詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

スパイな奴ら

2020年07月22日 | 映画
韓国に潜伏する北朝鮮のスパイ、キム課長(キム・ミョンミン)はスパイ歴22年。資金も底をつき、家族を養うために、勃起剤の密輸で稼いでいた。そんな中、韓国へ亡命した北朝鮮の外務副相の殺害指令が。10年ぶりに4人のスパイたちが緊急召集! 彼らはそれぞれ、生活苦にあえいでいた。久しぶりのミッションに悪戦苦闘しながらも、暗殺と同時に、一儲け出来る二重作戦を企てる。スパイの命令よりも、物価高騰を恐れる“貧乏スパイ”の作戦は果たして――!?

キャスト
キム・ミョンミン ヨム・ジョンア ビョン・ヒボン チョン・ギョウン
スタッフ
監督:ウ・ミンホ

韓国潜入22年――忘れ去られた“貧乏スパイ”が10年ぶりのミッション始動! 『10人の泥棒たち』に続く、新時代のリアル型アクション・エンタテインメント!
韓国に潜伏する北朝鮮のスパイ、キム課長はスパイ歴22年。資金も底をつき、家族を養うために、勃起剤の密輸で稼いでいた。そんな中、韓国へ亡命した北朝鮮の外務副相の殺害指令が。10年ぶりに4人のスパイたちが緊急召集! 暗殺と同時に、一儲け出来る二重作戦を企て……。

東京の社会運動団体で起こった韓国人女性への「大人のいじめ」

2020年07月22日 | 政治
http://www.labornetjp.org/news/2020/1595359729865Staff
韓国在住の日本人からの情報提供です。

数年前に日本や韓国の市民運動の中で起きた小さな事件がきっかけになって、現在、日本で活動中の韓国人社会運動研究者/活動家のDさんが苦しんでいるという話。
あるいは「よくある話」だと思われるかもしれません。労働運動や市民運動の中で長い間活動してきた人なら、あるいは似たような出来事を体験したかもしれません。
今回の件は、日本と韓国という2つの国をまたぐ出来事で、日本と韓国では運動の文化やスタイルも違うため、どのような視点を持つかによっても見え方は変わってくるでしょう。しかしこの出来事がどのような見え方をしたとしても、結果としてひとりの人間が苦しんでいるという事実があります。

この文章は主にDさん側の視点でまとめられています。ですから、この文章で誰が、あるいはどの団体が正しいとか正しくないと判断することはできませんし、おそらくそのような判断は無意味でしょう。
重要なことは「加害者」と目されたDさんが、名誉を回復し、以前のように運動の現場で自由に活躍できるようになることでしょう。
また、自分がこのような状況に置かれたとすれば、はたして自分自身が、自分が所属する団体がどのように行動していただろうかと考えてみることは、社会運動を動かしていく上で有益なことだと思います。

以下は、提供された文章へのリンクです。ぜひご一読ください。

東京の社会運動団体で起こった韓国人女性への「大人のいじめ」
はじめに
出来事の主な経緯
Dへのインタビュー 前篇
Dへのインタビュー 後篇
── リさんから Dへの一連の対応こそが植民地主義的
── y.さんから セーファースペースってなんだ?
── 平野さんから 2018年、渋谷の上映会で起こったこと
── Bさんから 台湾の友人として思ったこと、考えたこと


世に倦む日日 まともなことを言っているのは医師会と都知事だけだ

2020年07月22日 | 政治
まともなことを言っているのは医師会と都知事だけだ。釜萢敏は何をやっているんだ。分科会のメンバーだったよな。今日の会議に出席しているはずだが、きちんと発言しているのか。医療崩壊起こしたら釜萢敏の責任だぞ。https://news.yahoo.co.jp/articles/bbf32cc8fdbb3bfc14338acbe84113528e79ccc4 …

大阪府の検査数は1500件。ということは陽性率8%。とんでもなく高い。東京に続いて大阪でもエピデミックセンターができている可能性がある。一刻も早くGoToキャンペーンの対象外にしないといけない。専門家は緊急提言を。https://news.yahoo.co.jp/articles/eb09f303c449c6efef206d72ade8db5c58c2008d …

速報。大阪府で120名前後が新たに感染。過去最高を更新。これでも大阪をGoToキャンペーンから除外しないのか。https://www.daily.co.jp/gossip/2020/07/22/0013533521.shtml …

観光旅行なんて三密体験そのものじゃないか。人が密集する駅を通り、人が密集密着する乗り物を乗り継ぎ、不特定多数が多く集まるスポットに立ち寄って、不特定多数が集まる宿舎に泊まる。三密止めましょうと言ってたの、政府と専門家会議だろう。

春は感染予防のために学校休業までやっていた。外出と接触を止めていた。今、各都府県で一日当たり過去最多の感染者を出し、市中感染が蔓延しているのに、団体旅行に行けとか、家族旅行しろとか、どういうことなんだろう。尾身茂や脇田隆字や館田一博はどういう了見なんだ。説明しろ。

