憧憬、大艦巨砲主義w

メイン盆栽HAWK11 営農機セロー250 奥様号レブル250

地雷

2013-02-28 23:26:49 | GARAGE GIRLS +1
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Σ( ̄□ ̄lll)!!

2013-02-25 00:24:02 | その他のバイク
昨夜から、本日も、さぶぅございましたです。。。
ガレージ内とはいえ、キンキンに底冷えておりました。

とはいえ、GTSを早速使えますように、装備の追加作業でございます。
poitaの機体運用としましては、ETC、ナビ、シガー電源(バッ直)が必須なのです。
詳細は、別途ガラゲでレポりますが、昨夜のうちにサクッと完了。
90分も使わなかったでしょうか。
改良の余地も若干ありますので、暫定仕様で運用します。
試験的にやってみようか、という部品を注文しましたので、しばしの待ちでございます。


さて。
んでは、試走とまいりましょうか。
今回のETCはクラッチマスターにベルクロ留めですので、試験が必要です。
かつてBKで、ETCを220スピード位トばしそうになったコトがありまして。
その際は、ヒジョーに危険な思いをしましたから、でございます(笑)。
はて。。。
高速使うって、ドコ逝きましょう。

奥様が「また、えびそばぁ?」とか仰います。
ちくちょー。
お気に入りをヘビーローテーションするpoitaの性癖を熟知していらっしゃいます。
なんだか、見透かされましたようで、悔しゅうございます。
ふんっ、他にもバリエーションはありますとも。
んで、ココへ。。。。

バリエーションとしては、ビミョー、かも知れませぬが(笑)。

GTSとしましては、大風の中の、ほぼ全開の240でも、ETCは無問題でございました。
やっぱ、カウルに守られてるってのは、素晴らしいコトなんでしょう(笑)。
ただ、館山道は地図が古いのか、PSPの『みんなのナビ』は、酔っ払いまくりでございました。
アテにならねーナビ、ってのも困りものです。
ただ、現状はコレ一択ですので、我慢するしかありませぬ。
あ。
マウントについては、カンペキオッケーでございました。
コレで、単騎でもフラフラどこへでも出るコトができます。
ふぅ。。。

たぶん、10年ぶりくらいなのです。
GTS、乗るの。
今回の機体は2万キロの中古なので、遠慮なしに回せるのです。
んで、もみじ方面から久留里へ。。。

タイヤがヒビワレ状態ですので、あんましムリはききませんが。
んもー、ヒビワレなんぞ、全く関係ありませんでしたのです。

だってだって。
全っ然、乗れてねぇのです(爆)。

もともと、進入速度はマージンたつぷりのヘタレpoitaなのです。
ですから、トラクションで曲げて、立ち上がりで稼ぐラインとアクセルワークを多用します。
大型バイクですから、安全に走れますし、アクシデントにも対応しやすいように思うのです。
ま、レヴェルとしてはアレなんでしょうが、キまると自分自身はタイヘンに爽快でございます(笑)。

で・す・が。
その、肝心なアクセルが開けられておりません。

かつては「オーバーレヴしないようにしなきゃ」ってくらい、点火カットスリップダウンに気を使ってたんですが。
いっくらがんばってみても、タコメーターは6000rpmくらいしか、イかないのです(笑)。
とほほ。。。

タバコに火を点けて考えます。

ややややや。
やっぱ、このヒビ入りタイヤ、こええですし。
機体も、もはや希少種で、いたわってあげなきゃならないし。
なんせ、GTS、10年ぶりだし。
ききき、き、今日は、メガネも忘れちゃったし。
ええ。
もはや、自分をどうやって騙そうか、必死な自問自答でございます。
ふと、タイヤを見ますと、ハジから15ミリくらいは、余っているでしょうか。
Orz。。。
ま、オヤジはオヤジらしく、というのが今日のトコロの、収斂された結論でございます。。。


