詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

新型コロナ:ブラジルで何が起こったのか? 「今の安倍政権下の日本がまさにそう」(八木啓代のひとりごと)

2020年07月24日 | 政治
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/450.html
新型コロナ:ブラジルで何が起こったのか?
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-793.html
2020-07-24 八木啓代のひとりごと


 新型コロナのおかげで、ずっとライブが休止となっております。
 7月は大丈夫かと思ったのですが、それどころか、8月も難しいかもしれません。

 日本を含むアジア圏では謎の理由により重症化率や死亡率が低いので、米国やブラジルのようなことになっていないだけで、和牛券にアベノマスク、GO TO TRAVELと次々に国民の税金をドブに捨てて、お友達に利権をばらまくという、世界でも例を見ない政策てんこ盛りの中、新型コロナ蔓延には終わりの兆しが見えません。

 で、その、ブラジルですが。
 確認されているだけで、感染者が230万近く。死亡者も85000人近くです。
 一日あたりの感染者数が6万超えとか、大統領も陽性とか。

 日本でも知名度が上がってきた、そのボルソナロ大統領は、軍が担ぎ出した人物です。

 ブラジルは1964年から85年まで軍事政権で、反対派を激しく弾圧し、暗殺が横行し、音楽家などもほとんど亡命してしまうぐらいひどい状況だったのですが、それが85年にやっと民主化しました。

 ただ、そのあとも、政権が不安定な状況が続いていたのですが、2006年に、労働組合の代表だったルーラが大統領になって、やっと安定して、国民のための政策が取られるようになってきます。

 左派政権て、よく「バラマキ」に走って経済を悪化させると日本で思われているんですが、ルーラの時代、ブラジル経済は絶好調となります。ちなみに、中南米では、70年代から80年代に、軍事政権が軒並み新自由主義をガンガンに導入し、10年がかりで、国民からボロボロにむしりとってしまいますが、その反動で生まれた一連の左派政権が、新自由主義と決別することで、ガタガタになった格差社会や教育を是正し、経済を少しづつ立て直します。

 そんなわけで、ルーラの人気は抜群でしたが、ブラジルでは大統領の再選ができないので、ルーラの後継者のジウマ・ルセフが大統領に立候補、ブラジル初の女性大統領になります。
 ところが、このルセフに汚職疑惑が持ち上がり、弾劾されることに。

 この汚職疑惑自体が、結局、まともな証拠は出てこず、まるで陸山会事件みたいな話なのですが、メディアが「黒」と決めつけて、ものすごいバッシングをおこなったのと、副大統領だったテメルが、ルセフに不利な証言をしたので、弾劾が通ってしまったのです。もちろん、後ろにいたのは、米国とブラジル財界です。(ちなみに、そのあと、汚職をしていたのは、このテメルの方だったことが明らかになります)

 自分が大統領になるために、ルセフをハメた疑惑もあって、テメルの人気は最悪。リオ・オリンピックでは開会式の大統領の挨拶のときに、前代未聞の大ブーイングが起きるほどでした。

 そのテメルの任期満了後の大統領選挙で、再度、立候補しようとしたのが、元大統領のルーラです。

 ルーラの国民的人気は絶大だっただけに、これはもう当選確実、となっていたところに、今度はルーラに汚職疑惑が持ち上がり、なんとブラジル検察はルーラを逮捕し、立候補できないようにしてしまいました。

 まあ、これも具体的な証拠はほとんどないに等しい疑惑で、そのせいで、ルーラはパリ市から「世界で最も有名な政治犯」として名誉市民に選出されています。この件は、世界的にはそういう評価です。

 とはいえ、逮捕されてしまったので、立候補は無理。党もすぐに有力な後継者を出せなかったということもあって、2018年の大統領選では、軍と経団連をバックに付けたボルソナロが通ってしまったわけです。

 2018年といえば、軍事政権が終わって33年。もう若い世代には実感がなかったというのが大きかったようです。

 で、この人は、まあ、軍がバックアップしているだけあって、軍事政権にも賛成しているような人。なんとチリのピノチェトを尊敬していると発言したり、トランプのことも大好きというような筋金入りの極右で、ベネズエラが揉めていたときには、野党の指導者を全面バックアップして、ベネズエラ現政権潰しに尽力していました。

 人種差別発言などもひどく、黒人や先住民、女性や同性愛者に対する露骨な差別はもちろん、アジア人蔑視丸出しの発言もしていますが、日本経済新聞の特派員さんなどは、そのアジア人蔑視発言ですら「悪意はない」とか必死で庇ってヨイショしていた、と、まあ、そういうところに、日本の経団連との関係は実にわかりやすい、というような人です。

 今回のコロナでは、コロナは風邪だと言い張って、ブラジルを感染者・死者世界二位に押し上げました。

 ポピュリストが人気を集めただけ、とレッテルを貼るのは簡単ですが、こういうトンデモな政治家がのさばるようなことになった理由として、一つ言えるのは、メキシコの2006年の大統領選挙や2010年の陸山会事件でやられたように、検察とメディアがタッグを組めば、(あるいはその両方を丸め込めたら)、世論操作やでっちあげが簡単だということです。

 強力で目障りな政治家がいたら、司法取引かそれに類するもので「証人」を一人か二人作れば、汚職疑惑なんていくらでもでっち上げることができるし、そうやって逮捕や起訴すれば、政治活動を止めることができる。なにより、左派寄りの支持者ほど、指導者に清廉潔白さを求めるので、メディアが「汚職だ腐敗だ、政治とカネだ」と連日騒ぐだけで、簡単に水をぶっかけることができるんです。そこは自民党支持層とは逆。

 逆に、誰が見ても明白な汚職があっても、検察が動かず、メディアがあんまり騒がなければ、人の噂も75日で、なんとなく。ずるずる立ち消えになって忘れ去られるんです。今の安倍政権下の日本がまさにそうですが、

 で、これが面白いほどうまくいくものだから、ここ10年ほど、世界のトレンドとしては、「目障りな左派政治家は、メディアを使って、汚職疑惑を盛り上げて潰す」という感じになっています。去年のボリビアのクーデターも、エクアドルも、全く同じ手口です。

 まあ、新自由主義っていうのは、国民を痛めつけますが、富裕層にとっては笑いが止まらない政策なので、利権を享受するためならなんでもやるんでしょうね。

 安倍政権にしたって、大企業や富裕層への課税を極力減らし、さらに、国民の年金を溶かして株の買い支えなんてやっているわけですから、そういう人たちにとっては打出の小槌なわけです。

 ついでに、政権に近いと、犯罪でも不起訴にしてもらえたり、コネを期待してオイシい話がいくらでも転がり込んでくるわけですから、こうなるともう笑いが止まりません。是が非でもそういうオイシい状況は維持したいわけですし、そこに至らない人も、なんとか近づいておこぼれに預かろうと、一生懸命、ヨイショに励むわけですね。

 40年ぐらい前の中南米が、けっこうオーバーラップしてくる感じですが。

 と、まあ、日本はそれほど特別なわけではなく、世界はこういうふうにつながっているわけです。

 とはいえ、それでも、今回のコロナ騒ぎで、トランプやボルソナロのトンデモさが明らかになってきましたし、思いつきと利権誘導まみれの日本の政策に、さすがに批判の声が高まりつつあるというところで、少し流れが変わるのではないかとほんのちょっぴり期待はしています。

 ただ、そう言ってしまうには、犠牲が大きすぎるのですけどね。


関連記事
ブラジルのファシスト大統領ボルソナーロ、コロナウイルス検査で陽性(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/20/kokusai29/msg/123.html



「復興五輪」どころか「災害五輪」/東京五輪の中止を求める市民集会開かれる

2020年07月24日 | 政治
http://www.labornetjp.org/news/2020/0723shasin
「復興五輪」どころか「災害五輪」〜東京五輪の中止を求める市民集会開かれる

→全動画(3時間)

 7月23日、東京都・日本キリスト教会館において、「中止一択!東京五輪、そしてオリンピック廃止へ」(主催:オリンピック災害おことわり連絡会)と題した集会が開催され、会場席数を大幅に上回る参加者が集まった。集会では、来夏のオリンピック開催に否定的な意見が増えている状況を踏まえて、日本人ジャーナリストの講演のほか、国内外からビデオメッセージがあった。