4世代がんと戦う住民 政府は責任回避し続け  (東京新聞)

2020年07月22日 | 政治
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/807.html
「4世代がんと戦う住民 政府は責任回避し続け 
<忘れられた声~世界初の核実験から75年 ㊤>」  (東京新聞 2020/7/17)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/43014

◆ 「トリニティ実験」 広島、長崎の1カ月前に
見渡す限りの荒野。照り付ける太陽の下、虫の音だけが聞こえる。1945年7月16日午前5時半、広島、長崎への原爆投下に先立ち、米政府が世界初の核実験「トリニティ実験」を秘密裏に成功させた南西部ニューメキシコ州の跡地。75年を経た今も、自然界の最大10倍の放射線が検出されるという。

◆ 「弾薬庫の爆発」とだまされて
 東京都の3・7倍の広さを持つ陸軍ミサイル試験場の一角にある跡地は、軍が春と秋に年2回公開し、「迅速な終戦につながった」と実験の意義を伝える。が、負の面はあまり触れられない。周辺住民らが「弾薬庫の爆発」とだまされたまま、降り注ぐ死の灰にさらされたこと、危険が広範に及び、ここで二度と核実験が行われなかったこと―。

◆ がんの苦しみは続く
山を隔てた東側の盆地では実験後、がんに苦しむ住民が相次ぎ、実験の影響を問う声が今も絶えない。

 人口3000のトゥラロサ村。建設会社社長ティナ・コルドバさん(60)の家族は1950年代以降、曽祖父から自身まで4世代ががんと闘ってきた。実験時3歳だった父親は口腔がんや前立腺がんに侵され、化学療法の末に71歳で死亡。体重は30キロ減り、最期の8カ月は食事もできなかった。「あの怖さは筆舌に尽くしがたい」。自身は38歳で甲状腺がんが発見され、妹は皮膚がんの治療中という。
 「この村で私の経験は特別ではない。がんは『もしか』ではなく『いつか』の問題」。2005年、他の住民とともに被害を訴える団体を発足させ、米政府に補償と謝罪を求めている。

◆ 米政府は「無人地帯」と主張
広島、長崎の被爆者やその家族には、日米合同の研究機関が遺伝的影響を含む健康調査を続けている。一方、米政府はトリニティ実験は「無人地帯」で行われたと主張し、周辺住民の健康被害を認めず、こうした調査も補償もしなかった。

 しかし、米疾病対策センター(CDC)は10年、周辺地域の実験後の放射線レベルが許容水準の「1万倍」だったと発表。実験当時、住民の多くが雨水を飲料水に使い、搾乳用の牛やヤギを飼う自給自足の生活をしており「内部被ばくで重大な健康被害を及ぼした可能性」があると認めた。19年には、周辺地域で当時、乳児死亡率が上昇したのに当局が公表していなかった疑いも明るみに出た。

 CDCの調査を担当した保健物理学者ジョセフ・ションカ博士(72)は「周辺住民らへの影響は指摘されながら、研究されなかった。事実をねじ曲げ、責任を回避しようとしたのでは」と米政府の対応を批判する。

◆ 死と破壊の物語は今もなお
 当時の住民のほとんどは既に他界したとみられ、「被害の全容は、もう永久に分からない」とコルドバさん。「核時代の幕開け」として歴史に刻まれた実験は、必ずしも過去の話ではない。「単なる成功物語ではなく、今も続いている米国民の死と破壊の物語なのです」(ニューメキシコ州で、赤川肇、写真も)

◇  ◇

米国が国家ぐるみで原爆を開発した「マンハッタン計画」の集大成とされるトリニティ実験。その被害は広島、長崎の陰に隠れ、「忘れられた犠牲」とも呼ばれる。トランプ政権が核兵力増強へ意欲を見せる今、戦後も核関連施設が集積してきたニューメキシコ州の住民や、マンハッタン計画の科学者らの思いを追った。

------(引用ここまで)-----------------------------------

福島原発事故の放射能汚染による被ばく被害が何世代にも及ぶであろうことは、トリニティ実験の被ばく被害からも明らかです。
核兵器も原子力も、人間を不幸にするもの以外の何ものでもありません。

(関連情報)

「核施設いまも過剰集中 背景に少数派、貧困地域への差別
<忘れられた声~世界初の核実験から75年 ㊥>」 (東京新聞 2020/7/18)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/43248

「原爆開発計画に参加した97歳科学者が持ち続ける危機感とは 
<忘れられた声~世界初の核実験から75年㊦> 」 (同上 2020/7/19)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/43428

Go To、アベノマスク…愚策で国民を翻弄する「陰の総理」今井氏の末路 「忖度補佐官」を放置していいのか(PRESIDENT Online )

2020年07月22日 | 政治
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/400.html
Go To、アベノマスク…愚策で国民を翻弄する「陰の総理」今井氏の末路 「忖度補佐官」を放置していいのか
https://president.jp/articles/-/37264
2020/07/21 15:00 元木 昌彦ジャーナリスト PRESIDENT Online

