憧憬、大艦巨砲主義w

メイン盆栽HAWK11 営農機セロー250 奥様号レブル250

パワコマ実践論 第1講。

2007-03-31 00:59:17 | バイク四方山
 

画像はかっちゃんさんより頂いたマップ。
今の時点でわかったことを、少し。
あ、すみません。「わかったようなキブンになっていること」をあげていきたいと思う。

まず、サブコンによって燃調をいじるということは、「キャブをいじる」コトと同義と思う。
すなわち、「燃料と空気をできるだけ詰め込む」ことが調律の基本的な考え方だ。
だから、もともと機関の持っているスペック以上のものは出ないし、機関のスペックが上限に近いバランスで組まれているものもそれ以上は出にくい、ということだ。

ひとつだけはっきりしていることは、通常のバイクはストックの場合、消音によって、それなりのロスが見込まれた状態、ということだ。
ただ、それも、ハヤブサとか、ZZ-R1400なんかは、たぶん、純正の消音機もそれなりの排気効率と消音を両立していると思う。
したがって彼らは大幅なスペックアップは考えにくい。
マフラー交換によって排気効率が大きく上がっている場合、燃調の調律も効果を発揮するとは思うが、効果は限定的といわざるを得ないと思う。

んで、ロケⅢ。
ご存知の通り、コイツは2300CCの持ちうるポテンシャルを充分発揮しているとは考えにくい。
マフラー(排気量に対して容量が極小)、吸気系(過去ログ参照)、さらにはセカンダリーバルブでも抑制している。
給排気、燃調の調律によるスペックアップは期待が大きい。

なんで?
例えば、ロケⅢについては、「意外に燃費がいい」ということが広く知られている。
ストックの状態では、乗り方によっては、一般道でも15K/L近く走ることもあり、ひとつの美点といえるだろう。
以前乗っていたワルが、エコランを意識して走ってそのくらいまで行った記憶がある。
排気量が3割増し、馬力で5割増しなのだから、本来の姿はもっとガズルっていいはずなのだ。
オレ的にはちっとも美点ではない(笑)。
そんなのより「モアあほヂカラプリーズっ!」だ。

んで、poita号は吸気/排気共にストックより効率よさげなモノに変更されている。
後は、燃調だ。

さて、前フリ長かったですが。
画像をご覧頂きたい。
マップには特定の回転域/アクセル開度のステージで、明確な特徴があるということだ。
ソレが何を意味するのかは、今後のライド/調整で明らかになっていくと思う。
本来パワコマは、個別にショップなどでの調整が推奨されている。
アチコチのWEBで「あまり効果ない」というのも時折見かける。
でも、効果は、あると断言する。

いろいろやってみようとは思っているのだが、今回は「アクセル開度」の認識設定を少し狭目に設定した。
アクセルゼロ開度と、全開部分はよっぽどでないと使わないからだ。

昨日のテストランとこのマップを見比べて、ひとつ、わかった。
っつーか、「マップ見ればわかる」コト。

最も燃調の補正が効かせてあるのは「アクセル開度ゼロ」の場面だ。
通常、大きく加速を行うシーンの多くは「アクセル全閉後」が多い。
シフトアップした際が最も頻繁な例だろう。
今回のテストライドで、アクセルを開ける際の力感が強くなったように感じるのは、この部分の補正が大きくかかわっていると感じた。


「感じた」というあいまいな表現なのは、理由が。
調整ゼロとの比較をしていないのです(笑)。
つまり、検証はまだまだ、これから。

おいおい、レポしていきます。
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サブコンの実力。

2007-03-29 22:57:05 | バイク四方山
 


日曜の天気予報が悪い。っつーか、悪かった。
今朝の予報では40%。乗れるかどうか怪しい。
どうしてもやりたいことがあるのだ。

パ ワ コ マ の テ ス ト ラ イ ド 。

当然、バカなオレは、今夜わずかでも乗っておこうという決断をした。
ノーパソも借りてきた。あまり頻繁には借りられないので、今夜がチャンスだ。

とりあえずのレポートを。

まず、設定は以下の通り。
マップはかっちゃんさんからもらったJardine+K&N RU-5111用のマップ。
poita号は現在スパトラディスク12枚+オープンエンドと、RU-5111を装備。
現在のマップは、トラの純正、社外マフラー+キャタなし。
ただ、コレは、Rocketさんに教えてもらった方法で純正初期状態に戻した(戻ったのかな?)
ちなみに、①O2センサーのカプラを外す ②イグニッション投入(一応、火も入れてみました) ③イグニッションを落としてサイドカプラ接続 の方法。
機関ワーニングが点灯したが、いつの間にか消えてた(笑)。
PCIII USB Pump Utility Software (Run File)も一応、ONにしてみたが、使えてるのかな???

