憧憬、大艦巨砲主義w

メイン盆栽HAWK11 営農機セロー250 奥様号レブル250

総括(3)。

2009-02-17 01:29:17 | 事故った(笑)
 

さて、最後のツメは過失割合です。
当方の主張は本音では100:0と言いたいトコですが、まぁ、欲張るつもりはないので、90:10で申し入れていました。

車両の査定金額の交渉後、東京海上の担当者から当方保険会社担当に連絡が入りました。
「相手方(GSX)がセンターラインを越えての追い越し行為中だったので、判例から80:20は譲れない」ですって!
あらら。
査定金額のツケをこんなトコで返してきました(笑)。


過失の内容についてもう一度、当方保険会社の姐さんに言い含めます。

 ・相手方は後方の安全確認を全くしないでUターンに及んだ(安全確認義務違反)
 ・合図のない急なUターンで当方には全く予測/回避不可能だった(道交法違反)
 ・当方は2Mほど回避行為を取ったが、相手方は回避行動を全く取っていない(安全運転義務違反)
上記の相手方の違法行為が事故の主因であるが、当方も走行中であり、譲歩を含めて90:10の過失割合を主張している。
このままでは、示談が成立しないので、85:15に双方譲歩して示談を成立させたい。

姐さんは「わかりました!もっかい話してみます!」と勢いよく電話を切ったのですが。。。


翌日。
「いや、東京海上の担当者、80:20の過失割合での示談要求から譲歩しないんです」と、姐さん、なんだか元気のない申し様です。
さらに、合図については双方の主張が全く食い違っているというではないですか。

ちょ、警察の事情聴取で「相手はなんて言ってんの?」って聞きましたら、警察官は「poitaさんの主張と食い違いはないですよ」ってなオハナシだったのに(笑)。
警官は、こと事故処理なんかは、身内でもない限り、超イイカゲン、ってな伝説は嘘ではないようです。

姐さん、今後の対応方針や時期について見込みを尋ねるも、いつもの明確な口調が出できません。
困っているようです(笑)。
とりあえず、一旦のメドを来週中につける、との話でしたので電話を切りました。
ありゃ。
この分では、来週の報告待ってても、結論は変わりそうもないです。
解りましたよ。
んじゃ、オレが、姐さんのためにヒトハダ脱ぎましょう!
助けてあげますとも!
って、立場、逆じゃん(笑)。


はて、どうしてくれよう。
相手方本人に話をつけるしかないですな。。。
ま、常識的には双方の要望の中間で納めるのですから、不服は少ないはずですし、示談にならないと困るのはお互い様なのですから。
さらに、事故当夜、先方はわざわざオレのアパートを訪れて謝罪してるんですもの。
ソレに「ビタイチ引かない」ってのは、相手方本人知らないんじゃないのかしら?
東京海上のエゴのにおいがプンプンする言い様ですし。

土曜日。
先方に電話入れようとしたら、「おかけになった電話番号は(ry」。
あれ???
オレ、メモちがいしちゃったかな???
保険屋の姐さんは定休日だし、警察も月曜にならんとわからないらしいし出頭しないと確認できそうもない(笑)。


仕方がありません。
時間があまっちゃいましたので、もうひとつウエをいきましょう。
得意の内容証明郵便です。
趣旨は以下の通り。
ま、コケ脅しみたいなもんですが「離間の策」としては効果甚大です。
保険会社の対応のせいで、内容証明がきちゃうんですから(笑)。

 ・オマエ、この事故、自分が悪いって言ってたじゃん
 ・示談にしようぜ、ってなオレの申し出に感謝したんじゃねーのかよ
 ・ところが、オメんトコの保険会社のウンコ、「絶対譲らない」とか言ってんのよ
 ・保険屋が、示談の邪魔してんじゃねぇの?
 ・オマエが示談にしたい、ちゃんとするっていうから
 ・人身もすんなり示談に協力したし
 ・オレはケーサツでも「処罰はサツに任せる」って言ったワケよ?
 ・この手紙読んだら、すぐ東京海上のウンコにちゃんと示談するよう指示しろ
 ・ちゃんとしないと、サツに「示談に応じない、反省してないから、厳重に処罰しろ」って言っちゃうぞゴルァ