帰宅の前に、GTSの保険の御用もあって、WSへ。
あ。
ついでに、ロケⅢとGTSのタイヤ代、予算、確認しとかなきゃ。
ロケたんは5月に車検あるし、GTSもこのままではアレですし。


電卓ぱちぱち。
お代の見込み、なんですが。
併せて、総額¥125000也。

Σ( ̄□ ̄lll)!!
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憧憬、GTS。

2013-02-23 00:59:46 | その他のバイク
「最近、欲しくなるバイク、ないんですよ~」
最近、poitaが、ワリと頻繁にクチにするセリフでございます。

はて。
それでは、魅力ある機体、とは何なのでしょう?
何かワクワクを予感させる、性能、技術、ハート。
ソレを所有し、操ることに夢をもたせてしまうような、何か、だと思うのです。
そして。
かつて、そんな思い入れに満ち満ちた機構群、いくつもありましたです。
そう。
消費者の立場にあっても、ソレがオーラになって伝わってくるような。

例えば。
スズキの油冷、ホンダのV4、ヤマハのジェネシス、カワサキの900。
マツダのロータリーなんてのも大好きです、操ったコトありませんけど(笑)。

センセーショナルなデヴューに対して商業的には失敗であったり、速すぎる時代の潮流にあって陳腐化が明白であっても、次期モデルに継承される技術やコンセプト。
そして、その多産の選抜の中から、名機は生み出されてきたと思うのです。

「一枚のディスクからF・Rのローターを抜いてコストダウンしてます」

このうんこ。
そんなので、誰がワクワクするものか。

プライスも性能の一部であることは、否定しませんとも。
んでも。
大型バイク、ってのはそんなコトばっかりじゃないとも思うのです。
貯金を取り崩してでも、ローン組んででも、今、自分が、手に入れないと、居ても立っても居られない。
ソコにあって、プライスというハードルは、さして高いハードルではないと思うのです。
だって、そのワクワクは、夢なんですから。

速度そのものが世界的に、ワクワクと同義ではなくなりつつある現在。
それでも、このワクワクは、多様化・細分化されつつあるものの価値観としては、充分に存在すると思うのです。
この点において、日本メーカーの視野の狭さに幻滅しつつある、今日この頃のpoitaでございます。

ワクワクを売ろうとしたのは、知っています。
んでも、売り方が、間違ってますよ。
ルーンだって、新型ブイマだって、BKだって、「売価=原価+適正利益」という「企業の良心」さえちゃんと守っていれば、しっかり売れたと思うです。
仕方がないオトナの事情もあろうとは思いますが、ハーレーなんかの経営手法は、悪い見本なんだって、気付きなさいよ。。。
そんな失敗の経緯があって、ラインナップが今の状態だとすれば、修正、今なら間に合うと思いますよ!



はいはい、はい。
前置きが長うございますです。
GTS、ですよ。
過去の語りは、こちらでございます。

発売から20年経つモデルですが、今尚もってワクワクするのです、このバイク。
この機体、どちらかといえば高荷重領域が本領発揮で、poitaが好きな中低速のこまごましたコーナーは、苦手なバイクなのです。
ですが。
接地感薄いながらも、なぜか安心して、どんなコーナーも踏みぬける感性がありますのです。
この感性は、最新型といっていい、BKや、ZZR1400にもありません。
得意の高速だって、路面を滑空するように走っていけます。
んでも、ツバメ返しよろしく、ちゃんと切れ味よくラインを切り取っていけるのです。

初代を購入してからは、この魅力にハマりっぱなしだったのでございます。
うんうん。
こればっかりは乗り込んだ御仁にしか理解されない、とは思いますが(笑)。

また、個人的に、このバイクと付き合っていくなかで、色んな出会いや経験がありましたのです。
ちょうど、社会人になって自信が付いてきた、そんな頃合いだったこともあったのです。


