詩人PIKKIのひとこと日記&詩

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詩と辛らつ日記を・・

「週刊金曜日」ニュース:ネット上の誹謗中傷も「表現の自由」なのか

2020年07月09日 | 政治
 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>  2020.7.10

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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内

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【1】注目の記事
■ネット上の誹謗中傷も「表現の自由」なのか
匿名で発信できるツイッターなどでは、気に入らない相手に「死ね」「日本から出ていけ」「自殺しろ」などの罵詈雑言を書き拡散する行為が多発している。建設的な批判でもなく相手を貶めるだけの罵詈雑言や誹謗中傷をネット上で拡散することも「表現の自由」「言論の自由」と言えるのか。現状では被害者が圧倒的に不利な制度だが、発言者に責任をとらせようという機運が高まっている。

●「死ね」は「表現の自由」を逸脱している
言論空間を萎縮させ民主主義を破壊する誹謗中傷
望月衣塑子
●「くそリプ」に殺されないために
石川優実
●「反撃」に立ち塞がる高いハードル
被害を早く救済する制度の構築を 佐々木亮

「余命三年時事日記」というブログに煽動された人たちから大量の懲戒請求を受けた弁護士が、相手に責任をとらせようと立ち上がった。だが現在の法制度で被害を回復するには時間と手間がかかり、費用の負担もある。被害者救済へのハードルは高い。

●誹謗中傷の規制を名目にした政治批判封じに警戒を
臺宏士
ネット上で政策批判が多数拡散され「ツイッターデモ」という新しい言葉も生まれた。権力側がこれを警戒し、誹謗中傷表現の規制を名目に、政権批判を封じ込める手段に転用される恐れもある。規制に動き出した与党の思惑はどこにあるのか。

●モノ言う市民に冷たい日本
市民運動への反感と女性嫌悪がヘイトスピーチの土壌 林香里
権力や社会の不正義に異議申し立てをする女性は、ネット上で誹謗中傷にさらされることが多い。単に規制基準を設けるだけでは、この現象をなくすことはできない。社会の根底にある、女性蔑視と市民運動への否定的イメージを認識するところから始めなければならない。

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【2】 編集長後記
  まずい。会社に向かう途中、乗っている自転車が突然の強風に煽られた。雨もポツポツ降り出してきた。鈍く光る雨雲を見上げる。
 九州を襲った豪雨は多数の方々の命を奪い、多大な被害を出した。自然災害の破壊力をニュース映像などで見せつけられた。亡くなられた方々にはお悔やみ申し上げ、被災された方々にはお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧を願ってやみません。
 元通りの生活を取り戻すのがどれだけたいへんか、去年、関東を襲った台風で被災した千葉にお住まいの読者の方から、定期的にメールをもらい、教えていただいている。自治体の支援を受けるにしても申請の手続きだけで時間がかかる。一人暮らしのお年寄りの方はきっと歯がゆい思いをされているに違いない。
 しかも、いまはコロナ禍の異常事態。そうでなくとも消耗する避難所生活はたいへんだろう。もともと劣悪な日本の基準をこの機会に見直して予算をつけてほしい。都知事選挙が終わった東京も、他人ごとではない。(小林和子)
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【3】2020年7月17日(1289)号予告
【特集】新型コロナ時代を生きる
東ちづる/岡野八代/奥田知志/白井 聡

●《25人が選ぶ100冊》
麻木久仁子/内田春菊/おしどりマコ/落合恵子/香山リカ/神田香織/
久住昌之/倉田明子/栗原 康/小島慶子/斎藤 環/高橋キンタロー/
竹信三恵子/友部正人/二宮清純/花田菜々子/平川克美/笛美/堀 潤/
前川喜平/水野誠一/山極壽一/山本昭宏/吉原 毅/ラサール石井

【ぶんか】●台北市で「表現の不自由展」
コロナ禍でも若者中心に大盛況! 岡本有佳

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|宇都宮健児
●凱風快晴ときどき曇り|内田樹
●金曜アンテナ
●政治時評|西川伸一
●経済私考|佐々木実
●言葉の広場/論考
●さらん日記
●ヒラ社長が行く|植村隆

グリーンルーム

2020年07月09日 | 映画
扉を開ければ、死が待っている。理不尽に閉じ込められた楽屋(グリーンルーム)からの決死の脱出劇を描く傑作バイオレンス・スリラー!!

キャスト
出演:アントン・イェルチン,イモージェン・プーツ,パトリック・スチュワート,メイコン・ブレア,アリア・ショウカット
スタッフ
監督:ジェレミー・ソルニエ

扉を開ければ、死が待っている。理不尽に閉じ込められた楽屋(グリーンルーム)からの決死の脱出劇を描く傑作バイオレンス・スリラー!!
扉を開ければ、死が待っている。理不尽に閉じ込められた楽屋(グリーンルーム)からの決死の脱出劇を描く傑作バイオレンス・スリラー!!

いろんな考えを出す そこが足らない だから住民投票が必要  宮良 央(なか)さんに聞く

2020年07月09日 | 政治
http://www.labornetjp.org/news/2020/1594277470146yumo
いろんな考えを出す そこが足らない だから住民投票が必要
宮良 央(なか)さんに聞く

動画(7分30秒)

  「石垣島住民投票義務付け訴訟」が結審し、8月27日に那覇地裁で判決が出される。
この運動は、住民投票条例制定運動から始まった。その署名運動から関わっていた宮良央さんに話を聞いた。
↓宮良 央さん
 
インタビューは、沖縄県石垣市白保にある宮良さんの牛舎だ。 これまでの運動を振り返ってどうかと聞いてみる。実は、央さん。拙作映画「沖縄と本土 一緒に闘う」(60分)で、「(裁判について)大変でなさそうにするのが大変」と話していた。しかし、今日の話では「楽しかったです。学園祭みたいで」と語った。
央さんの話で中心となったのは、この運動の意味についてだ。それを、央さんは「違う意見の人の話が聞けたこと」とまとめた。裁判の山場を前に、これまでの運動をまとめる話だったと思う。(湯本雅典 取材:6月21日)

