久しぶりのパイロット用ヘルメットの紹介
今回は1980年代から90年代にかけて使われた
米空軍ヘリコプター用ヘルメット HGU-39/P
試しに HGU-39/P を検索しても
私が持っているスタイルのヘルメットはなかなか出てこないです
ヘルメット専門の洋書「JET AGE FLIGHT HELMETS」でも
HGU-39/P の欄を見ればこんな写真が載っている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/b2/9276b598f260d2b25c4660ed55aae2a4.jpg)
実際、コレクター時代にもこの画像にあるヘルメットは売られていましたが
ただの白い帽体にバイザーもない姿では
なんとなく天才バカボンに登場する、「レレレのおじさん」みたいな感じで・・・(笑
パッと見、カッコ悪いのでコレクションする気が起きなかった
その昔、 マニア向け?雑誌のコンバットマガジンの別冊として
季刊されていた 「PXマガジン」 に、このヘルメットの写真が載っていた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/18/97b545e406f25a231691f6f144d37686.jpg)
1988年 8月号 で、記事の内容は
米空軍のコンバット・サーチ・アンド・レスキュー・チームの紹介
(Combat Search And Rescue・戦闘捜索救難)
任務中に敵地で脱出降下した味方パイロットを、敵地進入し捜索救難を実施する部隊
上の画像では小さくて見難いのでヘルメット辺りをアップで見る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/56/409c6993a6c4d983fd8fcc01994b2551.jpg)
ゴムチューブは暗視ゴーグルを取り付ける為のモノ
米空軍の訓練中の画像だが
記事の中でも、クルーの被るヘルメットを HGU-39/P と説明している
どうせコレクションするならこの容姿のヘルメットがいいな
ということで入手したものがコレ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/2b/32f356399d4ada58171800d28ae17a92.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/5d/21b70adaef8fdae21bc6a016a55ecddd.jpg)
このヘルメットの特徴は、サイドの膨らみの外側に
対ケミカルの防毒マスクを装着するための、リテンションが取り付けられていること
このリテンションは酸素マスクを装着する為のものと同一品
マイクはリテンションの上にアタッチメントを介して取り付けられるはずだが
このヘルメットではアタッチメントが欠損しているのでナシ
ブームマイク自体は複数所持しているのだがね (笑
リテンションがなければ、以前紹介した
米海軍や海兵隊のヘリパイロットが1960年代後半から使っていた SPH-3 と全く同じである
ただ塗装が違うだけでも、ヘルメットのイメージは変わるものだ
ヘルメットの内側に貼られたラベルにはしっかり HGU-39/P と記載されている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/6c/6e1f30b00eb3776e27409e80511a1de1.jpg)
ただこのHGU-39/Pというのは、シェル(帽体)のみの型番ということもある
サイズはレギュラーだが、ヘルメット内はベルトのみで
ほとんどフリーサイズでいけてしまいそうだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/08/971acf20bbde5ed189d43e3e911aedf9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d9/6fcdc4815d15a51139b87dc6fa3335f6.jpg)
左側がダークバイザーを、右がクリアーバイザーを降ろしたもの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/82/c62f028c6fb296e324d5263163c9b0aa.jpg)
左が HGU-39/P 右が SPH-3
オマケでHGU-39のリテンション上にマイクブームを取り付けてみました
実際にはリテンション上に板状のアタッチメントを取り付け
その先端にブームマイクが付くはずだ
※ 米空軍のコンバット・レスキュー、ヘリパイロットのヘルメットには
HGU-26/Pダブルバイザーのものも混在したようだ
今回は1980年代から90年代にかけて使われた
米空軍ヘリコプター用ヘルメット HGU-39/P
試しに HGU-39/P を検索しても
私が持っているスタイルのヘルメットはなかなか出てこないです
ヘルメット専門の洋書「JET AGE FLIGHT HELMETS」でも
HGU-39/P の欄を見ればこんな写真が載っている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/b2/9276b598f260d2b25c4660ed55aae2a4.jpg)
実際、コレクター時代にもこの画像にあるヘルメットは売られていましたが
ただの白い帽体にバイザーもない姿では
なんとなく天才バカボンに登場する、「レレレのおじさん」みたいな感じで・・・(笑
パッと見、カッコ悪いのでコレクションする気が起きなかった
その昔、 マニア向け?雑誌のコンバットマガジンの別冊として