昨年くらい、だったでしょうか。
いつも通り、サイトをアチコチ巡回してまして。
この機種が、レッドデータ入り間近、という状態を知ったのです。
パーツも欠品だらけ、オーナーの所有機も、稼働が難しくなってるのもあるようで。
わわわ、そうなの???
二度と、逢えないかもしれない。。。
そう思うと、どうしても、手元に置いておきたくなってしまっていたのです。
だって、欲しいバイク、別段、ないんですもの。
今のトコロ、将来的にも、出なそうですし(苦笑)。

んで、ありましたのです。
少し距離は走っていますし、プライスも不満なんですが、まぁ、機体はよろしいようで。
この2年で500kしか走っていないオーナーさんでした。
絶滅種ですもの、まぁ、その辺は中古車ですし、折り合い、ということで(笑)。


というワケで、コワさないように楽しんでいきたいな、というやんわりなアレなのでございます。
ガラゲの登場員数が6人になってしまって、また、タイヘンでございます(爆)。
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ブレーキ

2013-02-20 23:42:26 | GARAGE GIRLS +1
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ナビと、アレ。

2013-02-18 00:47:46 | 俺だよ、オレ。
今日は寒ぅございました。。。
昨日も、ワリと寒かったですよねぇ。
原付営業のpoitaとしては、なかなかに味わいある毎日でございます。
明日からの雨は、頂けませんが。。。


今日は外出の御用が数件。
役所行って、ジョイフル本田行って。
行きつけのラーメン喰いに行って。
メインの御用は、うーたんに取り付けていたナビマウントの補修です。

うーたんは、現在シゴト使いなので、ナビが必須なのです。
住所をアテに、あちこち動いているものですから。。。
んで、ご愛用品は、倒産済みの「迷わんBZN-350」のマウントに、中華ナビだったのです。
迷わんは、なんせ、地図が5年前(笑)。
しかも、番地指定はワリと苦手でございます。

ですが、このナビ、マウントが非常に優秀でして。
物理的に使い勝手が良かったのです。
んで、中華ナビは地図が最新でしたので、組み合わせて使用していたのですが。
マウントの大事な部分が、ポッキリ(笑)。
予備があったので、ソレを使っていたのですが、これまた、ポッキリ(爆)。
7インチの中華ナビは、迷わんの倍以上の重量がありましたので、まぁ、poitaが悪いのです。

これで、迷わんは、別機タイでも使えなくなってしまいましたのです。
まぁ、そろそろ、とか思ってましたので、仕方ないでしょう。。。
奥様はまだまだ、バッグに入れて迷わんを使うようですが(笑)。

うーたん用には、PDA工房で購入した、ヘルベルトマウントで。
少し見にくい角度にしか付かないんですが、まぁ、いっつも眺めているワケではないので、まぁ。
んで。
メインのロケたんには、ついに、PSPナビの登場でございます。
さて、使い勝手はどうでしょうか。。。

あ。
「写真ないと何が何だかわからんがな」
えぇ。
次回から、ちゃんと写真撮っておきます(笑)。




さて。
次回のオヤスミは、多忙でございます。
今のところ、始発乗車に始まって日没まで、終日の作業予定でございます。
この辺は、当日、レポれれば、いいな。。。
ええ。
↓コレでございます(笑)。


財布の中身に、合掌。
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こういうの、いいよね。

2013-02-12 00:48:28 | 疾り&人々
世の中は、3連休でございます。
水曜日曜が定休のpoitaは、日曜月曜の2連休でございました。
それなりに、多忙でございました。。。

昨日10日は御用がありまして、東京某市へ。
奥様が、「poijiさんの近くじゃね???」と仰せになりまして。
御用、とは言いましても、時間の制約のない御用でしたので、poijiさんにメール。
「ランチでもいかが?」
何のナンパでしょうか(笑)。
「いいですね」
あ、釣れた(爆)。

首都高代金をケチりまして、アクアライン以外は、タダの道をつかいましたら。
んもー、流れないし道も狭いし。
真冬なんですが、ロケⅢのハァンヒーター回りっぱなしで、暑くなってきますし。
結局、見込みから1時間以上遅刻いたしまして、何とかpoijiさんと合流成功。
ランチしながら、アレコレおしゃべりしたり、ロケⅢお披露目しましたり、ナンシー(「オレも乗ってた」型)釣ったり。
楽しい時間を過ごさせていただきました。
オシゴト中だったにもかかわらず、ありがとうございました。
今度は機会を見まして、是非、本格的に遊びましょう!

