大磯町在住で一昨年ノーベル賞を受賞した東工大・大隅教授の
講演を家族5人で聴いてきました。主に長男の希望です。
予備知識はほとんどなかったのですが、マラソンとも少し関係
して興味深かったです。
一日に体で合成されるタンパク質230g
その内170gは既に体にあるタンパク質が分解して再合成されるんですね。
新たに合成されるたんぱく質70gはその日に食べたものが重要と
理解しました。
そう知っていることと解ることはことは別という話も。
私は「分かる」と「理解する」は違うという風に学びました。
今日の内容は大隅教授の小学生時代から研究者に至るまで、
そしてノーベル賞に繋がったオートファジーの話も。
オートファジーの話は少々難しかったです。
でも私の場合、タンパク質の話の様に
人それぞれ引っかかるところがあったのでは。
飢餓状態になると何の役にも立たないと思われた液胞が
オートファジーを利用して体の中の細胞質を栄養として活用してくれる。
今日配られたパンフは東工大発行のものらしいので、
東工大でも配っているのかな。
今日一番共感したのは、質問コーナーで小学生が訪ねた
「30年間で研究を止めようと思ったことはないのか?」と言う問いに
「失敗しても諦めない、失敗から色々と学び
次の発見につながる」みないなところでした。
例え失敗しても再合成して成功、発見につながる。
何だかオートファジーと似た話だなぁ~と思いました。