*石垣島住民投票義務付け訴訟
石垣島では、昨年3月から陸上自衛隊ミサイル基地建設工事が始まっている。工事着工に先立ち、「石垣市平得大俣への自衛隊基地建設の是非を問う住民投票条例」制定を求める署名運動が始まり、地方自治法の規定数50分の1を大きく上回る有権者の3分の1以上を集めた。しかし石垣市議会は、条例案を否決した(採決は、10対10同数。議長採決で否決)。ただ、石垣市には10年前に制定した「石垣市自治基本条例」があり、そこには有権者の4分の1以上の署名が集まれば、市長は所定の手続きを経て住民投票を行う義務を負うと記されている。条例制定運動をすすめた市民は、市長には住民投票を行う義務があることを裁判で決着つけるべく訴訟に踏み切った。この裁判は、6月9日に結審し、8月27日に判決がおりる。

アリの一言 : 「災害派遣」ですすむ自衛隊への感覚マヒ

2020年07月09日 | 政治
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「災害派遣」ですすむ自衛隊への感覚マヒ
2020年07月09日 | 自衛隊・軍隊

    
 今回の大雨水害のテレビ報道で、自衛隊の映像、その活動に対するコメントがこれまで以上に多くなっていると感じるのは私だけでしょうか。
 客観的データはありませんが、もしそうだとしたら、理由は2つ。1つは、自衛隊の活動(「災害派遣」)そのものがこれまでより広範になっていること。もう1つは、メディアの報道がより自衛隊に接近していることです。

 安倍晋三首相は4日の関係閣僚会議で、今回の災害に対し「自衛隊1万人態勢で臨む」と早々に打ち出しました。さらに7日には、「自衛隊をさらに1万人増強し、2万人態勢に拡大する」と表明しました(写真右)。安倍首相が自衛隊の「災害派遣」を拡大しようとしていることは確かです。

 テレビ報道は、自衛隊が画像に出る機会が多いだけでなく、キャスターが「自衛隊の手によって救出される人々」(7日、NHK)と解説したり、現場で取材にあたっている記者が被災者に「自衛隊が(救助に)来た時はどうでしたか」(7日、TBS系列)と自衛隊への感謝の言葉を引き出そうとしていました。

 一方自衛隊は、救出・救援活動を自らビデオで撮影しています(写真左)。広報のためです。消防や警察では考えられないことです。そして防衛省はHPのトップページで「災害派遣」を写真とともにアピールしています。

 災害が起こるたびに時の政権(自民党)は自衛隊を出動さ、大きく報道させます。その「災害と自衛隊」の関係が、固定化するばかりか、いっそう拡大し、それに対する疑問や批判の声がだんだん縮小・消滅していっているのではないしょうか。
 これはきわめて危険な、自衛隊に対する感覚マヒであり、自民党政権(国家権力)の思惑通りと言わねばなりません。

 これまで何度も書いてきたことですが、感覚マヒに抗うために、繰り返し強調しなければなりません。

 自衛隊の「主たる任務」は、「我が国を防衛すること」(自衛隊法第3条)すなわち、武力行使・戦争です。自衛隊は憲法(前文、9条)違反の軍隊です。「災害派遣」は自衛隊法第83条に規定されている付随的な活動にすぎません。

 にもかかわらず、災害のたびに自衛隊が人命救助・救援活動の主役であるかのように報道されます。これは軍隊としての自衛隊の本質、その違憲性を隠ぺいするものにほかなりません。
 結果、日米軍事同盟(安保条約)による対米従属の軍隊の危険性、年間5兆円を上回る軍事費(多くは米国製兵器購入)の不正支出は覆い隠されます。そして、災害時の活動にあこがれて(惑わされて)自衛官の募集に応じる絶好の求人(求兵)活動になります。これが「災害」に乗じた政府(国家権力)の自衛隊認知・拡張戦略です。

 被災者が救助する自衛隊に感謝するのは当然です。しかし、それは、本来災害救助・救援の専門組織が行うべきことを、自衛隊が代わりにやっているからにほかなりません。というより、本来あるべき組織をあえてつくらず、自衛隊に代行させて上記の目的を遂行しようとする、それが自民党政権の策略です。

 憲法違反の自衛隊(日本軍)は直ちに解散しなければなりません。災害に対しては、防災・救助・救援・復旧に特化した組織(省庁)を創設すべきです。そして5兆円をこえる軍事費は医療・福祉・災害対策へ回すべきです。
 災害という非常事態に乗じて自衛隊(日本軍)への感覚をマヒさせる国家権力の策略に陥ってはなりません。

世に倦む日日 東京から人を外へ出さないように、地方から人を東京へ集まらせないようにしないと。厳しい対策が急務

2020年07月09日 | 政治
第2波だ。東京から人を外へ出さないように、地方から人を東京へ集まらせないようにしないといけない。厳しい対策が急務。そうしないと、1週間か2週間で病床不足になる。ゲリラ的に各地で院内感染が起こる。また、4日間家で我慢しろという羽目になる。東京は自粛だ。https://news.yahoo.co.jp/articles/edce63251cd06a54a7da32cab53e6f53bd052578 …

「地下放水路を掘って治水する – 筑後川放水路を玄界灘へ、球磨川放水路を芦北へ」をアップしました。https://critic20.exblog.jp/31452747/

救助活動しない自衛隊、報道しないマスコミ - 石破茂に防災省を作らせるしかない

2020年07月09日 | 政治
https://critic20.exblog.jp/31445377/#31445377_1
救助活動しない自衛隊、報道しないマスコミ - 石破茂に防災省を作らせるしかない_c0315619_15265644.png
球磨川が氾濫した。いつの間にか熊本県南部豪雨と名付けられた今回の大雨洪水災害は、全容も掴めぬまま被害を拡大させている。昨5日夜の西日本新聞の報道を見ると、死者22人、心肺停止17人、不明11人、1000世帯が孤立とある。被災2日目の時点で犠牲者推計が50人の規模になった。西日本豪雨の際の真備町の死者が51人で、昨年の台風19号の福島県の死者が30人、長野県の死者が5人、5年前の鬼怒川決壊での常総市の死者が14人だから、今回の被害の大きさが死者数の比較で想像できる。犠牲者はさらに増えるだろう。とにかくマスコミ報道が少なく、当局の捜索の動きが弱く、十分な捜索が行われていない印象を受ける。人吉市より奥に位置する山間地域、すなわち、川辺川上流の山江村・相良村・五木村、球磨川上流のあさぎり町・多良木町・湯前町に救助の手は入っているのだろうか。