裁判所には郵便局併設のところがありまして。
ココの判が付いた内容証明なんぞ、「○●裁判所郵便局」なんてシロウトにはハッタリが効いたりしちゃうことがあります(笑)。


もうひとつ。
相手方本人が事故当夜示談に向けて努力する、と言ってるのですから、保険会社の対応に問題があるワケですよ。
んで、業界団体の窓口に、名指しで苦情入れちゃいましょう。
陰湿な個人攻撃ですが、ま、電話代くらいの効果はあるようです。
だって、オレ、そんなにヘンなコト言ってないし、譲歩してますもの。
   日本損害保険協会 そんがい保険相談室 TEL:0120-107808
あ、相手の担当の正式な所属、姐さんに確認した方がいいなぁ。


んで、月曜、姐さんに電話。
ついでに相手方の住所電話も再確認しちゃいましょう。
事情を姐さんに話して、情報を聞き出します。
すると、姐さん、しばし考え込みまして。
この話、自分にやらせて下さい、ですって。
ま、多少時間かかっても、オレに損はないです。
んで、内容証明発送の件だけは先方に言わないよう条件を付けて、お願いしました。



翌日、姐さんから勝利報告の電話がありました。
損害額は137万円。
過失割合は85:15。
保険金は117万円になります。
ちなみに、相手方は43万円の15%で¥64千円の受取になるようです。


細かくは言えないのですがその他に約10万円回収できましたので、合計127万円の回収に成功しました。
んで、とりあえず、BKが115万円なのですが、この辺のお話は、また、明日でございます。。。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

総括(2)。

2009-02-16 23:22:53 | 事故った(笑)
 

いろんなパターンがありますでしょうけれども、今回の物損補償のフローを簡単に説明いたします。
①双方の損害額の申告
②双方の損害額の査定
③損害額の調整・確定
④過失割合の申告
⑤過失割合の調整・確定
⑥保険金の受領



さて、損害額の申告なのですが、ウインドサプライさんのがんばりによって、全損扱いとなりまして、修理ではなく、おカネによる補償ということになりました。
ここも、ビミョーなトコでして、ジスペケたんの時価評価は約89万円。
個人的には、その2/3の金額があれば、ビミョーに修理しようと思えばできちゃうような気がします。
東京海上は特に工賃に厳しいそうですし。

こういった交渉は素人ではなかなか難しいですし、時間もままなりません。
当方の意を汲んで動いてくれる経験豊富な味方が絶対に必要だと思いました。
特に、個人経営の方が融通が効きそうな気がします。
「勤め先の会社お客」ではなく、「経営者の個人のお客」の立場の違いと言ったらいいかも知れません。

今回はカスタムパーツも含めて、投下した金額はこのウインドサプライさんを通じて提出しました。
提出したリストの合計金額は146万円。
別途装備着衣レッカーなどが11万円です。



先方のアジャスタがショップを訪れて打ち合わせした、というので、金額の連絡を待っていたのですが、一向に来ません。
当方の保険会社に確認したら、「車両112万円、装備レッカー併せて10万円、合計122万円で説明済み、と聞いていますが」だって!
ウインドサプライさんに確認したら、「装備別で、車両が122万円ですよって、書類をチラ見させられただけですけど?」ですって!
うっひゃぁ。
「説明済み」って言葉は「了解済み」とも受け取れる表現ですし、112万円と122万円、ビミョーに取り違えてるし!
やるなぁ、東京海上(笑)。



事情を説明して、当方保険会社経由で査定書を取り寄せます。
さて、ネゴシエーションの始まりです。
ネゴのレトリックは以下の通りです。


さぁて。
東京海上の担当者に電話します。

  ①双方の合意による解決を目指すことの合意
自分自身が合意(譲歩)しないことによって合意が成立しないことを回避します。
 すなわち当方の譲歩によって「これ以上は譲れません」を言わせない予防線でもあります。

  ②合意の前提は双方相手方の立場を理解することが必要、の合意
まず、譲歩を切り出す側(当方)に立つことによって交渉の主導権を確保します。
なんぜ、相手の譲歩を引き出すのが目的ですから、先に譲歩したり条件を出す方が有利なのです。
ただし、とんでもなく相手の思惑から乖離した条件を出すと、相手に主導権を渡すことになりがちと思います。あくまで、欲張らずに交渉をまとめることを目的とします。

