NS1630_麺亭 かきつばた（きしめん／名古屋駅）

3／21（金）

ガキの頃、日曜日の21時はTBSの東芝日曜劇場か、
CXの花王名人劇場がテレビから流れていた。
日曜劇場は単発のドラマだから別にどうでもよかったけれど、
名人劇場は、同じ劇場だけれど、お笑いだったし、
できれば毎週見たかった。
関テレが制作していたから、落語は上方落語、
その面白さは笑点の比ではなかった。

前の会社で先輩が分厚い1冊にまとめた、
それをむさぼるように読んだ。
上方落語中興の祖の声をアタマで鳴らしながら。

昨夜、ニシキチカから帰ってきて、
2時ぐらいまで起きていた。
だから、もう少し寝ていたかったけれど、
5時過ぎには目を覚ます。



栄の町には、まだ街灯が点いていた。
もう夜が明けそうな時間なのに。

嫁さんを6時に起こしてから、
ベッドでゴロゴロと過ごす。
テレビをつけて驚く。
一番好きな噺家・桂米朝師匠が亡くなった。
すっかり目が覚めるほど、それぐらいの驚き。
年齢を考えれば、不思議でも何でもないけれど、
さすがにねえ・・・。

9時半ぐらいに支社に入る。
Sくんと打ち合わせをしてから、
本来、出るハズではないWEB会議を聞く。
年度内にオレに企画書を持ってくるらしい・・・
何だ？

12時ぐらいに支社を出る。
千種から中央線に乗り、名古屋駅へと。
久しぶりに駅弁でも？なんて思うけれど、
ちょっと待てよ、と。



麺亭 かきつばた
中央線名古屋駅のホームにある立ち蕎麦屋、
というか、立ちきしめん屋。

もちろんカウンターだけの店のドアをくぐって、
すぐに注文してしまう。
しかし、そのカウンターを見ると、
ジョッキと小皿が・・・。
ああ、立ち飲み屋でもあるのか。
ただ、歯医者に行くしなあ、まあ、次回だ、次回。



かき揚げきしめん（500円）
きしめんの上に花鰹がどっさり。
そもそもカツオ出汁が強烈だけれど、
さらにカツオが香るようになる。

ちょっと塩が強いけれど、麺の出汁だから、
これで十分、いや、かなりウマい。

極端にコシのないうどん
それがきしめんの評価だけれど、
いやいやどうして。
箸で持ち上げても切れることはないし、
しっかりとコシがある、驚いたことに。

ホントに2回目があるな、この店は。

新幹線のホーム移動すると、こっちの立ちきしめん屋は
なぜか店の外まで人が溢れていた。
しかし、新幹線ホームのきしめんはウマくないという噂・・・。



のぞみ160号
N700系を3本見送って、
自分が乗るのはただの700系かよ。
スマホのバッテリーは大丈夫？

しかし、バッテリーが切れたのはスマホではなく、
オレ・・・すぐに寝落ち。

ただ、どんな執念なのか、
ふと目が覚めた、富士川で。



しかし、富士山はまったく見えない。
裾野ですら。

そして、また寝落ち。

東京駅で下りて、中央線に乗り換え、
御茶ノ水で総武線に乗り継ぎ、飯田橋へと。
先週に引き続き、大学病院で美人先生に会うためである。

前回、撮ったレントゲンを見る。
ああ、やばい。
1本は入れ歯確定？ああ、なんてことだ。

それは後のことで、今日は上顎の掃除、
学生の実習かと思って覚悟してきたけれど、
先生がキィーンと。
時々、死ねるぐらい痛いけれど、何とか乗り切る。

次は2週間後に下顎・・・
こっちの方がひどいから、さすがにイヤだけれど。

ホントはコレで帰りたかったけれど、
元課長から泣きごとが入る。
明日、来る？なんて思ったけれど、
来週は大阪出張だから、連休にしたい。

しょうがないので会社に戻り、
専務と話しをして、元課長の泣き言のために、
社長に承認を得て、紙を発注する。
来年度、この商品で使用する紙はコレで決定ということ。

そして、月曜日に持っていく水道橋の初校をチェック、
取材申請書のひな形を整える。
やたらと発送先が多い秘密案件の送り方を考える。
専務が以前、代表取締役をしていた会社は？
そう専務に相談すると、月曜日に・・・
そりゃ帰る寸前ですもんね。

19時には会社を出る。
夜のニュースでもやはり米朝師匠死去を告げていた。

合掌