まず、加速状態は、大きく改善した。
RU-5111を入れてから、2000~3000位の回転域がワリと貧弱な様子になっていたのだが、コレはあまり気にならなくなった。
2ストのような高揚感のあるフケ上がりが直線的になった。
ロー、微速からスクラッチスクランブル発進でアクセルをうまく合わせるとハンドルを押さえても、フロントが浮く。
これでも、セカンダリーバタフライは生きているので、外したくなっちゃう。

2~3速でも個人的に好みのドン付き風味の加速も、アクセル開けただけ得られるような感じだ。
メーターを見ていないとレッドにすぐ入っちゃう印象だ。
フラットに暴力的になったように感じる。力感は明らかに一枚も二枚も上手。

5速からの急開については、力感が改善した、といった所か。
一般道で、夜間だったのであまり無理はできない状況だったので、この辺は後日、再チャレンジ。

初期コンタクトの印象としてはすこぶる、良好。
全域にわたってパスパス音は皆無。今夜のライドでは1発もなかったと断言できる。

しまった。
何もしない状態で一回乗ってみればよかった。
と、いうわけで、上記断定的な表現もあるが、また、やります。

追伸。
パワコマを譲っていただいて、マップやら設定情報やらフォロー頂きました、かっちゃんさん。
マップリセットの情報頂きましたRocketさん。
本当にありがとうございます。
オレも、他のオーナーに情報で貢献できますよう、努めます(笑)。

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工具では、ない。

2007-03-28 22:08:00 | いたち&イヌ
 


別に、ビクターにはビタイチもらってないけど。

オレ、犬、大好きだ。
この犬の話を聞いて、いっそう好きになった。

彼らは本能の仕組んだプログラムによって、「そう思って」いるだけで、それ以上もそれ以下もないとは、思う。
だが、そのプログラムは、人を感動させるエピソードをワリとたくさん残している。

猫やイタチでは、こんな話はないと思う。
興味のある方は、名前を検索すれば、すぐ、出てくる。
犬、飼うとしたら。
名前は、ニッパー。
工具では、ない。
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怪。

2007-03-27 22:14:48 | 俺だよ、オレ。
 


くねくね。

ノングレア処理された液晶ディスプレイだって、オレの背後で何かが動く位は、わかる。

くねくね。


石坂浩二とか、川島なお美とか、何年たっても姿見が変わらない人がいる。
オレ的には、「妖怪」と呼称している。
だって、妖怪はトシ、取らないもの。

「ね、ね。ねぇ。」
「アタシって、どう?」

くねくね。

オレはディスプレイに目を落としたまま応える。
「妖怪。」

家内。
「ぶー。」
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ロムる。

2007-03-26 00:16:28 | 疾り&人々
 

先日のロケⅢミーティングの日。

オレはかみさんから、パワコマ一式を預かり、会場に向かった。
ロケⅢを降りるかみさんのパワコマを、参加者の一人に売却するという。
会場で、オレはかみさんから預かったパワコマを購入者に手渡し、かっちゃんさんからオレが購入するパワコマを受領して代金を支払った。
帰り際、かみさんのパワコマ購入者から代金を預かり、帰路、かみ邸に立ち寄り、預かったお金を手渡した。

何やってんだ。オレら(笑)。


と、言うわけで、搭載完了。
ただ、ノーパソも借りてこなければならないし、車体のロムも標準マップに書き換えなければならない。
これらは、オヤスミの都合もあって、来週以降。

RU-5111(K&Nのリプレイスフィルタ)を装備してから中低速域の力感が弱めになったような気がしているので、パワコマ効果は楽しみ。
とりあえずは、かっちゃんさんから面白そうなマップもらったんで、ソレにチャレンジ。


