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DoaU262日目_Part1_吉華(中華料理/自由が丘)

2009-11-17 17:23:26 | 食べ歩き
11/17(火)

日本にはなかったけれど、海外にはあった食べ物は少なくない。
今では日本にもあるけれど、カリフォルニアロール。
アメリカの寿司屋で初めて見たときは喰えるのか?と思ったけれど、
それが逆輸入され、日本でも当たり前のように食べられている。
日本人が海外によく行くからこんな現象が起きる。

しかし、中国ではそうもいかない。
何しろ日本に個人旅行で来られる中国人はホントに一握り。
だから、中国にはない中華料理が日本にあっても、
逆輸入されることはない。

食べたいとは思わないけれど担々麺だってそうだ。
中国に行って担々麺を頼めば、日本で言う汁なし担々麺が出てくる。
回鍋肉を頼めば、キャベツじゃなくてニンニクの芽になる。
エビチリだって、ケチャップ味じゃなくて、豆板醤味となる。

日本人が食べやすい、作りやすいように変えられたもので、
この改変を行ったのが陳建民である。
彼の息子・陳建一があまりにも有名になりすぎたけれど、
日本に四川料理を広めたのは、息子ではなく父である。

陳建民の愛弟子が上野毛にいる。
多摩美のすぐ南にある吉華がその店で、自由が丘の吉華はその支店。
先週はチャーハン脳だったからパスしたけれど、
今日は久しぶり、もう9年ぶりぐらいに行ってみる。

13時過ぎだったからお客さんはほぼいない店内。
座席数が増えたような。そして椅子とテーブルが変わっていた。

麻婆豆腐にするかと思ったけれど、寒かったので搾菜肉絲湯麺(1,000円)
それに、ここに来たからには、と小麻婆豆腐(300円)を追加。

5分ぐらいで搾菜肉絲湯麺が登場。



澄んだスープがいい感じである。
搾菜とタケノコ、ピーマン、豚肉の細切り炒めは歯ごたえも味付けも素敵だ。
麺はストレートな細麺。こしなんてないし、でもコレが中華麺。
よろしいかと。

1/3ほど食べ進んだころに小麻婆豆腐が登場。



当たり前のように辛い、そして痺れる。
豆豉がかなり効いているので、好きなんだけれど、汗が止まらない。
コレには麺じゃなくて、やっぱり米だよな、そう再認識する、汗をふきながら。

食後に杏仁豆腐を食べながら、これは中国ではどう食べるんだろ?
そう思う。


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