あ。
結局、帰路も、首都高は使いませんでした。
なんやかや、湾岸も混みますし。
16時に、御用をデッパツしまして、帰宅は18:30でした。
往路より1時間、速く着いたでございます。
170k程の走行で、7時間以上消費しましたです。。。
恐るべし、大都会東京、でございました。。。



今日は、先日の予告通り、エビソバディ、でございます。
エビソ・バディだと、なんだか、ツヤっぽいカンジもいたします(笑)。
前回、前々回と単騎でしたのです。
んで、先日知りあいました、CB1100を乗り始められました、チーコさん(仮称・男性ですよ)を誘いましたら。
「いいですよ、いきませう」とのことで、ご一緒するコトになりましたのです。
奥様は当日朝のキャンセル。
エビソバより、かへに行きたいそうで。
しかし、poitaとしては、こればっかりは譲れません。
ですので、その後、メールにてご連絡のありましたKMTさんと3台の同道でございます。
コレは久々に、嬉しゅうございます。
CBはまだ、ナラシ中でいらっしゃいますし、KMTさんはTWです。
んで、「イイコで走るんだぜ、オレよ」と自分に言い聞かせる、エライpoitaでございます。

定刻デッパツ、10時に市原PA下りへ。
市原PA下り、バイク、多かったです~。
ぱっと見、50台くらいいらしたでしょうか。
最近、●車会と称する珍の皆様がいらっしゃらなかったのが、これまたウレシイ感じでございます。
そんなコト思いながら、メットを剥がしていたときでございます。

「おぃ~っス!」
い、いかりやさん、あの世から参加???
怪しい声に振り返りますと。
盟友、シロヘビさんでした。
久しぶりでございますとも。
サプライズで、実にウレシイ再会です。

お二人は道をよくご存じないので、poitaが先導しまして。
交通量ケッコウ多うございましたので、プチすり抜け大会でございます。
チーコ号がナラシ中ですので、120スピード上限、と決めて走ります。
さっくり富山ICに着きますと、その先でKMTさんが待っていてくれました。
そのまま、メットを脱がずに、住吉飯店へ。

現着しましたら、駐車場には車両、ゼロ。
おぉ、ツいてる。
これなら、待たずにエビソバるコトができそうです。
装備をしまって、店内に向かおうとしますと。
KMTさんが、「zakisanさん、もう、着くって言ってますよ」とのこと(笑)。
ちょ、だって、昨日、zakisanさんのブログってば、「今日、住吉で肉ソバ食べました、絶品!」みたいな内容だったじゃないですか(笑)。

シロヘビさん、zakisanさん、KMTさん、poita、この4名は旧い友達なのです。
久しぶりの再会です。
zakisanさんとは、ブログでお互いの近況を知っていますのです。
ですが。
シロヘビさんは、自他共に認める生粋のアナロガーなのです。
なんてったって、持ち出さない携帯をお持ちなくらいの、アナロガー。
一応、ココはご覧になってるようですが(笑)。
また、KMTさんは「今年こそ、ブログ開設しようかな」といって一向にやる気配のない、アレな武芸者なのです。
ですから、こうやってpoitaの行動がきっかけで顔を合わせるコトができるのは、タイヘンに嬉しゅうございますのです。

5名でイロイロおしゃべりしながらの、ランチ。
食べ終わる頃には、店内に待ちのお客様が溜まり始めていましたので、早々に撤収。
駐車場で少しダベろうかな、とかしてましたら。
「コレからどーする???」ってな話題になりまして。
全員一致で、某巨大掲示板でも話題に出ます、高滝湖へ。
シロヘビさんは、好敵手poitaを峠で屠ろうとの意図が、ミエミエでございます(笑)。
ふん、そうはいくものですか(笑)。
とは言いましても、今回はナラシ中のチーコさんもいらっしゃいますので、そのへんは。