季刊されていた 「PXマガジン」 に、このヘルメットの写真が載っていた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/18/97b545e406f25a231691f6f144d37686.jpg)
1988年 8月号 で、記事の内容は
米空軍のコンバット・サーチ・アンド・レスキュー・チームの紹介
(Combat Search And Rescue・戦闘捜索救難)
任務中に敵地で脱出降下した味方パイロットを、敵地進入し捜索救難を実施する部隊
上の画像では小さくて見難いのでヘルメット辺りをアップで見る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/56/409c6993a6c4d983fd8fcc01994b2551.jpg)
ゴムチューブは暗視ゴーグルを取り付ける為のモノ
米空軍の訓練中の画像だが
記事の中でも、クルーの被るヘルメットを HGU-39/P と説明している
どうせコレクションするならこの容姿のヘルメットがいいな
ということで入手したものがコレ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/2b/32f356399d4ada58171800d28ae17a92.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/5d/21b70adaef8fdae21bc6a016a55ecddd.jpg)
このヘルメットの特徴は、サイドの膨らみの外側に
対ケミカルの防毒マスクを装着するための、リテンションが取り付けられていること
このリテンションは酸素マスクを装着する為のものと同一品
マイクはリテンションの上にアタッチメントを介して取り付けられるはずだが
このヘルメットではアタッチメントが欠損しているのでナシ
ブームマイク自体は複数所持しているのだがね (笑
リテンションがなければ、以前紹介した
米海軍や海兵隊のヘリパイロットが1960年代後半から使っていた SPH-3 と全く同じである
ただ塗装が違うだけでも、ヘルメットのイメージは変わるものだ
ヘルメットの内側に貼られたラベルにはしっかり HGU-39/P と記載されている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/6c/6e1f30b00eb3776e27409e80511a1de1.jpg)
ただこのHGU-39/Pというのは、シェル(帽体)のみの型番ということもある
サイズはレギュラーだが、ヘルメット内はベルトのみで
ほとんどフリーサイズでいけてしまいそうだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/08/971acf20bbde5ed189d43e3e911aedf9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d9/6fcdc4815d15a51139b87dc6fa3335f6.jpg)
左側がダークバイザーを、右がクリアーバイザーを降ろしたもの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/82/c62f028c6fb296e324d5263163c9b0aa.jpg)
左が HGU-39/P 右が SPH-3
オマケでHGU-39のリテンション上にマイクブームを取り付けてみました
実際にはリテンション上に板状のアタッチメントを取り付け
その先端にブームマイクが付くはずだ
※ 米空軍のコンバット・レスキュー、ヘリパイロットのヘルメットには
HGU-26/Pダブルバイザーのものも混在したようだ
私が以前利用していたUSのショップでも
SPH-3の完全品は数が激減してました。
現行のヘルよりもパイロットヘルメットらしい姿は魅力
是非お早めに入手して下さい。
重量の件、お手数をおかけして申し訳ございませんでした。
お礼申し上げます。
SPH5パーツがバラバラだと結構安く買えるのでSPH4とニコイチできないだろうかとかも考えてはいるのですが、SPH3の後頭部に伸びる武骨なバイザートラックも捨てがたく毎日夢想している次第です。
HGU56なんかはGntexHPに現行品としてPDFが置かれているのですが、SPHとか旧製品に関してはほとんど情報がなく、これから所持したいと思う者にとって所有者の情報発信というのは本当にありがたいです。
これからもいろいろ参考にさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。
返信遅くなり申しあけありません。
ビンテージの部類に入るようになってしまった SPH-3 を購入とのこと。
スタイルが無骨で魅力あるヘルメットですよね。
さて重量ですが、詳細な計りがなくて困りましたが
SPH-3 で約1600gでした。
送料の関係で必要かもしれませんが
被るとけっこう重いです。
私のヘルメットコレクションの紹介も残すところあと僅かになりました。
よろしかったらこれからも時々覗いていただけると幸いです。
SPH-3を購入しようと思いWebを巡っていたらこのページに行きつきました。
フィッティングのサイズ感等の貴重な情報を発信していただきありがとうございます。
今SPH-3(またはHGU-39/P)の重量に関する記述を探しているのですが全く見つからず困っております。
もしよろしければ重量を教えていただけないでしょうか?
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。