Slaughterhouse-Five 価格:¥ 636(税込) 発売日:1991-11-03 |
ビリーは、いつかTralfamadore星人に言われたように、人生はその瞬間毎に切り取られたシーンで、それぞれの瞬間に感動する物だ、という見方を修得したようです。(^^;)そして彼は永遠にどこかで生きてます。
この章に、ビリーと仲間達がドレスデンの瓦礫で馬と馬車を見つけたいきさつがありました。
…という事で、この辺で感想にします。(^^;)
Tralfamadoreの考えは、時間は順番に過ぎるのでなく、生き物は死んだように見えても、どこかで永遠に生きているという事ですね。愛しい人が永遠に生きているのはちょっと嬉しいですね。でも、自分の人生を永遠にぐるぐる続けるのはち~と退屈ね。(^^;)
Ramfoord教授の考え方「ドレスデン爆撃は必要だからやったのだ」は、もう何と言うか、アメリカのフツーの意見ですよね。Vonnegutさんはアメリカ人としては珍しく、それはちょっと違うでしょ~、と、何とかわかってもらおうと努力してますね。アメリカ人がこの本を読むとまた全然違う感想を持つのだと思いますが、日本人から見ると、Vonnegutさんにはちょっと感謝ですね。
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