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again037_Part2_キミサワ「にぎり寿司 蘭」

2010-08-10 09:57:07 | 食べ物
卵はね、そりゃホントにごちそうだったんですよ、
それを金持ちの子供は2つも持ってきやがって。

ミスター・ハードボイルドエッグは言う。
戦後の食糧難、貧しかったらしい、板東家は。
だかといって、新大阪から東京に来る新幹線の車内で
ゆで卵を6個も食べる必要はない、明らかに過剰摂取だし。
この70歳のミスター・ハードボイルドエッグは過剰だ、そのイベントにおいて。
明らかに70歳以上の参加者が多い、その会場で彼は言う。

3日寝込んでぽっくり逝けばいいんですよ

寝込むまで頑張れ、お迎えはもうすぐそこまできているんだから、
そんなことを平気な顔で言う、言えるのもキャラだけれど、
ただ平均年齢70歳オーバーの会場からは笑い声。
辛気くさいよりはいいけれど、ホントに大丈夫なのか?そう思う。

味噌屋八郎商店を出て、イベントが行われる会場へと向かう。
そのビルの周囲の喫煙所でタバコを吸っていたら、
台場で面接を受けた人物、ここの責任者とばったり。
12年の名古屋転勤から帰って来たばかりの方なので、
名古屋の話しだったり、新しい会社の話しだったりをベラベラと。

イベント後、すぐに自由が丘へ帰る。
緑道沿いのアディダスの前で嫁さんと落ち合ってキミサワへ。
1階のハックドラッグは棚ごと無くなっていたり、
ああ、閉店なんだよなあ、そんな思いを強くする。

地下に下りると、棚ごと無くなることはないけれど、
かなりさっぱりとしはじめている。
マグロもカツオもウマそうである、しかもそんなに高くはない。
しかし、秋刀魚は398円@1尾という脅威の値段。
イワシが高級魚になって久しいけれど、秋刀魚まで高級魚になるとはねえ。

キミサワでしか買えないものを買って、晩ごはんどうしようか、とぐるぐる。



にぎり寿司 蘭(880円)
マグロの赤身が3貫、これがアホみたいにうまい。
エンガワもいい歯応えを残しながらも、とろんとろん。
穴子もいい炊き加減で、これまた絶品。
本来はこれが1人前らしいけれど、小食夫婦にはコレで充分、そう思っていたら、
小腹が何か喰わせろ、そう言ってるぞ

何かを作るとすればゆで卵ぐらいだ、もちろんハードボイルドエッグではない、
ハーフボイルドエッグ、つまり半熟卵。
ただ、御殿場高原あらびきポークが残っているので、それをとろ火で焼く。
塩と黒コショウをちょっとだけ加えて。



ボイルではないので、ちょっと粒マスタードをつけて食べた方がウマい。

ガキの頃に食べたソーセージは、タコさんウインナーを作るぐらいしか
用途がないような、そんな代物だった。
周囲も同じだったから、腹が立つこともなかった。
けれど、嫁さんの隙をついてはやたらと喰う、
板東英二のゆで卵ほどじゃないけれど、もちろん他人の太腿にだって手は置かない。


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