ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

FOTR CD: 2-2: The Counsil of Elrond (2)

2006-04-18 23:49:23 | Tolkien・LOTR
最初はいきなりボロミアの話ばかりが記憶に残ってしまいました(笑)が,この会議の中では,最後の同盟の話,イシルドゥアにその後起きた事,彼の末息子が後を継いだ事,等も語られます。そしてゴラムという生物がビルボに指輪を渡した(取られた(笑))いきさつ,ゴラムのその後,等が語られます。

ここでちょっと気付いたのですが,会議の中で,ゴラムは登場人物としては出てきますが,彼の生い立ちや,指輪がこの小さな生物に具体的にどういう影響を与えたか,については,最初の方の章でガンダルフがフロドに直接詳しく話してしまっています。と,すると,そのような詳しい話は,フロド以外の旅の仲間にはあまり伝えられてなかったのかもしれませんね。

ただ,ホビット達はビルボやフロドからある程度の事は聞いていたでしょうし,アラゴルンはゴラムを連行したのだから,ある程度はわかっていたでしょうし,レゴラスもゴラムを見ているので「察して」いたかもしれません。と,すると,指輪がゴラムに与えた影響の大きさをいまいちよくわからない立場なのは,ギムリとボロミア。しかしギムリは血統的に(笑)指輪には動じません。やっぱりボロミアには,最初からやや不利? もっともゴラムの事を詳しく見たり聞いたりしたからって,彼が簡単に考えを変えるとも思えないし,弟のファラミアは(原作では)ゴラムをよく見る前に指輪の誘惑からちゃんと逃れているから,言い訳にはならないですよね(汗)

ところで,指輪を持っていたイシルドゥアの子孫と聞き,「ではあなたの物でしょう?」とアラゴルンに言うフロド。思わず,うん,それは筋が通っているよ,とつぶやいてしまいました。

某じいさんが最近になってこんな発言を(笑)したからって言うわけではありませんが,ガンダルフがサルマンに捕まって脱出した顛末や,イシルドゥアと指輪の話以外にも,いろいろ歴史的に面白い事が語られていて,それらの話も映像化して欲しかったなあと思います。ドワーフやビヨルン一党や谷間の国の話は,ホビットの冒険が映画化されたら多少映像化されるのかもしれませんが,じいさん,あんな事言ったら,もうガンダルフに採用されなくなっちゃうよ,‥と余計な心配をするのでした。(汗)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