缶詰だけど、それが何か?

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DoaU272日目_Part1_後楽本舗(ラーメン/渋谷)

2009-11-27 17:43:02 | 食べ歩き
11/27(金)

今の行政に求められてるものはな!
60ぐらいのおじさんが怒鳴り散らす。

オレだってわかってるんだよ、これは無理だってな!

口を挟もうとしても無駄である。
でもな、無理ですって断らなくたっていいだろ!
ハローワークのお兄さんは困り果てた顔。
難しいけれど、がんばってみましょう、そういう言い方はできないのか!
そしておじさんは説明を求める。
ハローワークのおにいさんが話しはじめて10秒。
だから、なんでそうなんだ!!
説明しろ、そう言っておきながら説明する機会すら与えない、
完全無欠の無茶苦茶おやじである。

隣で相談にあたっていたおねーさんが逃げてくる。
そりゃそうだ、横でごんごん怒鳴りまくられて仕事もなにもあったもんじゃない。
周囲へどんなに迷惑をかけようが、オレは知らん!
そういう態度を貫けるのは、ある意味うらやましい。
でも、そんな歳の取り方はしたくない、それだけは確かだ。

最初はおもしろがっていたけれど、さすがにお年寄り、
同じ話がループ、そして、どんどん声も大きくなる。

飽きた、そう思ってハローワークを出たら12時。
タワレコをちょっとのぞいて、南口へ。
昼ごはんをどうするか、モヤイとにらめっこしながら考える。
道玄坂から本店通りに出て、また道玄坂へ。
食べたいものが見つからずに右往左往。

一瞬、松屋が鼻さきをくすぐるけれど、それもなあ。
道玄坂を下って、シネタワーの脇を入る。
今度は吉野家がくすぐる。
パチンコ屋のあたりをぐるぐるしていたら、ああ、こんな店。



店の正面はラーメン王後楽本舗
その下にはラーメン王後楽
その横には後楽ラーメン

どれが本名なのかわからんこの店、
けっこうな人気店で、以前、入ろうとして入れなかったけれど、
今日は空いてそうなので、入ってみる。

メニューをちらっと見る。
タンメン単品で550円。
タンメン定食だと650円で、餃子3個とライスが付く。
こっちでいいか、タンメン定食を頼む。
頼んでから気付く、単品で餃子3個もありだったのか、と。
ただ、そうなると550円+200円。
まあ、ごはんは残せばいい、それだけだ。

カウンターの中にはおじさん、おにいさん、おじいさんの3人。
どうも、このおじいさんが怪しい。
注文なんて覚えてないから、何度もなんでしたっけ?と聞いてくる。
おにいさんがいぢめに近いぐらいの激しい言い方をしているけれど、
耳が悪いのか、それとも天然なのか、どこ吹く風である。
おじさんの言葉も激しい。しかしフライパンの振り方はそれ以上、
王将よりも早いかも。

最初にライスが出てくる。これぐらいなら食べられる?
続いて出てきたタンメンで、無謀だと知る。



モヤシにキャベツ、野菜がもりもり。
しかも、餃子はさらに遅れて焼きたてが出て来る。
これで650円はかなり安い。

ただし、血圧を気にしている人はタンメンは頼まない方がいい。
すごい塩分で、とにかくノドが乾く。
野菜のシャキシャキ感はいいし、麺も嫌いじゃない。
スープだってまずい訳ではないけれど、とにかく塩だ。
餃子は焼きたて以外は特筆すべきものはない。
けれど650円だから、文句は言えない、いや言うべきではない。

ただし、カウンターを拭き方だけは勘弁。
2つとなりの椅子の上にモヤシ、オレのコートにもご飯粒。
下に落とすのはやめてください、コレはマジ。

ご飯粒をとって、モヤイとにらめっこしながら一服。
目の前でおもしろいおねーちゃんが3人。



仁丹が新しくなったらしく、そのプロモーションである。
いいねえ、帽子も髭も。
パッケージのおじさんみたいな感じを女の子にやらせる、
アホらしいけれど、かなり好きなアイデア。
ただ、デニムはどうなのよ?
おじさん、バストアップだったからねえ、下半身は想像するしかないけれど、
スキニーではないハズだ、
いや、タイツという可能性もあるから、そうおかしくもないか、
少なくとも、今の行政に求められるものは!そう叫ぶおじさんよりも。


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