っつーか、また、来週も雨の予感。
マシンが帰ってきたとたんに、コッチかよ。
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アンパンマン。

2007-03-24 00:36:17 | 俺だよ、オレ。
 


何のために生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのはいやだ

何が君のしあわせ? 何をして喜ぶ?
わからないまま終わる そんなのはいやだ


みんなの夢を守るために、胸のキズが痛んでも、いけ!って言われているアンパンマンだって、友達は愛と勇気だけしか、いないらしい。


何のために生まれたなんて、そうカンタンには答えられない。
君の幸せが何かわからないまま終わる。そんなの、フツーだ。
自分が、どんなに、いやだ、と思っていても。

だから、もがき続ける。
みんなのためなんかじゃなくって、自分のために。
だから、共感というものが実在するのだと思う。
ソレが交わる所に、友人が存在するのだ。

アクセルを開ける、精神のバイブレーションの共鳴よ。
もっと、もっと、響き渡れ!
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それは、ちょっと。。。

2007-03-22 22:42:24 | 俺だよ、オレ。
 


先日の、かみ邸での宴会でも話題に出たのだが。

サーチエンジンで自分の名前を検索する。
実は、最近まで「誰でも一度はやってるだろうと思うが、なぜかやったコトない」行為だった。

んで、TOP写真の通り。
それは、ちょっと。。。
この検索、実施するまで、このハンドルネーム、キライでなかったのに(笑)。


実名を検索する勇気、なくなった。
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捲土重来。

2007-03-21 22:35:31 | 疾り&人々
 

今日はロケⅢクラブのミーティング。
秩父まで出かけてきた。
ミーティング自体は、楽しかった。

んでも、オレはへろへろだ。
とても、硬くて喰えねー、こてんぱんだ。


経緯は3月11日まで溯る。

しろへび氏。
彼はご夫婦(ガハハ女史という呼称に勝手に決めた・ご容赦!)セットで、オレの古くからの友人だ。
年に数回、コドモも含めて家族ぐるみで「食べ会」をしたり、しろへび氏とは時折走りに行ったりもする。
ガハハ女史もコドモが生まれる前は、ハーレー乗りとしてブイブイいわせていた。
しして、この3月11日も、スキヤキ会だった。
共に鍋を囲み、あーでもないこーでもない言いながらおしゃべりしたりして親交を深めている。

その際。
しろへび氏は何も言い出さなかったのだが、ガハハ女史の話から、しろへび号(最近買ったカタナ1100ファイナル)に10万以上のコストを投下してカスタムを施した、という話が。
明らかにガハハ女史の表情は怒りのソレを含んでいた。
「10万円じゃ済まないわよ!もうっ!」
しろへび氏は、何をどうしたのかあまり言いたがらない。

結果としては、輸出仕様にリセッティングしたということは白状した。
が、これは、とある目的を包括したカスタムに他ならなかった。
その目的とは。

poita号、撃墜。

昨年11月、しろへび氏がカタナを買った直後、motoとその友人、かみさん、ZRZ氏と筑波へ走りに出かけたことがある。
当時、しろへび氏は納車3日目だったか、まだ、マシンにも慣れておらず、マシン自体も購入したままの状態だったので、マッチングもイマイチのようだった。
当然、他の参加者の後塵を拝していたのだ。

そう、その時、リベンジの矛先は、オレに向けられていたと信じて疑わない(笑)。

ロケⅢミーティングにしろへび氏も同行の予定だったのだが、彼の家はかみ邸に程近い。
それじゃということで、かみさんのお言葉に甘え、かみ邸で1泊し、ほぼ終日しろへび氏と行動を共にすることにした。


ロケⅢとは40日近く離れていて、感覚が鈍ってた、とか言わないけど。
今朝は3時過ぎまでかみ邸で少し呑んだり、くっちゃべってて睡眠不足だったとか、言わないけど。

そんな言い訳が付かないほど、高速道路、ツイスティ、いづれもこてんぱんに、ノされた。
高速道路では見えなくなるまで引き剥がされ、ツイスティでは豆粒にされ、先行すればケツに張り付かれ、彼が料金所で財布収納に手間取ってる間に先行して逃げるも追い抜かれ、もう、オレはスッカラカンだ。
好きにして。

捲土重来を期して、今日は、降参の上、寝る。
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リターンライダー。

2007-03-19 23:55:11 | バイク四方山
 

1ヶ月ぶりのロケⅢは、なかなかテゴワかった。
なにもかにもが他人行儀で、クツの上からミズムシを掻くようなカンジ、といえば通じるだろうか。

思ったように振り回せない、油断してると、全走車にツッコミそうになる、車庫入れでタチゴケそうになる。
以前は気にならなかったグリップの振動も、コタエる。
ま、今までだって、満足に振り回して乗れてたわけではないのだけど(笑)。

何かの事情で、バイクを離れている感覚とは違うだろうが、そのキモチはなんとなく疑似体験できたように思う。
乗りたくてしょうがなかったのだが、乗ってみたら思い通りにはなかなかいかない。
オレの、たった30日でもそう感じるのだから、数年ぶりなんて御仁は尚更だ。

ただ、これも感じようによっては、新鮮だ。
またまた、ヤツが囁くとこからリスタートだ。

アクセルを開ける。
メーターは220を超える。
わずかに右の拳のチカラを抜きながら車間をくぐり、思いっきり振り絞る!
矮小化される実態と、急速に拡大していく自我と、遠ざかる偽り。
酔うのではなく、耽溺するように。
暴れるのではなく、スローに踊るように。
吼えるのでなく、謡うように。
闘うのではなく、愉しむように。

願わくば、この蜜月が、常に手の届くところにありますように。
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帰還報告。

2007-03-18 22:43:20 | ロケットスリー

今日、ロケⅢをグッドウッド二輪商会から引き上げてきた。
まず、技術的な部分の情報から。

これが、ミズモレの内容。ちなみに、コレはクレーム対象。
横にヒビのように走っているのは無関係ではないけど、今回の「ス」ではない。
ただ、溶接によって影響あったのかな?
勉強になったのは、調べ方。浸透性の高いインク(マーカー)を疑わしい部分にしみこませて拭き上げ、微粉末のアルミ粉体(造影剤)を(アルコールベースかな)スプレーして、アルミ粉体に吸着させ発色させて確認する、とのこと。
わざわざ再現して説明してくれた。

写真ではわかりにくいが、確かに赤いマーカーが滲み出してきた。
ロケットはアルミ製のメッキスリーブの外側にウオータージャケットがあるそうで、この外側(ケース)に向かってモレていた。
ただ、ケースはボトム部分と腰部分(ヘッドカバーは再利用)がセット交換になるとのコトで、エンジンの外側は、ほとんど新品になった。
ちなみに、前例は1例しか扱ったことがないとのこと。

さて、件のクラッチプレート。

左の囲みのプレートがフリクションプレート。
真っ黒に炭化してるのが摩擦材。爪ででポロポロカンタンにはがれる。
右の受けプレートも真っ黒に焼きが入ってしまっている。この焼けの原因は、わずかでも滑っている状態で走行を続けたのが原因と推察される。
そのすべりの原因の想察。
①少しプレートが磨耗
②磨耗によってワイヤー調整がされない場合、スプリングの圧着力が弱めになる
③わずかに滑る
④高負荷・高回転の負担で発熱
⑤フリクション・受けの各プレートに焼きが入る(劣化)する
⑥アジャストしても、プレートと摩擦材が劣化してるのでダメダメ
んで、対策してくれた。
クラッチスプリング(新品交換)のベース側にワッシャーで下駄を履かせ、っクラッチスプリングのプリロードを上げる。
ターボキットにもバーネットの強化クラッチスプリングが同梱されているので、考え方としては、全く賛成。
わずかにクラッチの引きは重くなったが、まぁ、もともとが軽すぎるくらいなので、問題にはならない。
トライアンフ社の公式見解としては、保証期間内でも消耗パーツとして保証対象外としての認識は変更なし。
詳しい情報が欲しいヒトは、poitaとお会いできました際にお声掛けを。

皆様の今後のロケⅢライフに、わずかでも参考になりますよう。。。

さて、びっくりしたことが。
コレ↓。

今回のミズモレの修理っつーか部品代だけで。
¥764,480
おそるべし、トライアンフ。

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