  ③あなたが私の立場なら、承服できますか?攻撃
当方の譲歩が先にあって、相手が歩み寄りをしなければならない場合、相手は主張する数字の根拠となるルールを必ず曲げなければならなくなります。
すなわち、ルール自体をこちらの条件に合わせる作業が必要になります。
そして、それは相手の援用するルールをこちらの数字に利用する、すり替えの論理を発動可能にします。
細かいことは言わずに、他の項目も同条件で電卓を叩き直します(笑)。

  ④相手方の想定ラインの提示を求める
そしてそれが当方の数字に達しない場合、さらにそこから「間を取る」形で譲歩を引き出すことが可能になる、ということです。
この「間を取る」の論理はなかなか破るのが難しいです。
この意味からも、相手の「想定と大きく乖離していないけど、容認できない数値」を先手で出す有利さがご理解いただけるでしょうか。

その場では、車両のみで124万円、装備他で13万円、合計137万円の査定金額に改めることができました。
この金額は、相手の譲歩を一発了承していますので、もう1段イケるのですが、ここまでにして、一旦、このセンで了承します。
まだ、同じ人物を相手に過失割合で交渉しなければならないので、「勝ちすぎ」てはいけないように思ったのです。
しかし、後になって、そこはオレが少しアマかったのが判明するのです(笑)。


長くなったので(3)へ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

総括(1)。

2009-02-16 22:21:51 | 事故った(笑)
 

さて。
昨年の事故の件、総括いたします。
あまり細かいことは書けませんが、少しでも皆様と今後のオレのお役にたてば幸いです。


まずはじめに、オレの立ち位置を明確にしておきます。

 ・当方は被害者(受傷側)だが、相手方も迷惑している
 ・事故補償については目標を定めて交渉するが、目標は原状より減損があって当然
 ・なるべく早期に決着


ちなみに相手方は、30半ばの独身と思しき女性。
お仕事はネットでの服飾品販売だそうな。
商号を確認したら1回で覚えられなそうな屋号を即答してたので、間違いなさげ。
クルマは古めのビッツ。
東北の実家から持ち出した親のお古だそうです。
ま、総じておカネはなさそうだけど、フツーのヒト。



このような保険会社が絡む人身の被害者になるのは、初体験でしたので、いろんな方々からアドバイスを頂きました。
その中から、今回の経験を通じて役に立ったと思う情報(心構え)を数点。

 ・感情的にならない、特に保険屋は録音してるので暴言吐くと不利益に作用する可能性アリ
 ・相手の話をよく聞く(何の利益のための発言かを見極める)
 ・警察は、マジ、平気でウソつきますし、テキトーなコト言うので絶対に信用してはいけない
 ・保険屋は勝手に自己都合のいいように解釈する、限りなくウソに近いスタンスの手法を取る時がある
 ・ショップの味方は絶対に必要、個人ショップの方が融通が利くかも
 ・保険会社の担当者のスキルには、当然、差がある
 

事故の経緯は過去日記の通りです。
人身の方は、全くと言っていいほど怪我はありませんでした。
お医者に何度もいくのヤですし、痛くもないものを「痛い」って言うのは、それ以上にココロが痛いのでそういうことは一切なし。
当日も含め、3回の通院でケリをつけました。
眠れないほど痛かったのは当日だけ。
翌日も少しは痛みましたが、まぁ、眠れました(笑)。
ココでの実費以外に保険から支払われたおカネは、相手方保険から約2万円、当方保険から6千円でした。
人身は、これで終わりました。



さて、本題は物損のほうです。


まず。
ジスペケたんには申し訳ないのですが、このバイクにはもう、乗る気はしませんでした。
ジスペケたんは相手方車両を中破(結局廃車)したほど強打していますので、アライメントの復帰には大変疑問があったからです。
すなわち修理ではなく、全損として、おカネで補償を受けたかったのです。