血税を使いながら、お粗末極まりない景気刺激策

今井尚哉(61)という男がいる。肩書は内閣総理大臣補佐官。週刊ポストは安倍官邸の「陰の総理」と呼んでいるが、彼の肉声はほとんど聞こえてこない。今井の下にいる経済産業省の後輩、佐伯耕三秘書官は、週刊文春が「官邸の金正恩」と呼ばれていると書いている。


首相官邸に入る安倍晋三首相(右)。左は今井尚哉首相補佐官=東京都千代田区、2020年7月7日 写真=毎日新聞社/アフロ

一強といわれ、長期政権を続ける安倍首相を差し置いて、「陰の総理」がいるということは、安倍首相は単なるお飾りで、日本を動かしているのは今井補佐官ということか。だがいろいろな報道をつぶさに見てみると、しょせん虎の威を借る狐に過ぎないようである。

週刊誌報道によると、森友学園の国有地払い下げの経緯をまとめた文書を改ざんしろと命じたのも、ポスト安倍の有力候補になってきた菅官房長官をスキャンダルで潰しにかかったのも、酷評されたアベノマスクを配ったのも、電通と組んでコロナ対策事業のカネの中抜きをしたのも今井とその一味ということのようである。

極めつきは「Go To Travel キャンペーン」であろう。後で触れるが、国民の血税を湯水のように使ってお粗末極まりない景気刺激策を考え、地方の首長たちからも痛烈に批判されたのである。

朝日新聞(7月20日付)の世論調査では「Go To」に対して、22日から始めることに74%が反対している上、「開始時期や対象地域を決めるまでの安倍政権の一連の対応も『評価しない』が74%を占めた」。またコロナ感染拡大防止に向けて、安倍が「指導力を発揮していない」が66%、安倍内閣の支持率は33%だった。

今井程度の人間を安倍首相はなぜ重用しているのか。その疑問を解くカギは今井の経歴にあるようだ。

今井氏のおじと岸信介の関係

今井は東京大学法学部を卒業して通商産業省(現経産省)に入省する。主として産業政策やエネルギー畑を歩んでいる。この経歴が、3.11の福島第一原発事故の後、再稼働を進めたい安倍の意を汲んで、関西電力大飯発電所の再稼働に尽力することにつながる。

第一次安倍政権の時、内閣官房に出向して内閣総理大臣秘書になったことで、安倍に認められていくのだが、今井と安倍は昔からつながりがあった。今井のおじには今井善衛元通産事務次官と、新日本製鐵会長と経団連会長を歴任した今井敬がいる。安倍の祖父の岸信介と善衛は商工官僚同士だった。同じエリート育ち、そんな思いもあって安倍も今井に胸襟を開いていったのではないか。

だが、安倍は持病の潰瘍性大腸炎もあり、突然辞任してしまう。失意のどん底にいた安倍を誘い出し、ゴルフや山登りに誘ったのが今井だったという。今井にしても、安倍が再び政権へ返り咲くとは考えていなかっただろうから、この時期にある種の友情が芽生えたのかもしれない。予期せぬ第二次安倍政権発足後、安倍は今井を政務担当の総理秘書官に就かせる。

ここから政権が長期化するにつれて、今井も自分の権力を拡大していく。

側近でさえ今井氏の許可なしには首相に会えない

中でも今井が一番熱心だったのは、江戸時代の五代将軍徳川綱吉に仕えて権勢をほしいままにした側用人・柳沢吉保のように、「主への情報の出入りを時に遮断し、時にねじ曲げ、主の寵愛と権力を得た」手法を真似たのだと、週刊現代(7/18号)が書いている。

「総理の日程を管理する秘書官を兼務しているのがキモです。総理の指示を下ろすのも、総理が相談するのも、情報を集約して総理に上げるのもすべて今井さん。総理は今井さんの切れ者ぶりに惚れ込み、任せきっている」(自民党中堅議員)

どんなに安倍側近を自任する人間だろうが、今井が認めなければ、安倍との面会はかなわないそうである。

昔、田中角栄の秘書に早坂茂三というのがいた。東京タイムズ出身だったが、態度の大きなことでは、オヤジの角栄を凌いでいた。

だいぶ前になるが、私が角栄のインタビューの了解を取り、社から出ようというとき、早坂から電話がかかってきて、「オレを通していないからインタビューはさせない」といわれ、ドタキャンされたことがあった。今でもそのことを思い出すと怒りに震えてくる。

早坂がいなかったら、角栄の評判はもう一、二段上がっていただろう。

外交のブレーンに「涙目」で口答えする

今井の話に戻ろう。彼の戦略は、安倍に徹底的に忠誠を尽くしながら、自分の敵になりそうな人間を潰していくというものだ。

安倍のインテリジェンス分野のブレーンは、元外務次官で初代国家安全保障局長の谷内正太郎だった。

17年5月、自民党の二階俊博幹事長が安倍の親書をもって中国の習近平国家主席を訪れた。その時同行した今井が、親書の一部を勝手に書き換えてしまったそうだ。

「これに谷内が激怒、今井の帰国後、官邸で口論となった。今井は興奮のあまり、目に涙を浮かべながら谷内に口答えした」(外務省キャリア)

