野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

ベル・イシス

2011-05-26 13:09:52 | バラ
今朝はベル・イシス
これは最初に世に出たディビッド・オースチンのイングリッシュローズ、
コンスタンス・スプライのおっかさんとして有名です。
ガリカですが他のガリカと違い花色はアルバを思わせます。
香りはミルラと言うことですが、コンスタンス・スプライのように強烈では無く、
ほのかにミルラのような香りが有る程度です。
個人的な感じでは、ミルラにダマスクが混じるような感じかな?

花は言うまでも無く大変美しい。

開きはじめはカップ咲き、花径も5cmくらいで小さくて大変愛らしい。


ステムは柔軟で折れることはありませんが、自重でみんなうなだれてしまいます。

開ききるとロゼット状になり後ろに反りかえります。

綺麗なロゼット、ボタンアイが現れます。






オールドローズ全般に言えますが、
あまり手入れをしなくてもよく花を付けてくれます。

これくらいの開き加減が最も美しく見えます。


この形から綺麗なカップになるなんて想像できませんよね~


この美しさを、この素晴らしい香りをシーズンを通して味わいたい、
そういう強い思いがオースチンのイングリッシュローズを作り上げたんでしょうね。

ホワイトクリスマス

2011-05-25 19:00:00 | バラ
そうそう、埋もれていましたホワイトクリスマス。
我がバラ庭にやってきて6年位経ちますが、まともに咲いたことがない。
というより、まともに咲かせたことがない。

某K成バラ園で新苗で購入したのですが、翌年の花付きがどうも悪い。
巨大な蕾が雨でボール化しやすく、どうにもうまく咲かない。
というより、元気が全くない。

念のため地際を調べて見るとビンゴ
やっぱり在りましたよ、大きな癌腫。
なぜ疑ったかと言うと、初めてここの通販で買った大苗が5本中3本が癌腫持ち。
続く新苗も、新苗もがですよ、5本中2本が癌腫を発症です。

ネットなどで調べて見ると、どうもこのナーサリー評判はよくありません。
癌腫苗が多いという情報をよく目にします。
数年後に新苗でこのホワイトクリスマスを購入してみましたが、結果はこの通りです。

結果この某バラ園の苗を買うことも、もちろんなくなりました。
今では愛媛は松山のIバラ園の苗を購入することにしています。
自分の不注意で過去に1本だけ癌腫にしてしまいましたが、
これまで40本ていど購入していますが、まだこの一本以外癌腫の発症はありません。

前置きが長くなりすぎました。
このホワイトクリスマス、今年は雨も無く綺麗に合計二輪だけ咲きました。
そのうちの一輪です。

純米の大吟醸を思わせるような芳醇な香り。
この香りにあこがれて我が庭へ迎え入れたのでした。

ピンクのアクセント???これは珍しい!

いやいや、これはルイーズ・オーディエルの散った花びら。
ルイーズ婦人の下に鉢を置いているので、こんな偶然に出会ってしまったのです。

ほらね~っ。

美しい花ではありますが・・・、我がバラ庭での待遇は・・・。

いつの日か、ちゃんとした苗でもって、ちゃ~んと育ててあげるよ。
そのうちに



グラミスキャッスル

2011-05-25 13:20:19 | バラ
今朝は白いイングリッシュローズ、グラミスキャッスル。
これも雨が来る前に一番いい表情の時を撮りました。
このバラは真白では無く僅かながらクリームがかります。
カップの中を見るとそれがよく分かります。
香りはミルラの香りとする方もいますが、スパイシーな香りでミルラとは違うと思います。
いずれにしてもよい香りである事には違いありません。
雨の中でもよく開いてくれますが、撮影後は軒下に避難させました。

それではころころほくほくのグラミスキャッスル君をどうぞ~

中心に向ってクリーム色が強くなります。
純白ではないので花に深みが出ます。


綺麗なカップになりました。
真ん中にはわずかにピンクの花びらが見えます。


これまで雨に当たっていないので、みんな上を向いて咲いています。


どちらかといえばライトグリーンの葉っぱも花色によく合います。
後はペルル・デ・パナシェ、バランスが良いので2つを並べてみます。


花びらは繊細で、まるで絹のよう。




優雅な姿にうっとりです。

このグラミス君、某所の見本園で瀕死の重傷を負っていました。
その彼の枝を1本だけ救出し、我が家にて治療を続けたのです。
翌年には残念ながら見本園の彼は死んでしまいました。
が、救出に成功したグラミス君は見違えるほどに回復し、
現在のこの優雅な姿にまでなりました。
人(バラ)助けは気持ちいいな~。
ということで、救出されたグラミス君でした。
あれ?