ココが、まず第一のハードルです。
御存知の通り、保険によって支払われるおカネは「原状回復」のための費用です。
回復できないものについてはおカネで支払われます。
ただし、そこでは業界でもルール(慣行)がありまして、我々シロウトが思うほど甘くはありません。
車両については、御存知の通り、「修理代」と「車両現状の対価」のいづれか少ない方が補償の対象となります。


では。
いくらの補償を求めるのか。
実際、GSXに投下していた費用は、車体・改造費・ナビも含め簿価約146万円。
毀損した装備着衣などが7万円。
レッカーなどの実費が6万円。
合計で159万円ほどになります。
ジスペケたんは7月に新車から下ろしたばかりで、まだ、3000Kも走ってません。
ただ、実際には我慢すればいい、ってなものもありますので回収ベースで130万円、減損約2割、そんなもんかしら、ってなグアイです。
ま、この辺はココではあまりはっきり言えませんので、ご興味ある方は、お会いした時にでも(笑)。
ま、オレとしては「もらい事故」ってな側面は大きいのですが、自戒の意味も含めて、その減損は認めることにします。
っつーか、そもそも、譲歩ゼロでは交渉になりませんし、オトシドコロってのがありますでしょ?

その意味では、この回収金額は、達成できて当然なハズなのです。
そう思っている以上、そこからは譲れませんが、相手が思っていることはわからないので、目標としてはイイトコでしょう。。。

長くなりましたので、(2)へ続きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

よっえぇ。。。

2009-02-09 23:15:46 | 事故った(笑)
 

さて、んじゃ、早速昨日作成した名文を発送するとしましょうかね。。。
っと。
相手方と連絡とれなくなっちゃっているので、一応、確認しときましょう。

んで、相手方の住所電話の情報取るために、当方保険会社の担当の姐さんに電話。
ぽ おっしゃる通り、交渉が詰まっちゃってますのでかくかくしかじか。
姐 ん~。。。そうですか。。。
ぽ あれ?オレなんだか的外れなこと言ってます???
姐 いや、そうではないです。
ぽ 、、、いや、何か思うトコあったら忌憚のないトコを、お願いします。
姐 そのお話、私どもから伝えてみてはどうでしょう?
ぽ (おまいらがアテにならんからオレがしゃしゃり出てんじゃんか!(笑))
姐 poitaさんのおっしゃるのもテだとは思いますが。
ぽ そりゃ、姐さんのトコで解決していただけるなら、それがベストですが。。。

こんなやり取りがありまして、一旦、当方保険会社から交渉のカードとして使うことにしました。
ま、入れなくてもいいんですが、ワンクッション、ってトコでしょうか。
今回のオレの申し出で、担当の姐さん、何か思うトコがあるようです。
ま、遠まわしに「オマエんトコがダメだから××する」って言ってるようなもんですから、保険会社も多少はプライドのようなのがあるのかしら。

いづれにせよ、1日2日伸びたとこで問題はありませんので、彼女にもう一度託すことにします。

電話切って、思いました。
あぁぁぁ。。。
オレってば、味方になってくれる女性によっえぇぇ。。。

ちなみに、トップ絵はオレの妄想保険会社姐さん(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洗顔。

2009-02-06 22:39:29 | 事故った(笑)
 

相手方保険会社の東京海上。
いやぁ、皆様のおっしゃる通り、ナンクセ、吹っかけてきましたよ。

過失割合は、1ミリも譲歩しない、というお考えのようで(笑)。
当方の保険会社も、なんだか話がはっきりしませんが、対応に困っているようで。
「んで、どうすんの?」って聞いてもはっきりした話が帰ってこないです。
「ん~。。。んじゃ、メド的にはどうよ?」
「来週中には一旦の結論をお電話いたします。」

どうしてくれようか(笑)。
無理な数字を吹っかけてはいないので、東京海上のやり方は実に不愉快です。
たぶん、当方の保険会社は「いったん(オレを)冷まして、それでも同じ結論」をこちらにぶつけてくるのは目に見えていますので、この間に次の手の布石を打たねばなりません。
いったい、どっちの味方なのよ(笑)。
名前、晒しちゃうよ(笑)。