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大雨洪水や台風や地震で被害が出ると、いつも同じことを書く。行政対応の怠慢を批判し、不作為を糾弾する。10年以上、条件反社的にやってきた。御嶽山の噴火や広島の土砂災害のときも告発した。が、問題提起として特に奏功することなく、社会に変化を起こすことなく、老人の愚痴の呟きのようになっている。ネットの多数の意識は地方の災害にどんどん無関心になり、地方の人々の苦境に冷淡になっている。

今回も、マスコミは東京のコロナ感染の拡大にフォーカスし、テレビ報道の映像と原稿の分量をそちらに割いた。左翼のコンサーン(懸案)は、もっぱら宇都宮健児の得票数だったようで、4日土曜のツイッターのトレンドには「Iamwith宇都宮けんじ」のタグが踊り、最後の選挙運動に熱が入っていた。九州の大勢の人々が濁流の恐怖の中で救助を待ち、助けを求めてツイッターに書き込みを入れる中、左翼は宇都宮健児の選挙活動にツイッターの情報資源を使い、一票でも多く山本太郎に差をつけるべく夢中になっていた。


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土曜も日曜も、反安倍左翼が政府の救助活動の不具合にクレームを入れる図はなく、都知事選かコロナの話題ばかりだった。災害発生から24時間以上が過ぎた5日朝、球磨村の保育園の庭に「120メイヒナン」の文字が書かれていて、ヘリの救助を待っているというNHKの報道があった。八代市坂本町のグラウンドにも「SOS」の文字があり、NHKのヘリが撮っている。

9年前の東日本大震災以来ではないだろうか。2年前の西日本豪雨でも、昨年の台風19号でも記憶がない。いかに初動が遅く、救助の活動が行き届いていなかったかの証明であり、自衛隊・消防・警察は何をやっていたのかと嘆息する。4日の朝から、NHKは救助を求める被災者に対して、ツイッターで発信するように呼びかけていた。多くの被災者がその行動に出ていたにもかかわらず、当局の救助隊が現場で救出活動を行っていない。救助部隊が少なかったからだ。西日本豪雨の教訓が生きておらず、逆にますます災害救助の行政出動が縮小し後退している。切り捨てられている。


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4日の昼前、NHKの正午のニュースの放送に合わせて、官邸で対策会議を開いてカメラ撮りをした安倍晋三は、「自衛隊について1万人態勢で」救助に臨むと発言している。やってる感演出のいつものプロモーションだったが、蓋を開けて現実はどうだったかというと、24時間後の河野太郎のツイートが真実を示していて、「自衛隊、今日は2140人態勢で、人命救助にあたっています」と書き込んでいる。重要な証拠だ。

何と、安倍晋三がコミットした「1万人」の5分の1の人員しか出動していなかった。なるほど、だからテレビの現場映像に迷彩服の影が薄いのかと納得させられたが、河野太郎の言った「2140人」も誇大な数字のように思われる。実際はどうだったのか、検証が必要で、安倍晋三の「1万人」と河野太郎の「2140人」の積算根拠を聴き出す必要がある。野党は政府に質問書を出すべきだ。われわれ国民も野党も、安倍晋三のウソに慣れっこの不感症になってしまっていて、やってる感演出のウソ宣伝を「またか」と素通りさせてしまっている。


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素通りさせてはいけない理由は、これが国民の命の問題だからであり、救助の手数が少なければ、救助の時間が遅れれば、それだけ犠牲者が増えるからだ。災害2日目の夜に犠牲者推計が50人を超える進行となったことは、テレビ報道でこの災害を見ていた者の感覚としては多すぎる数であり、意外な数だろう。災害時の人命救助は「発災後72時間」がクリティカル・ポイントだと言われている。そう言われてきた。今回の大雨による土砂崩れでは、刻限は7日の午前だろう。だが、その時間的な緊迫感が今回はまるでない。信じられないほど希薄で、救助部隊が疎らにルーズにだらだら活動している。

15年程前の自衛隊は、災害救助では緊張感が漲っていて、若い子たちが真っ先に危険な現場に飛び込み、徹夜でシャベルで土を掘り返す姿があった。泥だらけの現場に煌々とライトが照らされ、迷彩服の陸自隊員が黙々と果敢に作業に集中していた。テレビ局のカメラマンも心を一つにして撮っていた。そして、見事に土の中から生存者を救出し、国民から喝采を浴びていた。感動的だった。


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報道を見るかぎり、千寿園で心肺停止となった14人は、どうやら一晩現場で寝かされていた疑いがあり、4日中に病院搬送されてなかった形跡が窺われる。時間が経っても14人心肺停止が死亡に変わらず、ネットでも疑念の声が上がっていた。こんなことが日本であるのだろうか。その千寿園で4日午後に一人だけヘリに吊り上げられる救助場面がテレビで流されたが、その説明では、何と海保のヘリと救助隊員が動いていた。他にも、海保の隊員が泥水の中から女性を救助する映像があった。

陸自が動かず海保が動いている。あれほど九州に多く駐屯・展開している陸自の普通科連隊は、この事態に何をしているのだろうと怪訝に思ったが、もっと衝撃的なニュースが5日に発信されて腰を抜かして驚いた。何と、千寿園の被災者を救助する地上活動に当たっては、陸自から民間業者に要請が来て、人吉のラフティング会社がボートを提供し任務しているのだ。自衛隊が災害救助を民間企業に下請けに出しているのである。


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事実上の徴用だ。しかも、マスコミは、それを当たり前のように報道し、よくやったと経営者を記事に出して顕彰している。周知のとおり、自衛隊は自己完結の組織であり、任務に必要な糧秣や装備は何から何まで自前で調達し、他人の手を一切借りないのが前提で基本である。大事な災害救助の任務で、自分は能力がないからお願いしますと民間企業に外注委託するなどあり得ない。こんな事実は初めてだ。人吉市内から水が引き始めた4日午後も、5日午前も、実況中継に陸自のゴムボートの絵がなく不思議だったが、まさか千寿園の救出まで民間業者に依頼していたとは想像もできなかった。

人吉のすぐ南隣には陸自のえびの駐屯地が設営され、第24普通科連隊600名が配置されている。地元出身の子も多いだろう。九州道の加久藤トンネルを抜ければすぐの距離で、時間にして30分である。熊本には西部方面隊の総監部があり、第8師団が北熊本駐屯地にある。人吉まで九州道を下って2時間。防衛省・自衛隊のHPも西部方面隊のHPも、現時点で何も報告を上げていない。


