じ、実は。
今年の1月から準備をはじめまして、会社辞める予定をしていたのです。
昨日、デスクの中もからっぽに仕上げまして。
んで、今日が最後の出社、なのでした。
神奈川に異動の内示があったその瞬間から、これはある意味予定として組み込まれていたワケでして。
御想像の通り、家庭を持ち、特段の資産を持たない純プロレタリアートのpoitaといたしましては、それなりの決断でもあるのです。
今となっては、流浪の日々を愉しむことも許されない、という現実が目の前で進行中なのです。
特に秀でた技能や、特段の資産を持っていないオレが、会社を辞めるということは、経済的な保護をすべて脱ぎ捨てるということと同義です。
ただ、ここ数年。
このバケモノのような会社の庇護の下、飼われ続けるかのような人生に自己同一性を見出すことが難しくなってきたのもまた、事実であります。
そういう意味において、昨年の異動というものは、辞職の好機でもあったと思うのです。
ソレは、完全な自己責任のもとに自らを律していくという世界への転機であり、会社員としてのドロップアウト/スピンアウトの瞬間でもあります。
この二律背反のはざまで、家族一同が煩悶しながらそれぞれ別々に暮らしてきた約一年間でした。
とは言いながらも、この会社に所属しつつ、千葉に戻るというのが当面における最も効果的な処方であるコトには間違いありません。
「千葉に戻してくれ」
「そんなワケにはいきませんよ」
「なら、辞める」
会社とこんなやり取りさんざんやりまして。
会社との折り合いがつかないのですから、辞めるしかないですよ、ね。。。
そんなふうに話がまとまりまして。
円満退社、というワケです。
20年以上にわたって貯まり続けた有給休暇は、来月いっぱい使いまして、給料もらいながらオヤスミという、超パラダイスな4月だったのです。
ま、その間に引越やら、ハロワにいったりしなきゃならないって御用もあるんですけど。
んで、今日の午後の話なんですが。
また、千葉に異動になりそうになってきちゃった(笑)。
とりあえず、10日に受理予定だった退職願は保留。
明日定休で、明後日は出社。
その後は未定(笑)。
当面における最良の処方、であるはずなのに、オレの心は晴れません。
むしろ、悲しい、といっていいかも知れません。
だって。
だってだって。
今日で最後の出社して、明後日から8日間のビケたんソロツーリング予定していましたのに。
荷物のパッケージングやら、宿泊先の予約も済ませてましたのに。
辞めない、という具合でしたら、当社のモラル上、有給なんて使えません(だから、貯まりに貯まってたのですが)。
一旦、すべてキャンセルしました。
orz。。。