「あ、そりゃ、ずっけ~っよ!」ってな形にイっちゃおうかしら???
週明けまでに次の手をどう打つか決めて、月曜には計画を立て、動き始めなければなりません。


BKの購入の方も、若干の問題が発生しています。
こちらの方は今なお、解決策が進行中ですが、なんせ、トータルの支払額という面では事故の補償とリンクしていますので、苦しい状況、ということでしょうか。

んでも。
ソレはそれで、燃えます。
市井の一市民でしかない、フツーのオレがどこまで事故交渉のプロとワタり合えるか、コレは試験なのですから。

もうひとつ、並行して動いていることがあるのですが、こちらの方は、また、いづれ(笑)。
何かと忙しい春が来そうです。

さて、顔でも洗って気合入れましょうか!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒトカドの人物

2009-02-03 00:51:19 | 事故った(笑)
 

お酒飲まないんですぅ♡

そんなオレでも、大好きなお酒。
甘酒(笑)。
観光地でもたまに、スーパーなどでもたまぁに、ご自宅でもたまに(笑)。

以前にpoitaママがグランマのお里で「糀」を買っておいてくれたことがありまして。
大変に貴重なものなので(っつーか、糀屋さんってのがあったらしい)、大事に大事にいただいていたのですが、あまりに大事にし過ぎて変色してきちゃったので使うことにしました(笑)。

コイツと、残りごはんと炊飯器があれば大変おいしい甘酒が頂けちゃうのです。
市販の酒粕を利用したものも、あれはあれで独特の風味、嫌いではないのですが、コイツにはかないません。
ご飯の炭水化物を糀がちゃんと分解して糖分→アルコールへと進化させるワケです。
ま、アルコール分まで出してしまうほど置いてしまうと、酸味も出てきてしまうのでその辺は能書きをちゃんと守ります。

んで、トップ絵の通り。
ふんふん、ふん。
コレに比べれば、日本酒やビールなどはただの致酔飲料と言い切ってもいいくらい、豊穣な風味があります。
コメ文化人種としての日本人の血統を感じる、至福のひと時です。
ほんのりと発酵したアルコールの香りに炭水化物が糖に変化した、贅沢で奥行きのある甘み。
砂糖などの糖分が偽りの甘味料でしかないコトを教えてくれるのです。



と、至福ってばかりもいられません。
保険会社から、バイク本体の査定内容が届きました。

ちょ、、、!
計算用の専用書式に書いてある通りに、手書きで計算されています。
確かに、計算のもとの数値はオレが提出した数字です。

カスタム費用、消費税を抜いて償却してます。
償却による減損、なんと26%(爆)!!!!

赤本(価格相場を記載した業界必携)を根拠にした車両本体の査定は二段構えです。
08モデルの相場新車価格は¥998,000。うわ!いいセンじゃないの!
登録そのもので10%DN。
そこから07モデルとの差額(08モデルの中古扱いで弾くワケですね)を登録オチとの差額から登録後の経過月数に案分する計算です。

ふんふんふん。
ま、言いたいことは、よぉくわかります。
ええ。
解りましたとも。

結論からすると、バイク関係で112万円です。
その他もろもろが12万円弱。
その合計に、過失割合が掛け算されるシステムです。
オレ的なオトシ所から想い測るにあと15万位は足りない勘定かしら。。
この「オトシ所」、オレ個人は、無理のない常識的な数字だと考えています。


ま、業界で決まっている計算方法というか論理にいくら噛みついたところで、チカラ押しにしかならないのは目に見えています。
チカラ押しが通用するポジションでもありません。
それに、こういうお題の時にチカラ押しするのは下策である上に、卑しくなりがちだと思うのです。

オレは、こういうお話は、相手が合意できるポイントをどう提供してあげられるかが主題と考えます。
先方だってお仕事でヤってるプロなワケですし、なるべくなら上手く早くケリをつけたいはずなのですから。

そういう意味では、1つの試験と思って取り組んでみることにします。
自分に合格点上げられるなら、オレもヒトカドの人物である、そう、自分を認めてあげることができるような気がするのです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巴里の灯よ!

2009-01-29 01:55:01 | 事故った(笑)
 

なんとなくクリステルな気分で、今週も保険会社の姐さんにお電話。
「んで、先方からは8:2という数字が出てきましたが、どうします?」

おぉっ!
やっと先が見えてきたぁぁぁぁっ!