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災害発生から2日経ち、思うところの結論を端折って言えば、石破茂を総理大臣にして防災省を作るべしということである。これまで私はこの意見に消極的で、屋上屋を重ねる組織改編と機構新設には抵抗があった。無駄な予算が増えそうで、天下りと利権の温床になりそうで、省庁をいじるのには反対の立場だった。だが、ここまで来たら、もう石破茂にやらせるしかない。

陸自の半分以上の人員は防災省に移し、自衛隊をリストラして専守防衛の部隊にする。防衛省の装備予算を激減させ、憲法9条の国家へ方向転換する。国軍化していた自衛隊の姿を変える。安全保障の長期的観点からも、米国は今後アジア太平洋地域から漸次撤退せざるを得ず、その中で、日本は9条に忠実に中国と平和外交で関係して行くしかない。日米安保条約に代わって日中平和友好条約が国家外交の基軸となる。あるいは二つが並立する。21世紀の世界のパワーバランスの変容と傾向は、必然的にその方向の必至性を確信づける。日本は9条しか生きる道がない。


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人吉には二度訪れたことがある。一度目は西鹿児島駅からバスに乗って、国道の古い加久藤トンネルを抜け、ループ橋を二旋して盆地に降りた。二度目は八代から九州道の勾配を這い上がり、真新しい肥後トンネルを抜けて人吉ICから市内に入った。司馬遼太郎の小説や紀行を熟読したせいで、人吉にはどうしても心惹かれて足が向いてしまう。一度目の旅のとき、ホテルの前の船着き場から川下りの舟に乗って一勝地まで行った。前の晩に給仕してくれた女中さんが、ホテルの前を小舟が通り過ぎるときに大きな旗を振って見送ってくれた。

そのような経験は過去に一度もなく、以後も一度もない。司馬遼太郎に誘われるまま、人吉に来てよかったと思った。西郷が川下りで八代まで行ったという話は、地元では確認できず、どうやら史実ではなく『翔ぶが如く』の創作らしい。南九州の山々はとても深く険しく、四国山脈と同じで稜線が尖っている。紀伊山地も同じ。中央構造線の南側の、海から隆起した新しい地層の特徴がある。そのため球磨川は熊野川と景観が似ていて、土佐の河川とも雰囲気が共通している。

その深く険しい南九州の山塊の中にポッカリと、奇跡的に人吉盆地の窪みができている。司馬遼太郎は「日本で最も豊かな隠れ里」と呼んだ。小さな長江と小さな四川盆地。100万年前は古人吉湖という湖ができていて、水が干上がって盆地になったと説明されている。ブラタモリ的な、九州の火山帯の激しい造山活動と地底のプレートの圧縮運動が交錯した太古のドラマが連想される。四国にも紀伊半島にもこれほど広闊な盆地はない。肥後細川と薩摩島津と、二つの大藩の緩衝地帯だった人吉相良。今は静かに特産の焼酎を造り、斉藤慶子の後輩の若い市長が町おこしに汗をかいている。行方不明者の早い捜索救助と、この地域の早い復旧復興を祈りたい。

梨の木ピースアカデミー「福島とオリンピック:現地から発言する」

2020年07月09日 | 政治
皆様
福島の住民たちはオリンピックをどうみているでしょうか。現地から発言します。黒田節子さんの福島講座第2回目です。韓国の若者たちが多く参加し、福島から日本と東アジアを考える貴重な時間になっています。今こそ福島と連帯しましょう。参加・広報大歓迎です。李。

ーーー ◆ 第1回 2020年6月25日(木) & 第2回 2020年7月9日(木)
「「(Part1) 福島から私たちの生き方を考える」
「復興オリンピック」ともいわれていた東京オリンピックが1年延期になっている現在、福島の現実はどうなっているでしょうか。県内で見られる厳しい現実からコロナ時代の今の現状までを共有しながら、ポストコロナ時代のエネルギー問題のあり方を考えていきます。

第2回 2020年7月9日(木)福島の現状と実態・その②
オリンピクとフクシマ、コロナとフクシマの現状について考えます。

第1回 2020年6月25日(木)福島の現状と実態・その①(終了:録画リンク貸し出し中)フクシマに横行するウソ、国際連帯とは何かなどについて考えます。   講師:黒田節子(原発いらない福島の女たち)

開催日全6回・原則として隔週木曜日 (19:00~21:00)
定員50名 (オフライン10名含む)

コーディネーター
- 羽田ゆみ子(梨の木舎代表)
- 李泳采(恵泉女学園大学教授)

申し込み方法https://peaceacademy-apply.nashinoki-sha.com/ (単発の方は1講座を申し込んでください)
*申し込みの方へZOOMのリンクと資料を送ります。
コース希望者の場合は、コース5を選択してください。

梨の木ピースアカデミー(NPA)HPhttps://peaceacademy.nashinoki-sha.com/
ポストコロナ社会と私たちの生き方@福島・水俣・秋田

グローバールにおける新型コロナウィルス感染拡大の経験は、従来作ってきた私たちの生き方を根っこから揺るがしています。人の移動や個人の権利が制限されたことでこれまで見えなかったり、気づいてなかったりした社会矛盾が改めて見えたこともたくさんありました。国家と企業が主導して、社会全体が進めてきたエネルギー、産業化、安全保障問題は、誰のために、何の目的のために必要なものだったでしょうか。国民統合、開発、国際化、安全保障のために切り捨ててきた現場の声に耳をすませることで、ポストコロナ社会の私たちの生き方を一緒に考えて行きます。

◆ 第3回 2020年7月23日(木) & 第4回 2020年8月6日(木)
「(Part2) 水俣から私たちの生き方を考える」
公害病として知られている水俣病は現代社会にどういうメッセージを伝えているでしょうか。現在も複数の裁判が続き、被害の実態すら実は明らかでないという事実を知っていますか? 水俣病の歴史、そして現状を学ぶことから、ポストコロナ時代の市民の生き方を考えていきます。
講師:谷由布(NPO法人水俣病協働センター)

