックグラウンドにある物を調べよと命じた事を打ち明けます。トマスは笑い飛ばしますが,この教会の中に犯人がいると示唆する発言。
「世捨て人」と別れた後,コーベットは状況のまとめ。司教は倒れる寸前まで健康そうだったので,毒を盛られたのは,その直前しかない,という結論に達します。