ココで「Yes]って言っちまえば、決着へ雪崩をうってBKお買い上げへ、、、と逝きたいですが。
ですがね。
当方の損害額、相手方保険会社の算定は122万円。
不満ですよ。
大きく不満。
バイク絡みだけでも、少なく見積もっても140万は逝っちゃってます。
はて、どうしたものか。。。

122万×80%で、96万円。
もともとのジスペケたんの購入金額にさえ、10万以上及ばないのです。
ま、カスタム部分はある程度仕方がないとしても、最低ラインと考えてた金額には及びません。
困りました。

とりあえず、122万の明細を取り寄せることといたしました。
東京海上(相手方保険会社)、そこんトコの説明とか、何にもなしかよ!とか思っていたのですが、実は、ダマシ状態の可能性も出てきました。

確かに、損害金額の申し送り(バイクに使ったカスタム費用など)はバイク屋さんを通じて提出しました。
ですが、トータルの損害金額、当方が了承してなんておりません。
東京海上から当方の保険会社への説明としては「バイク屋さんで了承貰った金額」とほざいているらしい。
当方の保険会社は、損害金額についてはけケリがついてるものと思っていたらしいのです。
当然、ウインドサプライさんがそんな了承、オレの許可なしに与えるわけがないですし、そもそもバイク屋さんが了承する筋合いのものでもないはずなのです。
ウインドサプライの社長の証言では、ウインドサプライさんから東京海上のアジャスターに質問して、書類をチラ見させられただけというではないですか!!!
しかも、その時は、「バイクの分だけでこの金額(装備別途)」と称して122万の書類を見せたというのです。

もし、オレが黙っていたら、そのままになっちゃってたんじゃないの???
そう考えたら、なんだか立腹モードに入ってきそうです。
言葉の行き違いというものもあるかも知れません。
が、そうでないのがわかったなら、東京海上に何らかの報復は考えたいところですとも。
ぷんぷん!

さらに。
聞き及んだ話ですと、何故か保険会社の損害額算定には消費税は含まれないらしい。
非常に不可思議なシステムなのですが、それが業界の考え方でしたらそれはそれで仕方ありません。
ただ、当方の原状回復という観点からそこんトコは関係ありません。
ですので、厭々ではありますが、もう少し、交渉継続となりそうです。

先は見えてきましたが、ヤな感じです。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そっちより。

2009-01-16 23:23:43 | 事故った(笑)
 

というわけで保険会社から、書類がきました。
とはいっても、半分は救急で搬入されたときは、オレが立て替えてますので、半分はオレのおカネなのです。。。
ココんとこ、お小遣いが困窮していたのは何やらかにやら、事故での立て替え払いが12月のお小遣い全額までイっちゃっていたからなのです。

やっと、人並みの生活レベルに戻れそうです。
お医者、苦手なのでよほどでないといかないのですが、今回は「ちゃんとケリをつけて完治してください」とのことでしたので、通院しました。
っても2回ですけど。

初回は救急の搬入。
コレは、どなたかが救急車呼んでくれちゃったので。
2回目は事故の翌日。
さすがに2~3日は胸骨周辺の痛みがそれなりでして、深呼吸や寝返りなんぞで「う"!」とか言ってましたので痛み止めを頂きに。
3回目は年を越して「治りましたぁ!」って言いに。
実質は1回の通院だったのです(笑)。

その分が2万円とちょっと。
ビミョーな金額ですね。。。
ま、あれで2万円もらえるなら、と思う人がいても不思議な感じはしませんけど、オレは、ちょっと、ヤです。
なんてったって、「事故の通院があるので、休む」って会社に言いましたら「休むな!」と言われまして。
わざわざ水曜の定休に通院しちゃったりしました。
何なんでしょう、この会社(笑)。


っつーか、この際、そんなのどーでもイイです。
そっちより、物損のほうを何とかしてくれぇ。
憔悴死しそうです(笑)。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごめん、ジスペケたん。

2008-12-27 23:41:46 | 事故った(笑)
 

まだ、全然始まってはいないし、ま、どうかとは思うのですが。


今回の事故の清算なんですけれど。
人身事故とは言え、怪我自体は限りなくゼロに近いというか、そんな状態です。
胸骨の痛みはありますが、12/7の「サワヤカ林道ツアー」でくじいた右足の方が痛みの頻度としては多い位です。