◆ 第5回 2020年8月20日(木) & 第6回 2020年9月3日(木)
「(Part3) 秋田から私たちの生き方を考える 」
「きりたんぽ」「秋田こまち」など観光で有名な秋田。しかし、安全保障強化の名の下で「地上イージス新屋配備」が強行されることで、住民と議会が反対阻止活動を行いました。誰のための安全保障なのか。イージス・アショアの反対運動経験からポストコロナ時代の安全保障のあり方を考えます。また、秋田地域の歴史・社会運動まで幅広く秋田を勉強していきます。

講師:工藤新一(秋田市議会議員・社民党)

ーーー
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シェア歓迎梨の木ピースアカデミー公式サイト
https://peaceacademy.nashinoki-sha.com/
お申込み 手順 https://peaceacademy-apply.nashinoki-sha.com/blog/2020/06/22/
よくあるご質問https://peaceacademy-apply.nashinoki-sha.com/blog/2020/06/23/204153

あめにてぃCAFE・梨の木舎
http://amenitycafe.nashinoki-sha.com/map.html

梨の木チャンネル(YouTube)
https://www.youtube.com/channel/UCgnEUOH0UGvcVXOgtWc8ZfQ

*受講関連問い合わせNPA HPの問い合わせフォームにお願いしますhttps://peaceacadem
y.nashinoki-sha.com/

山形映画祭ニュース:YIDFF 2021 作品募集日程決定!

2020年07月09日 | 政治
         YIDFFニュース <2020年7月8日号>
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[HEADLINE]
1 事務局より
 + YIDFF 2021 作品募集日程決定!
 + YIDFF 2019 上映作品 劇場公開情報
 + 『島にて』監督舞台挨拶&アンコール上映
 + 『太陽の塔』フォーラム山形&映画祭 共催上映
 + 認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭ご支援のお願い
2 山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー金曜上映会
3 編集後記  
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1 事務局より
□*■* <速報!> YIDFF 2021 作品募集日程決定 □*■*
次回映画祭YIDFF 2021の募集日程が下記の通り決まりました。
応募規約・フォーム、応募方法の詳細は11月1日より映画祭公式HPにて公開
いたします。

YIDFF 2021 作品募集日程
◆インターナショナル・コンペティション
_2020年11月1日[日]から2021年4月15日[木]_まで

◆アジア千波万波
_2020年11月1日[日]から2021年5月15日[土]_まで
※映画祭2021の開催日程は、募集開始までに発表します。
(映画祭事務局)
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□*■* YIDFF 2019 上映作品 劇場公開情報 □*■*
●インターナショナル・コンペティション
『死霊魂』
[関東]渋谷シアター・イメージフォーラム(8/1~8/14)
http://www.imageforum.co.jp/theatre/
[関東]横浜シネマリン(9/5~9/11)
https://cinemarine.co.jp
ほか

●アジア千波万波
『セノーテ』
[関東]新宿K's cinema(9/19~)
http://www.ks-cinema.com
[関東]横浜シネマリン(近日公開)
https://cinemarine.co.jp
[関西]シネヌーヴォ(近日公開)
http://www.cinenouveau.com
[関西]出町座(近日公開)
https://demachiza.com
ほか

●日本プログラム
『アリ地獄天国』
[関東] ユーロスペース (2020年秋頃公開予定)
http://www.eurospace.co.jp
[関西] 京都みなみ会館(近日公開予定)
https://kyoto-minamikaikan.jp
ほか

『空に聞く』
[関東] 2020年9月より/ポレポレ東中野ほか全国順次公開

●二重の影2
『さらばわが愛、北朝鮮』
[関東] 新宿K’s cinema (公開中)
http://www.ks-cinema.com
[関東] 横浜シネマリン(8/15~9/4)
https://cinemarine.co.jp
ほか

『ようこそ、革命シネマへ』(YIDFF 2019『木々について語ること』)
[関東] 横浜シネマ・ジャック&ベティ(近日公開)
https://www.jackandbetty.net
[関西]第七藝術劇場(近日公開)
http://www.nanagei.comほか

『イサドラの子どもたち』
[関東]渋谷シアター・イメージフォーラム(9/26~)
http://www.imageforum.co.jp/theatre/ほか

●ともにある Cinema with Us
『春を告げる町』公開中
[関東] あつぎのえいがかんkiki(7/11~7/24)
https://atsuginoeigakan-kiki.com
[関西]元町映画館(7/4~7/10)
http://www.motoei.comほか
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□*■*  『島にて』監督舞台挨拶&アンコール上映  □*■
飛島(とびしま)の1年間を記録した注目のドキュメンタリー『島にて』。
好評につきフォーラム山形・東根にてアンコール上映(イオンシネマ三川で
は現在公開中)、下記のスケジュールで監督の舞台挨拶が行われます!

●6月19日[金]ー(公開中)
[会場]イオンシネマ三川
※7月12日[日]13:00の回終了後、大宮浩一、田中圭監督舞台挨拶
●7月10日[金]-16日[木](アンコール上映)
[会場]フォーラム山形
※7月11日[土]10:00の回終了後、大宮浩一、田中圭監督舞台挨拶
●7月10日[金]-16日[木](アンコール上映)
[会場]フォーラム東根
※7月11日[土]13:30の回終了後、大宮浩一、田中圭監督舞台挨拶
※新型コロナウィルス感染拡大状況を鑑み、監督舞台挨拶の予定は変更とな
る場合があります。最新情報は劇場および「島にて」HPでご確認くださ い。

『島にて』監督:大宮浩一、田中圭/2019/99分
https://shimanite.com
■日本海の沖合にぽっかりと浮かぶ山形県唯一の有人離島――飛島(とびし
ま)。酒田港から定期船で75分、島の面積は2.75平方キロ。本土を望 めば
雄大な鳥海山、豊かな自然をたたえた島は、その全域が国定公園に指定され
ている。かつて日本海側の海の交通の要所として栄え、島民の多くは漁 業
や農業で生計を立ててきた。人が人として、社会を営み、生きていくために
本当に必要なものとは何か? 平成最期の一年間、飛島の人々の暮らしを
記録した本作が映し出すのは、生活者たちのエピファニー、継承と再生の兆
し、ある時代の終わりと始まり。

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□*■*  『太陽の塔』フォーラム山形&映画祭 共催上映  □*■

注目の新作ドキュメンタリーをフォーラム山形と共にお届けする連続企画!
第一弾は、半世紀ぶりに内部公開が実現した異形の建築と芸術家・岡本太郎
の謎と魅力に迫る『太陽の塔』を上映します!