だが、自分の書いた親書を部下が勝手に書き換えたのを叱責するのは安倍のほうであろう。安倍はそれをしなかった。あるいは、元々今井が下書きを書いたのかもしれない。

この喧嘩、谷内の負けである。谷内の対中・対ロ外交が手詰まりになると、安倍は外交の打開策まで今井に聞くようになったという。

昨年9月、谷内は局長の座を降りた。

谷内が退場すると、今井のターゲットは菅義偉官房長官に向いた。「令和オジサン」などといわれ、陰険で底意地が悪そうだと一般受けしなかった菅が、一躍、ポスト安倍の先頭に躍り出たのである。今井がこれを露骨に警戒したというが、それはそうだろう。安倍との仲がぎくしゃくしている菅が首相になれば、自分の居場所はなくなる。

「菅からの宣戦布告」ととらえ…

実質的な菅派結成の動きも急になり、昨年9月の内閣改造では、菅が後見人となって小泉進次郎、菅原一秀、河井克行が初入閣した。週刊現代によれば、今井が「一線を踏み越えた」と判断したのは、8月に小泉進次郎が滝川クリステルとの結婚報告で、まず、菅のところへ行き、その後に安倍のところへ向かったことだという。

「今井は『菅からの宣戦布告』ととらえたわけです」(全国紙政治部デスク)。あまりにも短絡的過ぎると思うが、その後、進次郎の女性スキャンダル、菅原経産相の有権者買収疑惑、河井法相の公選法違反疑惑などが続けて報じられたところを見ると、誰かが意図的に漏らしたと考えても不思議ではなかろう。

それも、全てを報じたのは週刊文春であった。菅が重用していた和泉洋人首相補佐官と部下の大坪寛子厚生労働省大臣官房審議官の「不倫」も、報じたのは文春である。

週刊誌を使って政敵のスキャンダルを流し、失脚させようという手法は昔からよくある。だが、今回のやり方は、もし万が一、今井陣営がリークしていたのだとすれば、あまりにも露骨すぎるやり方である。

文書改竄は「忖度ではなく『やれ』と言われたのだろう」

森友学園問題で、安倍と妻の昭恵の関与が取りざたされていた時、安倍は野党の追及に対して、「私や妻が関わっていたとすれば、総理も議員も辞める」と口を滑らしてしまった。

当時の佐川宣寿理財局長が矢面に立ち、安倍を忖度して懸命に否定し続けていた時、払い下げ経緯をまとめた文書の改竄を命じたのは今井だといわれている。

前川喜平元文部科学次官は、かつて週刊朝日で、こう語っている。

「官僚が、これほど危険な行為を、官邸に何の相談も報告もなしに独断で行うはずがない。文書の詳細さを見れば、現場がいかに本件を特例的な措置と捉えていたかがわかる。忖度ではなく、官邸にいる誰かから『やれ』と言われたのだろう」

「私は、その“誰か”が総理秘書官の今井尚哉氏ではないかとにらんでいる。国有地の売買をめぐるような案件で、経済産業省出身の一職員である谷査恵子氏(当時昭恵の秘書役=筆者注)の独断で、財務省を動かすことは、まず不可能。谷氏の上司にあたる今井氏が、財務省に何らかの影響を与えたのでは」

忖度官僚たちに与えた餌は、出世である。佐川は国税庁長官になり、佐川の後を引き継いで安倍を守った太田充は財務省事務次官に抜擢された。

コロナ対策をきっかけに迷走が始まった

政敵を次々に潰し、野党の不甲斐なさもあって、安倍政権は永久に続くのではないかと思われていた。だが、新型コロナウイルス感染拡大が政権内部の驕りや堕落を炙り出したのだから皮肉である。

習近平主席の訪日や東京五輪開催にこだわり続けたために、中国をはじめとする外国からの旅行客の入国を阻止することが遅れ、その後もコロナへの対応策が後手後手に回ってしまった。コロナの専門家会議をつくったが、感染拡大を恐れ、安倍首相は独断で突然、「小中高の一斉休校」をいい出し、教師、児童、親たちを大混乱させてしまった。

これが安倍政権が迷走を始めた第一歩だった。

4月には緊急事態宣言を発表して全国民に自粛要請をした。だが、補償もない要請では、コロナよりも、将来の生活への不安の方が大きく、国民の間に動揺が広がってしまった。

そんな国民の不安に答えることもせず、今度は国民一人一人にマスクを配るといい出したのである。こんなものに約400億円もかけるのなら、PCR検査の機器を増やす、医療現場が崩壊しないよう早急に手を打つなど、もっとやるべきことがあるだろうと、多くの国民は首を傾げ、官邸の連中はコロナに感染しておかしくなったのではないかと、より不安を増幅したのである。