ま、コトバ上では謝罪も受けていますし、交通事故という困った事態という側面では、相手方もこちらも同じと考えます。
痛い思いをしたのは当方とはいえ筋肉痛のようなもんですし、基本的にこういうのは「相身互い身」だとは思っているのです。
どこかで、自分や自分の家族が加害者になることだってあり得るし、今までもそういうことはあったのですから。
そして、そういった考えは相手方にも伝えてあります。


駄菓子菓子。

経済的な損失については、最低限の要望、あるのです。
どうしても、ジスペケたん本体の購入額分の補償は、受けたいのです。
ジスペケたんのカスタムの費用ですが、過小に積算しても、本体購入額の35%以上のコストは投入されているのです。
最終的にはその分は、放棄することになっても止む無しか、と思っているのです。
事故なんですから。


ただ、ジスペケたんには申し訳ないのですが、あの個体にはもう、乗る気はしません。
ただの転倒とかではなく、あれだけ車体を強打しているのですから、それなりの速度域において身を預ける気には、どうしても、なれないのです。
この意味では、メインのオンロードバイクは「道具」以上の能力(精度、ですね)が求められると思うのです。

完全に修復したとしても、修理の成果は、誰もコレを保証できません。
それこそ、200K以上の走行でウォブルっても愁訴りようがないのです。
この愁訴を理解できる人物が、同族のライダー以外、どこにおりましょうや?
また、この現象をどうやって証明できましょうや?
一般的には理解されるはずもなく、理解してほしい人物に体験していただかないと証明できない愁訴です。
修復がうまくいくか否かは誰にもわからないですし、ウマくいったとしてもそういった不具合が潜む不安は払拭できません。

然様。
オレ的には、あの個体、乗り換える以外の選択肢、ないのです。
つまりは、原状復帰としての補償とは、そういうことなのです。

「あーすりゃカネもらえるよ」とか、「こーすりゃこういうおカネになるよ」とのアドバイスを結構いただくのですが。
欲ボケするつもりは、全くないです。
また、オレ個人の資質としても、上記の望みを達成する目的でそういった戦術を採用する気にもなれないのです。
できうる限り現実に則した原状回復を求めたいのです。




怒りのあまり「遺憾の意」をブチ込むことは否定しない、というか、そういう手段自体はそちらの方向にいきたがる傾向は、顕著なんですが(笑)。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

考察。

2008-12-26 22:38:25 | 事故った(笑)
 

今日は、フザケはナシにして、今回の出来事を真面目に考えてみようと思います。

警察で調書を作成しながら、現場の様子を概ね把握することができました。
ただ、ワリといい加減です。

相手方の車両の写真は前方・後方と接触面の写真それぞれ一枚づつ。
当然、詳細に当方車両のタイヤが接触した跡なのか、フレームやエンジンが当たったのか、人体が当たったのかも、判断できる写真は一枚もありません。
現場を俯瞰した写真も車線の前後方向からのみしか撮影されておらず、痕跡などの距離関係を推量できるモノもなかったです。
また、時期的に日光の斜度が低いせいか、路面にマークされたチョークはほとんどが明瞭に読み取れません。
どうやら、警官がその場で採寸した数字がすべて、ということのようです。

今回は、被害者(オレですね)が軽傷かつ双方任意保険の加入が明確でしたのでそういったいい意味での「粗さ」があるのかも知れません。

概要は、トップ絵の通りです。
当方車両は渋滞車列からセンターライン上を追い越し走行中でした。
速度は30~40Kほどと思いますが、定かではありません。
ウインカーなどによる合図なし、後方確認もなく、そろりそろりとかではなく、ほぼ一息に相手方車両はUターン動作を始めたようです。