『太陽の塔』監督:関根光才/2018/112分
出演:赤坂憲雄、安藤礼二、植田昌吾、中沢新一、菅原小春、Chim↑Pom、糸
井重里ほか
http://taiyo-no-to-movie.jp
■1970年の大阪万博にて、高さ70m、腕の長さ25mという圧倒的存在感とデザ
インで異彩を放った太陽の塔。一体、岡本太郎は何のためにこの 巨大な建
造物を創ったのだろうか。本作では、岡本太郎に影響を受けた人々をはじ
め、総勢29名へのインタビューを敢行。芸術論だけでなく、社会 学・考古
学・民俗学・哲学の結晶としての岡本太郎が語られ、「太陽の塔」に込めら
れたメッセージを解き明かす。■1970年の大阪万博にて、高さ 70m、腕の長
さ25mという圧倒的存在感とデザインで異彩を放った太陽の塔。一体、岡本
太郎は何のためにこの巨大な建造物を創ったのだろうか。 本作では、岡本
太郎に影響を受けた人々をはじめ、総勢29名へのインタビューを敢行。芸術
論だけでなく、社会学・考古学・民俗学・哲学の結晶とし ての岡本太郎が
語られ、「太陽の塔」に込められたメッセージを解き明かす。

○7月31日[金]-8月6日[木]
[会場]:フォーラム山形
[料金]:前売券1,100円
・フォーラム山形、フィルムライブラリーで販売中
※当日は劇場料金に準じます
[共催]:フォーラム山形、認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[問合わせ]:phone: 023-666-4480(山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局)

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□*■* 認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭 □*■*
          ご支援のお願い
◎山形国際ドキュメンタリー映画祭は、皆様からいただく年会費やご寄付、
ご協賛などで運営されています

山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)は、映画の作り手と観客がボー
ダーレスに対話できる場、映画とのかけがえのない出会いを演出する空 間
としての国際映画祭を、この山形の地で、観客、市民の皆様と一緒になって
育てています。第9回開催までの主催者であった山形市から2007年に 特定非
営利活動法人(NPO法人)として独立以後は、映画芸術・文化を通したコ
ミュニティの活性化に力を入れ、映画祭開催に加えて、通年での上映 会活
動(稀少な作品の鑑賞機会の提供)、子ども映画教室(若年層への映像教
育)、学術分野への研究サポート、東日本大震災に関する映画作品と付随
資料のアーカイブ化など、多岐にわたる活動を行っています。
これらの活動は、山形市からの補助金の他、当NPO法人の正会員・賛助会
員、寄付者、協賛企業、助成団体の皆様からのご支援で成り立っています。
2013年10月には、より社会的な信頼性の高い組織として「認定」を取得し、
認定NPO法人となりました。これにより賛助会員の会費、ご寄付は 税制上の
優遇措置を受けられるようになっています。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

●山形国際ドキュメンタリー映画祭 組織について
http://www.yidff.jp/org/org.html

◇◆ 寄付をする ◆◇
ご寄付は税制優遇の対象となり、寄付金控除を受けることができます。
寄付金額:一口3,000円より

○ご寄付の使途について
http://www.yidff.jp/support/support4.html
○寄付金控除について
http://www.yidff.jp/support/support8.html

ご不明な点は山形事務局までお問い合わせください。
皆様のご支援をお待ちしております。

■認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭(山形事務局)
phone: 023-666-4480
e-mail: info@yidff.jp

◇◆ 正・賛助会員になる ◆◇
山形国際ドキュメンタリー映画祭を継続的に応援してくださる方のための
「応援会員」制度です。「正会員」は、総会での議決権を持ち、本映画祭の
運 営に積極的にご参加いただけます。また会員特典もございます。総会へ
の出席が難しい方はサポーターとしてご支援いただく「賛助会員」をおすす
めし ます。賛助会員の会費は税制優遇の対象となり、寄付金控除を受ける
ことができます。ぜひご検討ください。

●今年度4月より個人賛助会員の会期・会費額が変わりました!

令和元年度通常総会(令和元年5月18日開催)において、令和2年度より、賛
助会員(個人)の会費と会員期間を下記の通り変更することが決議され ま
した。

1. 賛助会員(個人)会費の変更
令和2年より賛助会員個人の年会費を一口10,000円から5,000円とする。
2. 賛助会員期間の変更
賛助会員の会員期限はこれまでは「入会より1年間」であったが、令和2年よ
り「入会年の4月1日から翌年3月31日まで」とする。(正・賛助会員 共通)

より広く、できるだけ多くの方々に当映画祭を知っていただき、活動を支え
ていただけるようにするため、個人賛助会員の会費が_一口5,000円_ となり
ました。正会員様同様、賛助会員の皆様からいただく会費は当映画祭の運営
にとり最も重要な財政基盤であり、そのご支援がなければ、今後の安 定的
な映画祭開催も危うい状況です。未入会の皆様にはぜひこの機会にご入会い
ただき、当映画祭のサポーターとして映画祭の活動を支えていただきま す
よう心よりお願いいたします。またぜひご友人、お知り合いの方々にもご周
知ください。
※企業・団体会員様の会費は、これまで同様、正・賛助会員ともに年会費一
口30,000円と変わりません。

ご入会の流れ、お手続きは以下をご参照ください。
http://www.yidff.jp/support/support5.html

ご不明な点は上記映画祭山形事務局までお問い合わせください。
(映画祭山形事務局)

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2 山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー金曜上映会 

□*■*   7月の上映スケジュール   □*■*
●7月17日[金]…〈YIDFF 2019 アンコール 3:光に生きる〉
14:00、19:00(2回上映)
『光に生きる ― ロビー・ミューラー』監督:クレア・パイマン/オランダ
/2018/Bru-lay/86分
YIDFF 2019 インターナショナル・コンペティション
(日本語字幕つき)
http://www.yidff.jp/2019/ic/19ic07.html
監督インタビュー:
http://www.yidff.jp/interviews/2019/19i017.html

※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止に伴う対応について
・座席数を半数の20席に制限いたします。間隔をあけてご着席ください。
・定員に達した場合は、ご入場をお断りすることがございます。
・当日、受付でお名前、ご連絡先をご記入いただきます。施設から感染者が
確認された場合、保健所へ情報提供をする場合がありますので、施設管理者
の一般財団法人 山形コンベンションビューローと共有いたします。この個
人情報はこの目的以外には使用せず、30日間厳重に保管し、期間終了後は適
切に廃棄します。
・マスクの着用、咳エチケットへのご協力をお願いします。 発熱など体調
不良のある方はご来場をお控えください。
・ご入場前、ご退出後に会場の消毒、換気を行います。

※感染拡大状況によっては中止とする場合があります。遠方の方はご来場前
に映画祭HPをご確認ください。

[会場]:山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー(ビッグウイング3F)
[料金]:無料(会員制)
[問い合わせ] :
023-666-4480(映画祭事務局)
023-635-3015(フィルムライブラリー)

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3  編集後記
YIDFF 2021の作品募集日程が発表されました。インターナショナル・コンペ
ティション、アジア千波万波ともに11月1日より映画祭公式サイトからご応
募いただ けます。
コロナ禍で制作の中断・延期を余儀なくされた作品も多いかと思います。一
方で、立ち止まり沈思黙考するなかで磨き上げられた作品や、この時代を反
映し新たに生まれた作品もあることでしょう。映像表現の地平を切り開く作
品たちの到着を心待ちにしています。映画と自由を愛する人たちがまた山形
に集えることを願いつつ。(ET)

--------------------------------------------------------------------
○過去の配信記事はこちらに掲載しています:
http://www.yidff.jp/news/news.html

○ニュース配信登録を解除される場合:
本文の先頭に英文字(半角)で bye とだけ書いたメールをtoroku@yidff.jp
宛てにお送りください。

○アドレスを変更する場合:
メールアドレスを変更する前に解除し、新しいメールアドレスで再度登録し
て下さい。

○このメールへの返信は受け取ることができません。お問合せは下記まで。
================================
〒990-0044 山形市木の実町9-52 木の実マンション201
認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭(山形事務局)
phone: 023-666-4480 fax: 023-625-4550
e-mail: info@yidff.jp http://www.yidff.jp

たんぽぽ舎メルマガ NO.3978~6/25東京電力株主総会で2つの質問

2020年07月09日 | 政治
http://www.labornetjp.org/news/2020/1594253222896staff01
たんぽぽ舎です。【TMM:No3978】
2020年7月8(水)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします 転送歓迎
━━━━━━━ 
★1.6/25東京電力株主総会で2つの質問
   1.「Jビレッジ」の除染した土壌はどこに持っていったのか?
    東電回答:再利用先は混乱を避けるため教えられない(??)
   2.東海第二原発の電力を「低廉で安定的かつCO2の
    排出が少ない」電源とした理由は? 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
★2.ニュースの紹介
   「原発やめようニュース」No.35 2020年7月
           発行:「反原発自治体議員・市民連盟」
★3.うれしい話題1つ
   たんぽぽ舎ホームページの訪問者数が17万人を超えました!
              たんぽぽ舎ホームページ担当チーム
★4.WHO、コロナ空気感染の「証拠浮上」感染経路かどうか精査
   WHOの高官は「証拠を収集し解析する必要」…
   メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)
                  黒木和也 (宮崎県在住)
★5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
  ◆7/10(金)「日本・朝鮮-未来への扉-」講演会
  《日本の朝鮮報道 その歪みをただす!》講師:福島尚文氏(共同通信社OB記者)
★6.新聞より2つ
  ◆海への放出 反対の声相次ぐ 放射性物質含む処理水
   社会経済的な影響懸念 再浄化の効果 東電示さず
   (7月8日東京新聞朝刊4面「こちら原発取材班」より抜粋)
  ◆感染症医療実態 把握せず
   厚労省17年総務省の勧告受け調査→結果今も「精査中」
(7月8日東京新聞朝刊1面「新型コロナ」より抜粋)
━━━━━━━ 
☆ 脱原発川柳【汚染水水に流せぬこの怒り】
       【コロナ恐慌リニアすでに宙に浮き】乱 鬼龍  転載歓迎
━━━━━━━ 
※7/13(月)岩垂さん連続講座第4回にご参加を!
 10回連続講座「日本人は核にどう向き合ってきたか
        被爆75年、核廃絶運動を顧みる」
 第4回「原水禁運動の分裂と抗争」

 講 師:岩垂 弘さん(ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)
 日 時:7月13日(月)14時より16時30分
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円〔5回券(3000円)を発行しています。1回600円となります〕
  8月は、お休みです。
 ☆第5回…9月14日(月)「原水禁運動の統一と空前の高揚へ」
 ☆第6回…10月12日(月)「84問題と原水禁運動の再分裂」

 ※上記の学習会では「新型コロナウイルス」対策を致します。
  ・会場入り口に手指消毒用ボトルを用意します。
  ・机の上に消毒液を噴霧しペーパータオルで拭きます。
  ・窓をこまめに開けて換気に配慮します。
  ・「密集」しないように着席していただきます。
  ・体調に不安のある方は、無理に参加しないで下さい。
━━━━━━━ 
 
┗■1.6/25東京電力株主総会で2つの質問
 |  1.「Jビレッジ」の除染した土壌は
 |  どこに持っていったのか?
 |  東電回答:再利用先は混乱を避けるため教えられない(??)
 |  2.東海第二原発の電力を「低廉で安定的かつCO2の
 |  排出が少ない」電源とした理由は?
 └────  山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 昨年1100人に対し333人の参加。会場は比較的静か。全体時間は前年の
3時間あまりに対して2時間あまり、一括質問への回答も昨年30分から
今年は10分と短縮の圧力が高い。
 12人の質問者の一人になったおかげで、2つの質問が出来た。

 1.「Jビレッジ」の汚染が酷い。敷地外の駐車場で
最大1.7μSv/時、これは年間で15mSv相当。除染した土壌はどこに
持っていったのか、利用したというが、除染特措法違反
(許可なく再利用)ではないかと質す。
・回答は、「Jビレッジ」については原状復帰作業であり除染
 ではない(?)。
 再利用先は混乱を避けるため教えられない(??)。
 現在は0.23μSv/時を下回る(???)。

 2つ目、東海第二原発支援問題で、「低廉で安定的かつCO2の
排出が少ない」電源とのことだが具体的に示せ。
・回答は、「金額は言えないが、原電に提示された金額を、電源ポート
フォリオ(将来価格を推定する)の手法で東電設備と比較し低廉と判断、
CO2についても同様に電源ポートフォリオの手法で取引市場から買い
付ける電源の排出原単位と比較して少ないと判断」と回答。
突っ込みどころは満載。
 