 まず始めに司会に立った鵜飼哲さん(一橋大教授/写真上)は、「今回の東京オリンピックには、主要なテレビ局、全国紙すべてがオフィシャルパートナーになっている。そのためか、問題点が正面から報道されていない状況が続いている。私たちとしては、今日の集会のタイトルにあるとおり、この状況下でオリンピック開催はあり得ないと考えている。それでも強行されようとしている五輪は『復興五輪』ではなく『災害五輪』だ」と述べた。

 武田砂鉄さん(ライター/写真上)は「多くの人は、本当はオリンピックに反対なのだけど、なんとなく世の中の空気で『僕は反対だけど、どうせやるなら仕方がないか』という感覚があるのではないか。そのような人たちに、オリンピックの必要性を訴えるのに『今、ニッポンにはこの夢の力が必要だ。』という非常に曖昧なスローガンを持ち出してくる。さらにオリンピックの中身を見てみると、『復興五輪』と言っているのに、東北の被災自治体はこの『復興』という言葉に非常に批判的(実際にオリンピックが被災地復興に直接つながる訳ではない)で、真夏の東京でマラソンを強行しようとしたり、アサリで水質改善させようとしたり、お粗末とも言える準備を続けてきた。一年延期になったが、問題は何も解決されていない。コロナ収束でオリンピックと言われるが、その前にオリンピックは何が問題なのか、立ち返る必要がある。
 オリンピックに向けて頑張ってきた選手のためということが言われるが、むしろ、選手のために汚れた五輪を許してはいけないということを私たちが指摘していくべきだ。延期決定前に従来どおりの日程で開催を強行しようとしていた人たちは、『選手の声』というものを使って、自分たちのレガシーを実現しようとした。コロナで個々人の日常生活に制限が出ている中、なぜオリンピックばかりが優先されるのか。オリンピックを強行するというのは特定の人たちの意見であり、もっと多くの人、社会に寄り添う必要があるのではないか」と訴えた。

 志葉玲さん(ジャーナリスト/写真上)は、日本の入管当局による在日外国人に対する虐待事例を挙げながら「オリンピックの名の下に、ひどい事が行われている。私がオリンピックに批判的なのは、人権問題があるからだ。日本政府は、オリンピック開催のために在日外国人に対する取り締まりを強化し、難民を迫害している。在日外国人に対する差別、虐待がある日本でオリンピックをやっていいのか」と訴えた。


*志葉さんが紹介した入管虐待の映像

 海外からもオリンピックの問題点を情報発信しているジュールズ・ボイコフさん(ジャーナリストで元五輪選手)やロサンゼルス、韓国ピョンチャン、パリの現地からビデオメッセージが寄せられた。


 共同通信社が7月17日から19日までに実施した全国電話世論調査では、回答した7割の人が世界的なコロナウイルスの感染拡大を理由として、来夏開催に否定的な意見を持っていることからも分かるように、日本国内の多数の人々はコロナ対策を優先するよう求めている。その一方で、政府は「感染防止と経済活動の両立」をスローガンに掲げ続け、Go To Travelキャンペーンを代表にコロナ対策は後回しにされている。

 今後一年ほどは、電通ならびに東京大会のオフィシャルパートナーである朝日、読売、毎日、日経、産経の新聞社とNHKを筆頭とするテレビ各社のメディアが、五輪開催に向けて大々的な宣伝を展開するだろうが、少なくない海外メディア及び邦字メディアの現場記者の一部は、五輪開催は客観的な判断として不可能と認識している。

 五輪にこれだけ多くの問題が明らかになっている以上、一日も早い中止の決断と制限ある政策資源をオリンピックではなくコロナ対策に振り向けるべきだ。〔金子 通〕

*なお「オリンピック災害おことわり連絡会」は、7月24日夕方に、JOC に東京五輪中止の申し入れを行い、その後スタジアム周回のデモを行う予定。

経産省前脱原発テント日誌(7/23)~梅雨にもコロナにも負けず経産省・文科省に抗議の声

2020年07月24日 | 政治
テント日誌7月23日(木)版経産省前テントひろば1807日後

現役高校生の不当な逮捕、こんなことがまだある 7月17日(金)

まだ梅雨が明けない
。いつ開けるのだろう。今日も雨降りだ。カッパを着て座り込むがかなりの降り方だ。1時前には霧雨だがかなり激しく降ってきた。ちょうどその頃、一人の女性がやってきて話しかけてきた。「雨が降っても座り込むんですね。私は原発の神奈川訴訟の裁判の傍聴に来ました。ご苦労様頑張ってください。」と言って感心していた。 

今日は地裁で現役高校生がビラまきをしていて、逮捕された事件の「勾留理由開示公判」があるとのことでWさんが地裁に向かった。傍聴券の抽選に並ぶためだ。目黒区の中学校のそばの公道でブラック学校を批判するビラをまいていた高校生が逮捕されたとのことだった。7月7日の校門前でビラまきしていたらそこの中学校の副校長がやってきて「やめろ」と言って妨害してきたそうだ。翌8日に、今度は少し校門から離れた場所でビラまきをしたそうだ。その妨害がひどいのでスマホで妨害の様子を撮影したところ、副校長が突然怒鳴りながらぶつかって来たそうだ。ところが副校長は逆に高校生に殴打されたとしてその場で「私人逮捕」し、警察に引き渡したとのことだ。罪名は「公務執行妨害」とのこと。こんなことが許されるはずがない。学校も警察も司法も間違っている。とWさんが訴えていた。 雨のためか、経産省を出入りする人や、歩道を行きかう人の数もいつもより少なく感じる。新コロナウイルスの感染者が増えていることもあるのだろうけど活気に欠けた様子である。しかし、我々は何があっても経産省を許すことが出来ない。原発再稼働を目論み、大変危険な
再処理工場の稼働を目指し、汚染水の海洋放棄を諦めない経産省。絶対に許さない!!コロナ禍であっても我々の貴重な税金を我が物にしようとする経産省!!絶対に許さない。最後まであきらめず頑張ろう!!(S・S)

梅雨にもコロナにも負けず経産省・文科省に抗議の声 7月17日(金)
 いつもより早く到着していろはの方々とバトンタッチ。雨も日差しも風も無くゆっくり座込む。Hさんの負傷を心配したSさんが電話しようとしたら圏外。ドコモサービスショップまで元気に一緒に歩いて尋ねたら、携帯電話は何と4月から解約になっていた。家の電話は使えているけれど…。それでも、SさんはOさんの電話でHさんの声を聞いて一安心。一方、目黒区で九中副校長が「転び公妨」で高校生を不当逮捕・勾留とひどい事件の話に怒り。ぱらぱら降ってきたが、原発推進止めろとともに「GoTotrouble」止めろの声で経産省抗議行動を開始。神奈川から、千葉から、と原発反対の声と裁判の報告。いつものギター付き美しい歌声を挟んで、新型コロナについてNさんから
「超過死亡からみるCOVID-19の真のインパクトは、最も死亡率の高かった欧州で季節性インフルエンザと同等か少し強い程度、死亡率の低かった日本ではインフルエンザとは比較にならない程弱い」などの話が皆を驚かせた。

また、久しぶりに現われたOさんが、イージスアショア中止後の辺野古の現状報告とともに、辺野古工事計画「変更承認申請書」への意見書提出を呼びかけた。 小雨の中、沢山の応援で大急ぎで椅子類を片付けていると、いつもより2時間遅く18時から文科省前の抗議行動に多数が集結していた。私も片付
け後に少しだけ参加、「侵略の歴史」の声が聞こえた。  (K.M)

雀の事を観察していた、不思議だね 7月18日(土) 
「午前中雨、午後曇り」から「一日中雨」に変わった千代田区のピンポイント予報だったが、予報が外れてくれ午後から雨は止んだ。それでも雲は低く垂れこめて高層ビルの上を隠していた。いつ振り出してもおかしくない空模様だった。 雀の親子を観察していた。雀の子供が口を大きく開けてしきりに親に餌をねだっていた。体は親と同じくらいの大きさで上手に飛べるのに。親子で
かわりばんこで同じ餌を食べていたが、親が子供に食べやすいようにかみ砕いているようにも見える。どっちだろう? 親鳥が飛び立つと子供も遅れずについてゆく。親は子供を誘導するように鳴いていた。 多くの人はこういった事を「本能」の一言で括ってしまうかもしれないが私は納得がいかない。雀に尋ねたらこう答えるかもしれない。
「だってそれが生きるということだから」と。(O・O)尾長の縋が経産省の構内につくられているようだ 7月19日(日)土砂降りの大雨の予報だったはずが、好天となり、拍子抜けだがラッキー。19日であり総がかりと重なるのでそれなりにいろいろな人が通りかかる。軽く声をかけてくれる人もそれなりにいる。
ケロップ(@keroppu8649)さんがツイートしました:
経産省前テントひろば(365日座り込み)晴れときどき雲、暑いです日曜日は経産省前ではなく角で座り込みしています。右翼街宣車が4台ほど来て財務省前でパチンコ議連の批判をしました。敬語でした。テントの批判もしましたが、たどたどしくて何を言いたいのか
いまいちわからない。練習中の人だった?
https://t.co/iwHVc28CPRhttps://twitter.com/keroppu8649/status/128472246709785395
3?s=20ケロップ(@keroppu8649)さんがツイートしました:
経産省前テントひろば(365日座り込み)暑いです。蚊がひどい。蚊取り線香をつけます。今日は19日なので総がかりの日。上に向かって歩いて行く人たちがいます。ときどきカンパを入れてくれる人も。ちょっと寄ってくれたピースサイクルの人も合わせると今日は合計15人。
https://t.co/UNPeL62Ysehttps://twitter.com/keroppu8649/status/1284724644071665664?s=20

ケロップ(@keroppu8649)さんがツイートしました:
経産省前テントひろば(365日座り込み)経産省敷地内のポケットパークの欅がよく茂っている。茂みの中にオナガが巣を作っているようだ。カラスが近づいたらなわばり侵犯と思われたようで、つがいのオナガに攻撃されていた。しばらく騒いでいたがカラスの負け。
右翼街宣車が総がかりの方に走って行った
https://t.co/RxkXnxuQROhttps://twitter.com/keroppu8649/status/1284730570769981440?s=20

汗が吹き出し高温多湿だと思ったが 7月20日(月)  
空は晴れていたが午後から雨が降るという予報だったので一応雨対策をして経産省前に向かった。経産省へ向かう途中から汗が吹き出してきてびしょ濡れになった。
こういうことは最近なかった。経産省前に着いてから温湿度計を出して見たら気温34度・湿度50%であった。これまで32度を超えることはなかったのでビックリした。湿度50%は低すぎる、80%位の体感であった。この鬱陶しさを吹き飛ばすため、座り込み準備が終わったあとすぐに反原発CDを掛け
て道行く人々にアピールした。国会前座り込み行動が無くなったレジェンドSさんは我々の座り込み準備が終わった直後に来られた。着くなり、あぁ~腰が痛い❗と言って椅子に座り込まれた。この腰痛は我々にはどうにもできない。週2回位の参加で、あとは家で体を休ませてくれれば良いのだが。今日の参加者は担当の他に時たま来られるMさん、さらに日本のサンケン本社が突如として韓国サンケンを潰して労働者を一方的に解雇してきたので我々支援グループが再度結集して助ける必要が生じたので埼玉のMさんがやって来て相棒のSさんと長らく相談していた。サンケン本社は韓国サンケンとは別に子会社を作っ
て金儲けをしているので間違いなく計画倒産なので勝てる見込みは充分ある。頑張るぞ❗(保)

一体、梅雨はいつ空けるの、そんなもやもやの雰囲気 7月21日(火)
既に今月も3分の2が過ぎ、そろそろ梅雨が明けても良いのにと思いながら、12時少し前に経産省の歩道に到着。すると曇り空ではあったが、そこは風もなく、持ってきた横幕のすべて3枚を2本の幟旗の間に掲げる。すぐにO、Iの両氏が揃って、4名で座り込みを開始したところで、久しぶりにB氏がやってきて登山の話をする。経産省敷地の木立では尾長鳥が数羽飛び交って、あたかも「バードウォッチング」の雰囲気。正面玄関入り口の横の植え込みに、飛べない尾長の幼鳥がじっとこちらを見やっており、親鳥は心配そうに声を出している。
人はそれを見て、「(尾長鳥はその)姿が美しいのに鳴き声が酷い」などと言うが、それはホモサピエンスの勝手な思い込みに過ぎない!?そのころ姿を現した長老のSさん、彼女から見せて頂いた東京新聞の出入国管理法の改正を狙う当局の意図はいずこにあるのか、という記事を読む。それから暫くしてやってきたKさんからは日刊ゲンダイ7・7の「二極化・格差社会の真相」(筆者:斎藤貴男)という記事コピーを頂き、さらにAさんからはパンフレット「年誌別冊・論争第7号」を貰い、いずれも帰りの電車で読みました。
みなさん、ありがとう。(O・E)

経産省は亡国の省だという認識をひろめよう 7月22日(水)
午前中に強い雨が降ったが、セッティングのときはやんでいた。経産省正門脇の2本のポールに、省の旗と日の丸があがっていない。周りを見ると、文科省にも財務省にも外務省にもあがっていない。
それで、なんで今日はあがってないのかと、保っちゃんが聞きに行くことにして経産省の中に入って行った。この頃は、帝国警備保障の警備員は正門のところには立っていないので、中に入ったわけだが、すぐに、経産省の警備係と警備会社の警備員が、「外に出て聞く」となって、外に出てきた。「なんで今日は旗がないのか。どこからか通達が出たのか」と聞く。「わからない」というので「責任ある人の回答を求める。我々はずっとここにいるから」という。しばらくすると、「顔なじみ」のあの松本さんが出てきて以下のように言う。「各省庁で示し合わせて旗を出さなかったわけではない。関係ない。経産省の場合、旗を出す時間に大雨などが降っていたら、経産省警備課の判断で、出すのをやめる。今日はそうした。他の省庁もそれぞれにそういう判断をしているのだろう。」と言う。
この日の東京新聞には、都教委の「日の丸・君が代」を教員に強制して処分することに関する記事が載っていた。陽ざしが強くなる。パラソルでしのぐ。倉田さんはいつものように規制庁前での闘いを報告してから経産省行政の批判をする。
原発はもちろん、アベノマスクでも新型コロナの給付金問題でも、全部通産省がかかわっている。通産省は亡国の省だ。
一般の人は関わりたくないと思いがちだが、こういう行政を許していてはいけないと強く言っていた。ちょうどこの時は陽ざしがギンギンだった。当番をチェンジ。(T)3時過ぎに院内集会に参加した女性が来られた。今日は「放射能汚染水を海に流すな~トリチウム等の海洋投棄反対、六ヶ所再処理施設の稼働反対~7.22緊急行動」の日(主催は再稼働反対ネットワーク)。その女性は澤田さん『お天道様が見ている』のCDを見て、経産省前の座り込みのことを知ったので寄ったと言われた。4時前から小雨が降ってきたがたいしたこともなくてやんだ。(保)

コロナ感染者は増える一婦だ、政府は何をしているのか 7月23日(木)
今日は雨が降ったりやんだり。出掛ける時はかなり激しく降っていたが、霞が関に着いたら小雨になっていてセッティングの時は助かった。世間は4連休だとか、さすがに経産省の窓に明かりは見えなかった。人通りもほとんどない。通るのは一時間おきに回ってくる警備の人位でちょっと寂しい。1時過ぎヨーカンさんの友達のKさんが来て手作りのマスクをたくさん差し入れてくれた。何か書き込めるように白地で作って下さったそうです。早速ヨーカンさんはマジックで”原発いらない”と書いて着けていた。たっぷりしたマスクなので顔がす
っかり隠れて良いです。事務所に保管されるはずですので是非頂いて下さい。その後バイクのHさんが来て座ってくれた。勿論レジェンド斉藤さんも2時少し前に現れてにぎやかになって良かった。スマホのニュースで今日東京のコロナ感染者が300人以上と知ってびっくり!GO TOキャンペーンなどやっている場合じゃないのでは?まったく安倍政権はどうなっているのでしょう!2時半に遅番のTさんがやってきたので私は帰路につく(I・K)
案内 7月27日(月)17時~18時 官邸前コロナの感染がなかなか収まらない中、政府はGO TOキャンペーンを打ち立て東京除外だとかキャンセル料の保証とか迷走しています。赤木俊夫さんの奥さんが35万筆もの署名を集めて財務省に最調査を求めましたが政府は拒否しています。そして安倍政権はもう終わりとか言われながらしぶとく続いているのは何故でしょう。まだまだみんなの怒りの声が届いていないのではないでしょうか?
昨年12月から始まった桜を見る会糾弾行動は次回で17回目となります。以下の通り行いますので是非ご参加ください。日時7月27日(月)17時~18時 場所 首相官邸前その日は6時からゴスペルを歌う会がありますのでその前に声を上げます。(I・K)

7月26日(日)脱原発青空川柳句会 時間:12時~15時 経産省前ひろば 選者:乱鬼龍月例祈祷会「死者の裁き」 7月31日(金)時間:14時45分~ 主催:「日本祈祷団47士」
7月31日(金)経産省前抗議集会時間:17時~18時 主催:テントひろば(時間変更に注意を)首相官邸前抗議行動(反原連)7月3日から再開 18時30分8月3日(月)は「アベ政治を許さない」のポスターを掲げる日国会正門前 13時から行います

総合サポートユニオン:横浜の保育士ストライキをご支援ください

2020年07月24日 | 政治
http://www.labornetjp.org/news/2020/1595552850418staff01
総合サポートユニオンの池田です。

横浜市認可保育園「ハート保育園グループ」で、コロナ対策を訴えた保育士への報復人事で異動命令を出した運営者に対し、2名の保育士が異動命令の撤回と安心・安全な労働環境および保育環境を作るよう求めて2人の保育士がストライキを行なっています。
こちらの動画をご覧ください。
https://youtu.be/vQdsAYXCEa0

現在change.orgで署名を集めています。
http://chng.it/7d9yCJC8qv

是非ご協力ください。
よろしくお願い致します。

ブラック・ライブズ・マター!~7月20日 全米160都市でストライキ

2020年07月24日 | 政治
http://www.labornetjp.org/news/2020/0720us
ブラック・ライブズ・マター!~7月20日 全米160都市でストライキ

*紫は女性の人権色

 7月20日、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、デトロイト、フィラデルフィア、シカゴ、ボストンを含む160の都市でService Employees International Union(SEIU)という労働組合とM4BL(Movement for Black Lives)という人種差別に反対する大規模な市民団体連合が主導し、「黒人生活のためのストライキ」(Strike for Black Lives)を行った。


*サンフランシスコのポスター

 今回のストライキは、5月1日のメーデーに行われたストライキに始まり、6月19日のジューンティーンス、そして7月4日の独立記念日に続き、コロナ・ロックダウン以降の4回目のストライキとなった。参加者のプラカードには、「エッセンシャル・ワーカーのための正義」、「エッセンシャル・ワーカーもブラックライブズマターと共に」、そして「警察の予算を打ち切れ」などと書かれていた。一部の新聞では、今回のストライキには少なくとも2万人が参加したと報告している。

 「I can’t breathe...」絞り出すような声で息ができないと言ったジョージ・フロイド氏の言葉はアメリカ社会の貧困層に響き渡った。


*マサチューセッツの労組

 新型コロナウイルスの感染に怯える富裕層は郊外の別荘地へ避難したが、生計を維持するためにコロナ禍であろうが働かざるを得ない貧困層には避難するという選択肢はない。彼らの多くは女性や若者、黒人やラティニクス(=ヒスパニック)などの非白人であり、コロナ禍においても社会に必要不可欠なエッセンシャルワーカーと呼ばれる介護、運送業、食料品店などに就業し、低賃金、非正規雇用、ハイリスクの三重苦に首を絞められている。フィラデルフィア市のエッセンシャル・ワーカーの年収の中央値はわずか2万5千ドル(約270万円)。ジョージ・フロイド氏の「I can’t breathe」という言葉と貧困格差、人種差別、労働問題などに喘ぐ人々の苦しみが重なり、そのうねりはアメリカ社会に大きなデモの波を引き起こした。

 鉄道組合のAmalgamated Transit Union(ATU)のジョン・コスタ氏は「コロナのパンデミック、経済不況、そして根強い人種差別が巻き起こした嵐は、非白人労働者の人々の生活をこれほど危険な状況にさらしたことはなかった」と語った。また、「貧しい人々のキャンペーン」の代表であり牧師であるウィリアム・バーバーII氏は、「ストライク・フォー・ブラック・ライブ運動は元々警察の暴力に対する怒りから始まったが、労働者の生活を脅かすような劣悪な労働条件に抵抗する運動も含まれるようにになった」と述べている。