仮に、当方の車速が時速36Kと仮定すると、車両は毎秒10m進みます。
また、緊急制動の際、空走時間(障害に気付いてからブレーキを動作させるまでの反応時間)は0.5秒と言われています。
今回のケースでは、当方のブレーキ痕はありませんので、少なくとも相手方車体の半分がセンターラインを越えるまで、この空走時間内だったということが仮定されます。
つまり、当方の車速が36Kなら、相手方がセンターラインから車体の半分を押し出すまで、0.5秒以下だったと考えても不自然がない、といえると思うのです。
というより、オレ自身、減速する時間もなく、正面から突っ込んだ記憶だったのですから、整合性はとれた、と言っていいと思います。
結構な勢いでのUターン動作だったようです。

また、オレ自身はまったりモードながら警戒(いつもですよね)していたこともあって、脊髄反射はそこそこ良かったようです。
センターラインから1.5m以上飛び出ていた相手方車両のタイヤと、左ボトムケースが接触しており、タイヤ・ホイール本体は相手方車両と接触していないことが自車の被害確認からわかっています。

その後、当方車体はカラで走ったのか、飛んだのかは定かではありませんが(車体の状態から走ったと考えられます)、10mほど先から路面に打撃痕+擦過痕を残し、縁石にあたって止まったようです。

警察官が「目撃者の証言」として言うところでは、オレ自身はやはり、ボンネットをとび越えて、10mくらい先まで飛んだようです。
ただ、不可思議なのは、ヘルメット、グローブ、ボトムなどの装備類にはほとんど損傷がありません。
革ジャンの両肘がひどく擦り切れていますが、別段、肘に痛みはありません。



さて、ココからです。
今日の調書作成で困った質問がありました。
「あなた自身の落ち度はどこにあると思いますか?」

はて。。。
速度は、出てなかった。
交差点まで残り40mくらいで、アクセルは開いてなかった、っつーか、エンブレで慣性走行だった。
車列には、充分、注意してた。
ウインカーがついていなかったのは、明確に記憶していた。
「おいおい!そりゃないだろ!」と瞬間、思ったから。
その瞬間に突っ込んだ印象だった。
反射が、車体を回避動作させたのだと思う。
直進に突っ込んだのなら、タイヤ、ホイールから相手方車両に接触していたはずだし。
また、起き上がって振り返ったトキも、ウインカーは点いていなかった。

1分ほど考え込んでしまった。
警官に、オレは応えた。
「先方がウインカーで合図するか、クリープ+α程度でゆっくりめに出るかしていてくれたら絶対に接触しなかった自信があります」。
あえて、あげるとすれば、ドライバーの頭の動きを読み込んでいなかったことだ。
その点では危険予知レーダーに衰えがあったのか、気が抜けていたのか、たるんでいたのか、だ。
でも、それは交通法規とは関係ない。
「それは、あなた自身には過失はなかった、ということですか?」
「はい」

どうだろう。
時速40K。
10mに車が横向けに置いてある。
ブレーキは10m手前からしか、かけられない。
ブレーキだけなら接触しちゃうかもしれないが、回避動作も含めれば、オレは、絶対によけきる自信がある。
そう。
この10mは0.9秒に相当するのです。



神奈川にきてから、「おわ"!」って思うことが多い。
仕事柄、クルマで移動することが多いのだけれども、千葉にいた時より明らかにヒヤリが多い。

路上には、全く無責任なステイクホルダーが一定割合で、放たれている。
今回の相手方もその一人だ。
悪気がない市井の善意のドライバーでしかないのだから、一層タチが悪い。
オレがいる街は、人口の密集度は明らかに千葉のどこよりも上だ。
走行距離が千葉にいたトキと同じとすれば、明らかに遭遇する機会は多いのだ、と思う。


「機体と人命を尊重する」
オレは常々意識してバイクに乗っている。
機体が守れなければ、人命も危うい。
機体が無傷なら、人命に影響を与えることはない。
償却は別として、バイクが発進時と同じ状態で帰還できるということは、彼我ともに損害はないはずなのだから。

でも、今回は、ヤってしまった。
オレに神のような運転技術はないのだから、過失は、ないと思う。
後から、過失がないと思える状況でも、ヤってしまったのだ。
どんなふうにボンネットをとび越えたのかは覚えてないが、ちょっと打ちどころが悪けりゃ死んでたかも知れない。

然様。
再び、健常に生きる機会を与えられたのだと思う他はない。
オレは、絶対に、事故ったり、コケたりしない。

オレは、機体と人命を尊重する。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする