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DoaU363日目_Part2_オリエンタル即席カレー

2010-02-27 10:50:11 | 食べ物
世の中は評価でできている。

モノの値段だって売る側が勝手に値段が付けられる訳ではない。
買う側が評価する、最終的に。売れなければ下げざるをえない。
裁判は裁判官が評価する、量刑という名の下に。

ちょっと大きな会社だと人事評価か行われる。
目標を立て、その目標の達成率で評価が決まる。
営業はわかりやすいけれど、管理部門はかなり難しい。
ミスなく、それは当たり前であって、目標にはならないからだ。

同様に、何かを作る部門でも難しい、客観的な評価ができないからだ。
芸術作品だって同じだ、客観的な評価はない。
権威のあるものが、これは素晴らしい、その一言で決まる。
論理学で言う権威による誤謬でしかないけれど、
キム・ヨナと浅田真央のメダルの色を決めたのも、
論理的には誤謬でしかない評価というものである。

昼寝する?
フィギュアスケートを見終えた嫁さんがニコニコ顔で言う。
外を見ればけっこうな勢いで雨がふっている、
ああなるほど、そう納得する。
ただ、ハローワークに行くって言ってたじゃん、オレ。

ちゃんと16時前に着くけれど、なんだか遅いのだ。
かなり待って呼ばれると、意味がわからんことを言われる。
いや、もちろん悪い話ではない。

しかし、だ。
どういう評価なんだ?さっぱりわからん。

帰りにキミサワに寄る、ビールが足りないのだ。
つらっと見ていると、なんだかスゴいものがある。



オリエンタル即席カレー
昭和20年に発売された粉末タイプのカレーである。
元祖即席カレーはハウスだけれど、コレがかなりうまいのだ。
シェアではハウス、S&B、グリコでほぼ100%。
オリエンタルはホントに局所的な人気?
昼のヨコイに続いて、またも名古屋飯だ、なにしてんだか。

牛すね肉が20%オフだったので、それも買う。

18時に家に帰ってから、すぐにカレー作りにとりかかる。
牛すね肉に塩をふって、臭みをとる。
汗をかいたら、ナツメグとタイム、白コショウをふっておく。
小さめのジャガイモ3個の皮をむいて、水にさらす。
セロリを細かく刻む。
ニンジンの皮を剥き、テキトーに切る。
タマネギ1個は櫛切りにしておく。

鍋にオリーブオイルをひいてセロリを炒める。



強めの弱火ぐらいで炒めはじめる。
セロリの香りがたったら牛すね肉を放り込む。



牛肉を入れたら強火にして表面の色が変わるまで炒める。
強火のままニンジンを炒める。
ニンジンにオリーブオイルが絡んだら、ジャガイモも放り込む。



ジャガイモが崩れないように、ざっくりと。
白ワインを100ccぐらい入れてアルコールを飛ばす。
水1,000ccを加えて沸騰させる。
タマネギは食感を残したいので、この時点で投入。
とろ火に落として、ことこと1時間ぐらい煮込む。

一度、火を落とす。
オリエンタル即席カレーを少しずつ加え、しっかりと混ぜ合わせ撹拌。



中火で沸騰させたら1時間ぐらい休ませる。
それから、とろ火で1時間ぐらい煮込んだら完成。



This is the curry rice !
そんな感じのできである。
とろっとはしていないけれど、さらっともしていない。
茶色よりも黄色っぽい感じ。
牛すね肉の香りが漂うし、その食感もいい、なかなか。

オレにとってはこれぐらいの辛さがちょうどいい。
言いたくはないけれど、昔のカレーライスなのだ。
しかし、OKはこれをカレーと認めないかもしれない。

カレーの評価って何だ?
これまた個人の趣向でしかない、食べ物すべてに言えることだけれど。


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