とか何とか、思いながら走りまして、現着致しましたら、KMTさんがいらっしゃいません(笑)。
ま、「離脱しようか」みたいなお話も出てましたんで、そうなのかな、などと思ってましたら。


30分以上経ってから、来た(爆)。
ごめんなさいごめんなさい、マジごめんなさい。
だってだって、帰ろうかみたいなこと、言ってませんでしたっけ????
なんか、そうではなかったようです。。。。
結局、自力で道を探して、高滝まできたそうで。
まぁ、そんなこんなをアレコレ駄弁りながら、しばし。

シロヘビさんは自宅が遠くですし、渋滞はじまる前に、ということで散会。
zakisanさんとKMTさんとは、ココでお別れです。
「また会おうぜ」、そんなカンジの心地よい散会となりました。
途中で、シロヘビさんも別方向へ、離脱。
自宅近くで、チーコさんとも別れまして帰宅となりました。






まぁ、なにやったか、何を語ったのか、そんなの、全っ然、大したコトないのです。
でも。

こういうの、いいよね。
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タンクおさわりバー

2013-02-11 23:47:53 | GARAGE GIRLS +1
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2月の。

2013-02-07 00:06:30 | 好きなの
5席ほどのカウンター。
左端に初老の男。
なにやらケータイだかスマホだかの画面を抱え込むようにいぢっている。
最近、やたらと日常にはびこっている姿だ。
オレは、なんだか、好かない。
コミュニケーションそのものよりも、コミュニケーションツールにとらわれているように見える。

少し、座面が高めなカウンターイス。
線対称を取るように、オレは右端に座る。
オレが背中を向けている、10人程が座れそうなテーブルには、男女がひと組。
これまた、女はケータイを覗きこみ、男は間を持て余すようにきょろきょろしている。
だめだな、こりゃ(笑)。
自分の女なら、ちゃんと躾しろ。

オープンキッチン。
この、調理場が俯瞰できるカウンター、大好きだ。
左側はホールとの連絡カウンター。
ホールと厨房はココを連結点にして、オーダーと料理が交換されている。

中央には配膳台。
出来上がった料理が湯気をたててつつ、ココで皿やドンブリに盛られていく。
周りには、箱やザルに取られた食材達が調理を待ち焦がれている。

右側は、火場。
食材を待ち構えているコンロの頭上には、巨大な換気扇フードが並ぶ。
オレに近い、手前、最もカウンター寄りのコンロは予備だろうか。
500Φはあろうかという竹製の巨大なセイロが乗っているが、湯気が上がっているのは、見たコトがない。
その奥は、焼ギョウザ用専用の、鍋。
そして、配膳台の正面に位置するのが、料理人らしいユニフォームの、店主と思しき男と、その中華鍋。
なにやら、鍋を振っている。

彼の火台の左側には、調味料のバットが並ぶ。
開口幅100×高さ150、深さは100くらいだろうか。
15位、マス目のように並んでいる。

その調味料をはさんで奥には、鍋、ジャーレン+オイルポッド。
最も裏口に近い位置が、麺場で麺用の一段と大きな鍋がぐらぐらと湯で満たされている。
その湯の前。

彼、がいる。

年の頃は、オレの父親ほどだろうか。
長くもなく、短くもない、昔のシチサンにも似たような白髪。
彼が若い頃は、決して小柄ではなかったと思うが、店主と比べれば小柄。
でも、厨房を多忙に行き来する、追回しの若けぇ者よりは身長も高い。
作務衣だろうか、どこか和服のような服装に、腰からの長いエプロン。
彼が、オレにとっての主人公だ。

ちょうど、五目そばを盛りつけているようだ。
どんぶりに山になっている五目そばが見える。
ふたつあるので、後ろのカップルのだろうか。

料理が出ていくのを見届けつつ、彼は、一旦、イスに座った。
海の家などでよく見かける、背もたれのない、あのパイプイスのようだ。
オレのオーダーは通っているだろうに、彼は、動こうとしない。
そこからみえるであろう、店内の様子を、ながめているようだ。