もう古巣にも戻れず、政権を延命するしかない

その後も、YouTubeで星野源の人気に便乗して、自宅で優雅に犬と戯れている動画を投稿して顰蹙を買った。こうした稚拙な国民向けアピールを考えたのは、今井、佐伯ラインだといわれている。

官邸のコロナ対応を取り仕切ってきたのも今井たちだったが、その神通力も通用しない事態になる。

「今井氏が主導した『減収世帯への三十万円給付』案が公明党の反対で『一律十万円給付』にひっくり返されるなど、これまででは考えられない事態が相次いだ」(官邸担当記者=週刊文春7/23号)のである。

6月24日には、コロナ対策のために招集した専門家会議を、西村康稔経済再生相が突然、解散すると発表した。日本記者クラブで座長の脇田隆字が会見をしている最中で、記者から知らされた脇田は、驚きを隠さなかった。

秋に解散総選挙を目論んでいる安倍首相と今井たちは、感染予防に重点を置き、経済回復に熱心ではない専門家会議に不満を持ち、それを忖度した西村が、専門家会議のメンバーにも知らせず解散してしまった。これもまた今井が省の後輩の西村に吹き込んだといわれている。

安倍がコケたら古巣の経産省へ戻ることもかなわない今井にとって、コロナ感染拡大に怯える国民のことよりも、レイムダック状態の安倍政権の延命こそが最重要課題なのである。

それを如実に示したのが、拙速としか思えない「Go Toキャンペーン」だった。

“失敗”続きを見かねた安倍首相の思惑

国内旅行の半分額相当を政府が支援するというもので、「支援は一人二万円までとされているものの、宿泊日数や使用回数に制限はないという大盤振る舞いです。今年度の一次補正に盛り込まれた予算は約一兆四千億円。同じ一次補正で、感染拡大防止策や医療体制の整備に配分された約六千七百億円をはるかに上回ります」(官邸担当記者=週刊文春)

ここにも当然ながら、政局が絡む。公募で選ばれたのは大手旅行代理店や業界団体で構成される「ツーリズム産業共同提案体」というところで委託費用は1895億円にもなる。この中の業界団体は3つで、二階幹事長ベッタリの団体だといわれている。

最近、菅や石破茂と急接近している二階をつなぎ留めておくために、二階に安倍が配慮したということだろう。今井たちの相次ぐ“失敗”を見かねた安倍首相が、再び菅を頼るようになったと週刊文春が報じている。

石破に接近して、「俺が推せば石破は勝つ」と嘯いている菅をつなぎ留めておくために安倍は菅と会食する。その席で、菅が唱える「感染拡大防止と経済活動の両立」が実現すれば、落ち込んでいる支持率もアップするかもしれないと安倍は考え、「そのため菅氏は首相にとって有力な後継候補となったのです」(同)。

だがここでも大きな誤算が生じるのである。

「東京を除外」で謝罪する羽目に

菅が暴走してしまうのだ。「Go To」は8月からの開始が見込まれていた。だが、菅が旅行代金の割引に限り7月22日から実施すると主張したのである。

「一斉休校の影響で、八月になっても登校しなければならない子供もいる。そのため菅氏は、子供も大人も確実に休める七月二十三日からの四連休も割引対象とするべきだとしていた」(官邸関係者)

策士策に溺れるである。8月中に経済回復の兆しを安倍に見せなければ、ポスト安倍にはなれない。焦りが菅を自滅させたのであろう。

東京の感染者数が増え続けていた。小池都知事の、「無症状の感染者も出ている中で、どう仕切りをつけるのか。これは国の問題だ」という批判に菅は、「圧倒的に東京の問題」だと突っぱね、予定通りに実施すると強気だった。

だが、全国から東京の人間が観光に来てもらっては困るという声が上がった。安倍も計画を変更しないと強気だったが、7月16日、東京の感染者が過去最多の286人になったと聞くと、前言をあっさり撤回して、東京の発着旅行を対象から外すとしたのである。強気だった菅も、会見で「直前になって東京の感染が拡大をしているという現実の中で判断をさせていただいたわけでありますので、そこについては大変申し訳ない」と謝罪するはめになった。

菅は悔し紛れに、多くの感染者が出ているキャバクラやホストクラブに対して、風営法で警察官の立ち入り調査をやっていく必要があるという趣旨のことを、フジテレビの報道番組でしゃべったのである。

この責任は安倍首相1人のものか

官憲を導入して強制的に休業させることをやれば、次々に対象を広げていくに違いない。私などは、戦前の悪法「治安維持法」を思い起こす。コロナ感染に乗じて、ただでさえ私権の制限が狭められているのに、さらに警察まで動員しようという危険な考えに危機感を持たなくてはいけないはずだ。

6月18日以降、安倍首相は会見も、週1のペースで開かれている国会の委員会の閉会中審査にも出席していない(北海道新聞7/18 17:00)。さらに秋の臨時国会も開きたくないと漏らしているという。説明責任を放棄したということは、もはや政権運営の情熱を失ったと見るべきであろう。