*メンフィス

 また、ジョージ・フロイド氏暴行死事件の波紋は海外にも広がりを見せた。韓国の運輸労働組合ではストライキに賛同する決議が可決された。彼らは拳を上げ、韓国語で「ブラック・ライブズ・マター」そして英語で「No Justice, No Peace」と声を上げてデモを行った。ブラジルでは、マクドナルドの労働者らがサンパウロ本部に集まりスタンディングを実施した。また、2,400万人が加盟する労働組合連盟の代表は、マクドナルドの構造的な人種差別を検事に訴えた。医療保険の整備、人種差別の撤廃、労働組合に加入する権利、労働環境の安全対策など、人間が生活する上で当然の権利が未だ認められないことへの不満と怒りは世界へも波及した。(愛知連帯ユニオン/ジョセフ・エサティ)

世に倦む日日 小池百合子が決断して、都債発行し財源作って、休業補償を伴ったロックダウン宣言に

2020年07月24日 | 政治
小池百合子が決断して、都債発行して財源作って、休業補償を伴ったロックダウン宣言(自粛要請)に踏み切って、さらにNY州のようなPCR検査体制と隔離施設体制を整備する。それしかない。医師会は協力してくれるだろう。政府(菅・安倍)の合意や援助は要らない。都で先行して対策すればいい。

医療関係者からしたら、患者を増やすだけのGoToキャンペーンには、はらわた煮えくり返る思いだろう。感染のリスクが増える。コロナは治療薬も治療法もない。他の患者を後回しにしなきゃいけない。院内感染が起きたら外来停止。病院のコロナ対応は、少々補助金もらったって釣り合わない役務だ。

3密を避けようと、政府もマスコミもずっとうるさく言ってきた。今、感染者数が過去最多を更新して急増しているのに、草津の湯畑も、伊勢のおかげ横丁も、観光客でごった返している。政府主導の観光キャンペーンをテレビが後押しした結果だ。これ、小学生にどう説明するんだ。https://bit.ly/3eUt2eP

関西生コン弾圧事件ニュースNO.392020年7月23日<本号1ページ>

2020年07月24日 | 政治
関西生コン弾圧事件ニュースNO.392020年7月23日<本号1ページ>

「支援する会」、神奈川で結成7月20日、神奈川で「関西生コン労組を支援する会」が結成された。海渡雄一弁護士による講演「関西生コン事件で何が問われているか」ののち、設立総会を開催。コロナ対策で参加人数をしぼったが労働組合を中心に70人ほどが参加。ヘイトスピーチとたたかう市民運動の参加者も多かった。

当面の活動方針として、憲法違反の保釈条件を取り消すための署名活動やカンパなどを決めるとともに、役員として、代表に福田護(神奈川平和運動センター代表、弁護士=写真)、副代表に鵜飼良昭(弁護士)、野村和造(弁護士)、岡部玲子(弁護士)、小原慎一(神奈川平和運動センター代表代行)、柳井健一(同、横浜市教職員組合委員長)ら11人、事務局長に道田哲朗(神奈川平和運動センター事務局長)の各氏を選出した。
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警察・検察・裁判所の責任を問う7/17静岡の会が集会7月17日、「関西生コン労組への弾圧を許さない静岡の会」(「静岡の会」)の集会もコロナ対策で参加人数を制限しておよそ60人の参加。共同代表の大橋昭夫弁護士は「警察・検察・裁判所が三位一体となった弾圧は許せない。日本は憲法で団結権を定め、組合活動には刑事免責・民事免責委・不当労働行為3つの制度があり、国家といえどもそれを侵すことはできない。私たちの闘争心に火をつけてしっかりと関生を守ろう。この運動を活性化させて行くことが民主主義や自由主義の確立につながるものだ」と力強くあいさつ。

静岡県平和・国民運動センターの渡邉敏明会長が「関生弾圧事件は、憲法が保障する労働基本権を脅かし人権侵害につながるもの。国家賠償請求訴訟を支援しその輪を広げて行く」と表明した。発行:全日建(全日本建設運輸連帯労働組合) お問い合わせ03-5820-0868