後ろから、聞こえる。
「五目そば、もやしそば、お待たせしましたぁっ」
「わぁ、すっごいな」
「アタシ、食べきれないわよ」

愚か者。
確かに、この店は、大きい盛りで有名ではある。
あるが。
海鮮中華料理の本道を心得ている店なのだ。
飽食の野次馬が、興味本位で、何をいうか。
その卑下た声をオレの耳に入れるな、女。
オレは、そんな胸元にダマされたりはしない。

彼は、まだ、動かない。

店主が、盛り付けの終わった何やらを配膳台から押し出す。
若けぇ者が連絡カウンターに料理を差し出してなにやら声をあげる。
ホールのおかみさんが料理を持ち出していく。

彼は、まだ、動かない。

おかみさんは、オレと反対側の初老の目の前に、先ほどの料理を差しだす。
「上海やきそば、おまたせしました」
くっ、あんた、地元、だな???
粋なチョイスじゃねぇか。
近頃は、中華料理店でも、あの暴力的なソース焼きそばを出す店が散見するのに呆れて、のオーダーだろ?
ま、オレには興味のないメニューなんだがな。
敬意は持つよ、あんたには(笑)。

その間にも、客は店内に数組入ってきている。
オーダーもいくつか声がする。
後ろのテーブルに、また、カップルが。
いや、父と娘か。

ふと、キッチンに視線を戻すと、彼は、既に動き始めていた。
つい、ニヤけそうになってしまう自分を、抑制する。
オレは、いつもの通りの彼の手順を、いつもの通り見つめるだけだ。

まずは、エビ。
大きな業務用のバットへ手を伸ばし、上から無造作につかめる限りのエビを、油の鍋に。
ジャーレンに、無造作に掴みあげた野菜類を放り込む。
麺をほぐしながら、湯の中に投じていく。
2人前か。
麺を少しかき混ぜてから、彼は、エビの入った油の鍋に目をやる。
彼は、鍋を見つめる。
見つめている。
まだ、見つめている。
少し、鍋の中のエビを、揺さぶるだろうか。
別のジャーレンを右手に取り、エビをすくうような、すくわないような。
いや、すくった。
野菜の上で、油を、切る。
油を野菜に、かける。
これが、油通しになるようだ。

油通しの油が全てポットに戻った。
彼は、その鍋をそのまま、火にかける。
エビと、野菜が鍋に入る。
中華のあの、音、コレは音楽だと思うのだ。
彼は数回鍋を振ると、その鍋に、スープ用の寸胴からスープを入れる。
さらに中華の音楽がその高揚を高める。
そのまま、麺あげ網を手に取り、ふたつのドンブリに麺だけをあげていく。
そう、麺の加熱時間は短い。
ソレには、理由があるのだが。

彼は、中華お玉で調味料を無造作に鍋に投入していく。
1、2、3、4種類だろうか。
最後は水溶きカタクリか。
中華鍋の中を数回お玉で混ぜ返すと、彼は、麺の上に鍋の中身を流し込んでいく。
大きく上がる湯気。
ふん。
ニヤケ顔にならないように、目線を外す。

15秒もしないうちに、後方からおかみさんの声がする。
「えびそば、お待たせしましたぁ」
オレは右側によけながら、目前にあらわれたえびそばに目をやる。
うんうん、これだよ、コレ。

厨房に目をやると、彼はまた、座って店内を眺めている。

オレはもどかしく、左手で箸の袋を抜きさった。
右手と前歯で、箸を割る。
ココロのなかで、なぜだか、詫びるように、ヒトコト。


「いただきます」






えっと。
2/11月曜休日、定期便でございます(笑)。
10時市原PA下り。
11時入店予定。
雨天中止。
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お次は、どなた?

2013-02-06 23:26:48 | GARAGE GIRLS +1
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