┗■2.ニュースの紹介
 |  「原発やめようニュース」No.35 2020年7月
 └──── 発行:「反原発自治体議員・市民連盟」

 「原発やめようニュース」7つの見出しを紹介します。
1.新型コロナ状況下の原発の運転と再稼働を止めよう
2.老朽原発をうごかすな!9月6日大集会に全国から
  集まろう 二木洋子
3.放射能を垂れ流し自然を破壊する六ヶ所村核燃料再処理工場は
  STOP
4.新型コロナで東海第二原発は? 阿部功志 東海村議会議員
5.女川原発の再稼働を止めよう 阿部美紀子 女川町議会議員
6.重大事故へ向かう北海道泊原発 岩内町議会議員 佐藤英行
7.川内原発運転延長阻止3号機増設反対
  7月県知事選に全国からご支援を 鹿児島市議会議員 野口英一郎
 
┗■3.うれしい話題1つ
 |  たんぽぽ舎ホームページの訪問者数が17万人を超えました!
 └──── たんぽぽ舎ホームページ担当チーム
7月5日(日)が、1日で156人です。久々の150人超え。
7月7日(火)のホームページ訪問者数が、17万3134人。
7月8日(水)16:30現在のホームページ訪問者数 17万3323人。
引き続き、たんぽぽ舎のホームページもご覧下さい。
 
┗■4.WHO、コロナ空気感染の「証拠浮上」感染経路かどうか精査
 |  WHOの高官は「証拠を収集し解析する必要」…
 |  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)
 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.WHO、コロナ空気感染の「証拠浮上」 感染経路かどうか精査
  WHOの高官は「証拠を収集し、解析する必要」
  7/8(水)2:32配信「ロイター」
https://news.yahoo.co.jp/articles/84403ead3dcca6b16e3d5d946a33b882f00872f7
 
┗■5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
 └──── 
 ◆7/10(金)「日本・朝鮮-未来への扉-」講演会
  《日本の朝鮮報道 その歪みをただす!》

 講 師:福島尚文氏(共同通信社OB記者)
 日 時:7月10日(金)開場 18:30  講演 19時より21時
 会 場:「スペースたんぽぽ」
 参加費:800円(※予約不要)
 主 催:「日本・朝鮮 -未来への扉-」
     (連絡先TEL 03-6273-7159)
 詳しくは下記HPをご覧ください。
https://miraienotobira.1net.jp/

┗■6.新聞より2つ 
 ◆海への放出 反対の声相次ぐ 放射性物質含む処理水
  社会経済的な影響懸念 再浄化の効果 東電示さず

 東京電力福島第一原発で出た汚染水を浄化した後に残る放射性物質
トリチウムなどを含む処理水の処分を巡って、海への放出に反対の
立場をとる福島県内の市町村議会や漁業団体が相次いでいる。
 放出で引き起こされかねない社会経済的な被害への懸念は強く、
特定の団体や地域に限定しない幅広い意見聴取を求める声が、内陸の
自治体にも広がっている。
 (後略)(7月8日東京新聞朝刊4面「こちら原発取材班」より抜粋)

 ◆感染症医療実態 把握せず
  厚労省17年総務省の勧告受け調査→結果今も「精査中」

 厚生労働省が、感染症指定医療機関の体制改善を2017年に総務省から
勧告され、全国調査をおこなったにもかかわらず、現在まで結果を
まとめていないことが分かった。
 新型コロナウイルス感染が拡大する前に指定医療機関の実態把握が
十分にできず、対応遅れの一因となった。
 これまでにも厚労省が10年にまとめた感染症対策に関する提言が
事実上、放置されていたことが判明している。
 感染症の大規模流行への準備不足が改めて浮き彫りとなった。(後略)
       (7月8日東京新聞朝刊1面「新型コロナ」より抜粋)

世に倦む日日 被災から5日が経つのに、まだ連絡が取れず安否が分からない人が18人も

2020年07月09日 | 政治
メンズのフォーマルはどうなるんだろう。中国がブランドを立ち上げて世界で売るようになるんだろうか。それとも、コロナ時代の新生活様式が定着して、メンズのフォーマルの範疇を解体するんだろうか。そもそもネクタイとスーツの格好は英国紳士のもの。コロンブスの銅像と同じになっておかしくない。

ブルックスが破綻。ショッキングなニュース。あれだけ売れていたのに。本当にコロナだけが原因だろうか。中産階級が没落したことが真の原因ではないのか。会社のドレスコードがカジュアルになったこともあるだろうが。日本の店舗もなくなるのか。男の夢が一つ一つ消えて行く。https://mainichi.jp/articles/20200708/k00/00m/030/386000c …

被災から5日が経つのに、まだ連絡が取れず安否が分からない人が18人もいる。というか、安否不明者が増えている。どういうことなんだろう。自衛隊が2万人態勢で捜索・救助しているはずなのに。どこでどんな活動をしているのだ。@konotarogomame https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200708/k10012504981000.html …

世に倦む日日 テレビに出てくる人吉の人たちの言葉がとてもいい。感じがいい。テレビずれしてない

2020年07月09日 | 政治
球磨村の避難所はひどい。いくら何でもひどい。これはあんまりだ。壁と床がない地べたにビニールシート。政府と県は何をやってるんだ。自衛隊はすぐに仮設避難所を建てろ。西部方面隊の施設科がやれ。日本財団はつくばに建てるコロナ病院(収容所)の資材を九州に送れ。https://www.asahi.com/articles/ASN765QVQN76PTIL016.html …

テレビに出てくる人吉の人たちの言葉がとてもいい。感じがいい。テレビずれしていない。マスコミずれしていない。テレビが作ってわれわれ一般が住んでいる妙に歪んで腐った世界と距離感がある。心が洗われる。どうかがんばって下さい。

これ、山本太郎とケルトンのMMTですよね。日銀が、地方債を引き受けるからどんどん刷れと言っている。日銀担保の地方債を発行して、コロナ対策の財政資金を作れと言っている。政府の呼びかけだ。政府がMMT政策を進めている。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-07-06/QCXY2BDWLU6H01 …

「救助活動しない自衛隊、報道しないマスコミ - 石破茂に防災省を作らせるしかない」をアップしました。https://critic20.exblog.jp/31445377/