これまで安倍の親衛隊として力を誇示してきた今井ら腹心たちの数々の失態。存在感を増してきた安倍の天敵・石破茂の台頭。政権内から噴出してきた露骨な安倍批判。低迷する支持率。「退陣」の二文字がはっきり見えてきた安倍政権だが、主がいなくなれば、彼にパラサイトして、わがもの顔に振る舞ってきた連中が権力を失うのは必定である。

官邸を伏魔殿にして、人事で官僚を取り込み、経産省主導の不透明な政権運営は、この国を歪な形に変えてしまったと私は考える。言論表現の自由は狭まり、国による監視は強化され、医療・年金制度は崩壊の度を早めている。

その責は安倍をはじめ、今井たち忖度補佐官たちも負うべきことはいうまでもない。(文中敬称略)

電通は国賊か<本澤二郎の「日本の風景」(3791)<「月刊日本」も特集=電通と結託する安倍政権>

2020年07月22日 | 政治
電通は国賊か<本澤二郎の「日本の風景」(3791)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/25602145.html
2020年07月21日 jlj0011のblog


<「月刊日本」も特集=電通と結託する安倍政権>
 血税予算を当たり前のように引き抜く電通を目の当たりにして、さしもの愚かなジャーナリストも覚醒した、というよりも覚醒させられた。電通は国賊・売国奴なのだ。電通ほどの悪党は、この世に存在しない。言論弾圧は日常茶飯事!言論人はおろか、NHKも新聞テレビも、根っこを見れば、なんと被害者なのだった。

 日本を代表する雑誌も出版社も、電通の空前絶後の巨悪・悪徳を暴くことが出来なかった。日本に民主主義が定着しなかった現状を、見て見ぬふりをしてきた。反骨の言論人・出版人も、手も足も出なかった。

 「月刊日本」7月号が、おそらく日本の印刷物として、初めて小さな特集を組んだ。おそるおそるだが、それでも敬意を表したい。「電通と結託する安倍政権」特集である。

 安倍は、最も愚劣極まりない国粋主義者として世界で知られている。内閣支持率10%ラインが、なぜか40%、50%に跳ね上がる。あえて電通の仕業と断罪したい。小さな世論調査会社を買収することなど簡単なのだ。

 東京五輪反対の二人の有能な都知事選候補者が、100万票も獲得できなかった原因も見えてきた。投票用紙を廃棄していなければ、手作業で正確な得票数をはじき出す義務が、選挙管理委員会にある。

 「テレビCMを武器に、テレビに対する圧倒的な支配力を維持してきた」と勇気ある月刊誌は指摘するが、正確ではない。新聞も、と加えるべきだ。日本の新聞テレビのすべてが、電通のふるいに掛けられている。

 世論は、新聞テレビによって形成される。その根っこを抑え込んでいる電通が、世論を構築する、世論を扇動する、のである。

<「もみ消し屋」どころか、自公独裁の立役者・主犯>
 「電通はスポンサーの意向を武器に、政権に批判的な番組をつぶし、政権に不都合なニュースを抑えてきた。電通はもみ消し屋とさえ呼ばれている」と月刊誌は指摘している。

 テレビ報道が、政権に批判的だと封じ込めてしまう。これは言論弾圧のことである。これはテレビだけではない。新聞や雑誌の場でも繰り広げられている。そして間違いなく、インターネットの世界でも、繰り広げられている、と断罪できるだろう。

 国民の多くは、選挙関係全てを独占している「ムサシ」という、特異な企業の存在を知らない。上場されている。選挙が噂にのぼると、株が間違いなく上がる。自民党関係者は、上がる前にムサシ株を買うという。

 専門家は「プログラムのソフトを操作すれば、勝者と敗者を逆転できる」と打ち明けている。

 自公3分の2議席によるアベ独裁政治の主犯は、電通の可能性が強い、というよりも仕業だ。人々に災いをもたらす大魔神と呼称する理由である。

<「読売・産経・日経は電通の下請け」は本当か>
 「自民党が進める政策の実現で、電通は常に重要な役割を果たしてきた。原発を推進するために、電通に流れた巨額の広告費が、原発の安全神話を作り上げた」とも月刊誌は書いている。

 正しくは、政府自民党が推進する主要政策のすべてが、電通による世論操作・世論扇動で推進されている、である。

 20年余、ただ一人現役の政治記者として、自民党本部と首相官邸に張り付いてきたジャーナリストも、全く気づかなかった。恥を天下にさらすほかない。

 産経の右翼化についで、読売が、日経が改憲新聞に変質した背景には、電通の存在があった。日本テレビ・フジテレビ・テレビ東京も右に倣うことになる。いやいやテレビ朝日もTBSテレビも、電通の監視下に置かれている。

 これら右翼新聞テレビは、電通の下請け企業と呼ばれても仕方ないだろう。新聞離れ・テレビ離れは、自業自得なのだ。

 「小泉政権は、ワシントンの対日要望書に沿って郵政民営化を推し進めたが、2005年の郵政選挙では、電通が徹底した世論誘導を行ったとされている」と遠慮深く指摘している。

 郵政選挙は電通の仕業だったのだ。この期に及んでも、自粛したような記事しか書けない「月刊日本」が悲しい。

 「裁判員制度導入のさい、最高裁から電通に8億円以上のPR費用が流れ、露骨な世論操作が行われた」という事実を初めて知った。

 「東京五輪誘致の際の闇献金疑惑にも、電通の名前が挙がった」どころの話ではない。電通の、100%血税強奪利権五輪そのものであろう。

<戦前も戦後も財閥と政府与党を操る電通は不死鳥・大魔神>
 「満州国傀儡政権」「大東亜共栄圏」「鬼畜米英」の恥ずべき日中戦争と日米戦争において、財閥と日本政府の策略を、言論戦でもって世論を扇動した国策会社の主役となったアヘン王・里見甫は、敗戦後、民間人最初のA級戦犯となって巣鴨刑務所の人となった。しかし、すぐさま釈放された。

 そして、戦後に復活した財閥の広報宣伝から、日本政府の重要政策推進の中核となった電通は、はるかに戦前を超えている!
 以上は、コロナが暴いてくれたことになる。

<医療事故死に無反省・謝罪しない東芝、黒幕は国賊の電通だった!>
 私事が人間の頭脳に影響を与える。いまそのことにジャーナリストとして感謝している。

 息子の医療事故死のことである。東芝の東芝病院の恐ろしい非人間的な態度・対応に打ちひしながら生きてきたのだが、そのことが311のフクシマ東電原発3号機の「核爆発」を教えてくれた。

 長男がネット映像で、証拠を見せてくれた。この核爆発原発が東芝原発だった。放出された中性子は、関東一円に降り注いだ。東北だけではない。関東・東京にも中性子は襲い掛かっている。

 東北と首都圏の死亡者数と死因を分析すれば、東芝核爆発の途方もない結果が出るだろう。

 この深刻な事態に沈黙する東芝、彼らには我が息子の命などどうでもよいことなのだ。悪魔の東芝を演じさせる閻魔大王・大魔神の仕業である。

<改めて「次男正文は犬死ではなかった」と涙する父親>
 改めて、次男正文に感謝、感謝である。彼の死は犬死ではなかった。一人のジャーナリストを覚醒させてくれたのだから。

 筆者と肩を並べてくれる言論人の台頭を、ひたすら切望するばかりである。電通・大魔神に気づいて、目を覚ましてくれるジャーナリストの台頭が、この国の前途に灯をもたらしてくれる。涙を流しているばかりでは、息子の命は蘇ってはくれない!

2020年7月21日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

世に倦む日日 観光旅行なんて三密体験そのものじゃないか。

2020年07月22日 | 政治
観光旅行なんて三密体験そのものじゃないか。人が密集する駅を通り、人が密集密着する乗り物を乗り継ぎ、不特定多数が多く集まるスポットに立ち寄って、不特定多数が集まる宿舎に泊まる。三密止めましょうと言ってたの、政府と専門家会議だろう。

春は感染予防のために学校休業までやっていた。外出と接触を止めていた。今、各都府県で一日当たり過去最多の感染者を出し、市中感染が蔓延しているのに、団体旅行に行けとか、家族旅行しろとか、どういうことなんだろう。尾身茂や脇田隆字や館田一博はどういう了見なんだ。説明しろ。

小池百合子が「4連休中は高齢者中心に不要不急の外出自粛を」と呼びかけ。これが当然ですよね。他の知事も府県民に同じ指導をしないといけないし、政府が4連休中の外出自粛を国民に言わないといけない。GoToトラベルなんてとんでもない話だ。誰か止める人間いないのか。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200721/k10012527081000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001 …

空気人形(R15+)

2020年07月22日 | 
古びたアパートで、持ち主である秀雄と暮らす空気人形――空っぽな、誰かの「代用品」。ある朝、本来持ってはいけない「心」を持ってしまう。秀雄が仕事に出かけると、洋服を着て靴を履いて、街へと歩き出す。ある日、レンタルビデオ店で働く純一と出会い、その店でアルバイトをすることに。密かに純一に想いを寄せる空気人形だったが、彼の心の中にどこか自分と同じ空虚感を感じてしまう。※本作はR15+指定作品となります。15歳以上のお客さまはご覧いただけます。

キャスト
出演 : ぺ・ドゥナ、ARATA、板尾創路、オダギリ ジョー、高橋昌也、余 貴美子、岩松 了、星野真里、寺島 進、富司純子
スタッフ
監督 : 是枝裕和

あなたの息で、私のカラダを満たして……
古びたアパートで、持ち主である秀雄と暮らす空気人形――空っぽな、誰かの「代用品」。ある朝、本来持ってはいけない「心」を持ってしまう。秀雄が仕事に出かけると、洋服を着て靴を履いて、街へと歩き出す。ある日、レンタルビデオ店で働く純一と出会い、その店でアルバイトをすることに。密かに純一に想いを寄せる空気人形だったが、彼の心の中にどこか自分と同じ空虚感を感じてしまう。 #恋愛映画おすすめ

アリの一言 : 被災地に「旭日旗」か!

2020年07月22日 | 政治
http://www.labornetjp.org/news/2020/1595312768604staff01
被災地に「旭日旗」か!
2020年07月21日 | 自衛隊・軍隊
   
 20日、豪雨災害で未だに行方が分からない方々の大規模な捜索活動が、熊本県球磨川で行われました。テレビで流れたその映像に、目を疑いました。被災者を捜索するゴムボートに立てられているのは、なんと旭日旗ではありませんか!(写真左・中)

 旭日旗は、明治以降の日本帝国の侵略・植民地支配を象徴する文字通りの旗印です。

 「海外侵略の走りであった台湾出兵(1874年)や江華島事件(1875年)でも、『日の丸』(旭日旗―引用者)は日本の力の『誇示』に使われています。…日清戦争(写真右)から日露戦争、台湾割譲、南樺太割譲、そして韓国併合。日本はアジアへの膨張を進めていきますが、その先頭にはいつも『日の丸』がありました。…日中戦争に突入すると、またたく間に北京を占領。12月には南京を占領して『南京虐殺事件』を引き起こします。この南京城に立てた『日の丸』は虐殺のシンボルともなっています」(佐藤文明著『「日の丸」「君が代」「元号」考』緑風出版)

 けっして遠い過去の話ではありません。この侵略・虐殺・植民地支配のシンボルである旭日旗を、現在の海上自衛隊、陸上自衛隊は「隊旗」としているのです。

 そしてさらに、安倍政権はこの旭日旗を国際的イベントで政治的プロパガンダの道具として使おうとしています。「東京五輪」の客席でそれが打ち振られることをあえて公認したのです。

 東京五輪を前に、韓国国会文化観光委員会は五輪組織委員会(森喜朗会長)に対し、「侵略と戦争の象徴である旭日旗が競技場に持ち込まれ、応援の道具として使われることがないよう求める」とする決議を採択しました(2019年8月29日)。

 これに対し組織委は、競技会場への旭日旗の持ち込みは禁止しない(許可する)とする決定をあえて行い(9月3日)、安倍政権はそれを追認・擁護したのです(9月12日)。

 旭日旗に対する批判はもちろん韓国政府・国会だけではありません。2018年10月、韓国主催の国際観艦式に自衛隊が旭日旗を掲げて参加しようとしたとき、韓国のハンギョレ新聞は次のような社説を掲載しました。

 「1870年に日本陸軍が最初に使った旭日旗は、日本が太平洋戦争を起こしてアジア各国を侵略する際に全面に掲げた旗だ。それ自体が日本軍国主義の好戦性を象徴している。韓国や中国など周辺国が旭日旗掲揚に反発するのもこのような理由からだ。それでも海上自衛隊は16本の光の筋が描かれた旭日旗を、陸上自衛隊は8本の筋の旭日旗を使ってきた。『侵略国家』『戦犯国家』という事実を否定する処置だ。(中略)国際社会は旭日旗に固執する自衛隊と平和憲法改正を公言した安倍晋三総理を見つめて、日本の軍国主義復活を憂慮している。日本が真に平和を望むならば、自ら旭日旗を降ろすべきである」(2018年10月2日付ハンギョレ新聞社説)

 その旭日旗が、豪雨災害の被災地に!被災者の捜索になぜ「隊旗」を立てる必要があるのか!

 安倍政権が災害を利用して自衛隊の活動拡大・浸透を図ろうとし、「市民」も次第にそれに取り込まれつつあることの危険性について先日書きましたが(7月9日のブログ参照)、旭日旗の掲揚・誇示はたんに自衛隊の浸透にとどまらず、日本の侵略・植民地支配の歴史を隠ぺいし、国際社会の批判に対する居直りを図るものです。

 それが被災者の深い悲しみと苦しみに乗じて行われていることに、身の震える怒りを禁じえません。

世に倦む日日 小池百合子が「4連休中は高齢者中心に不要不急の外出自粛を」と呼びかけ。これが当然

2020年07月22日 | 政治
小池百合子が「4連休中は高齢者中心に不要不急の外出自粛を」と呼びかけ。これが当然ですよね。他の知事も府県民に同じ指導をしないといけないし、政府が4連休中の外出自粛を国民に言わないといけない。GoToトラベルなんてとんでもない話だ。誰か止める人間いないのか。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200721/k10012527081000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001 …

愛知県で新規感染が53人、福岡県でも53人。いずれも過去最多。全国で凄い勢いで市中感染が広がっている。東京だけが危険というわけじゃない。こんな中でGoToキャンペーンやるのか。尾身茂と館田一博、どういう了見なんだ。責任取れるのか。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200721/k10012527181000.html … https://www.chunichi.co.jp/article/92383

「GoToキャンペーンの政局 - 安倍晋三・菅義偉・小池百合子の暗闘と相剋」をアップしました。https://critic20.exblog.jp/31512112/