ペルル・デ・パナシェ

2011-05-24 13:39:16 | バラ
今朝は土砂降りの雨でした。
とても庭に出ていけるような降り方ではないので、
今日は土日に撮りためた記録の中からペルル・デ・パナシェです。

ピンクに白の斑入りといえば、ブルボンのボローニャかガリカのロサ・ムンディかと言ったところですが、
目立たぬところでは、このペルル・デ・パナシェがあります。
同じガリカのカミューの陰になってあまりポピュラーではありませんが、
花の色、形そしてダマスクの香りととても素晴らしいバラです。
また株自体コンパクトなので、鉢植えでも花を沢山咲かせてくれます。
そして花1つ1つがとても個性的に咲いてくれるところも素晴らしい。

いくら見ていても見飽きることはなく、
いくら撮ろうとも撮り飽きることのないそんなバラです。
そんな大好きなバラなのでいっぱいアップします。


上の花に比べて白が多く出ています。





斑の出方も、花びらの形もまちまちになります。
見飽きることがありません。

花付きもよく、ボローニャのような派手さはありません。
鉢植えでコンパクトにまとまっています。





すごく繊細で優しく感じられる花です。


これほどのバラはモダンローズには絶対に存在しません。
と、思っています。



クマバチ

2011-05-23 19:00:00 | バラ
蜜を求めて沢山のハチやアブがやってきます。
ロサ・ムンディが咲きだす頃、必ずやって来るのがクマバチです。
真っ黒で見るからにこわそうで強そうなヤツ
あのホバーリング音を聞くだけでちびりそうです。

キムネクマバチ、意外にもミツバチの仲間のハナバチだそうです。
温厚でやたらに人を刺すことはない、おらみたいです。


おっと、早速ノバラにやって来ました。
ここは花粉の総合商社、ノバラの隣にはこれまた花粉をいっぱい持っているハマナスが。


そして次はロサ・ムンディへ


もごもごとなんとも愛らしい姿で花粉を集めています。
この姿からは間違っても獰猛な性格だなんて誤ったイメージは湧きません。
ちょっとちょっとと尻をつついてみると



うむ~

なんだんねん

ちょっとだけ獰猛な感じに見えなくもありませんけど・・・。


今度はローテス・メイヤーに場所を変えます。


こっちも花粉の宝庫です。


無我夢中で花粉を集めます。


花粉をたっぷりと集め終わると

次の花を求めて立ち去って(飛び去って)いくのでした。

注)実際にはクマバチ君の尻はつついていません。
  クマバチのオスには針は無いそうですが、彼だか彼女だか分かりませんしねっ。

撮影協力:マメつん
 演 出 :おら

ジュノー 雨上がり

2011-05-23 14:01:24 | バラ
今朝は雨上がりの朝になりました。
昨日の午後から曜日が変わるころまで、強い雨が降り続きました。
雨が来る前にちょうど開き始めた鉢植えのバラの移動を済ませ、
庭中のバラを撮れるだけ撮って、1000ショット以上。
疲れ果ててしまいました。
ここまで雨も少なく綺麗に咲いていたバラですが、
さて今週は雨ふりが多そうですがどうなりますか?

本当は一番雨に当てたくないバラ、ジュノー
花弁は繊細で傷みやすく茶色く変色してしまいます。
さらにステムが細く、開花の頃には大きくうなだれてしまうし、
そこにきての雨、さらに大きくうなだれてしまいます。


以前は雨ふりの時には軒下の退避させていましたが、
ここんところ頑として退避を拒否し続けています。
冗談はともかくとして、
この鉢植えのジュノー、大地にしっかり根を下してしまっています。

雨を免れた部分のジュノー
一部は軒にかかっています。


開ききるとぽんぽん咲きになってしまいます。

花の自重でうなだれたいるジュノー
これくらいの時が一番美しい。


花から蕾から何から何までうなだれています。

ここまでうなだれてしまうと、このまま放って置くのが一番。
下手に整えようとすると葉っぱが破れたり、ステムが折れたりぐちゃぐちゃになります。

それにしても大きくうなだれていますね~。
記者会見での東電幹部の謝罪もこれくらい頭下げてみぃ~・・・

一晩雨にぬれ続けた蕾、ボール化せずにこのまま開いてくれるといいのですが。


綺麗に撮ったジュノーは別の機会に紹介します。



マーシャ・スタンホープ

2011-05-21 22:00:00 | バラ
純白のバラ、マーシャ・スタンホープ。
1922年作出の古いハイブリッドティーです。
おっかさんはハイブリッド・パーペチュアルのフラウ・カール・ドルシュキ
そのおっかさんの種から出来たんだそうです。
香りは柑橘系のいい香りがします。


我が家では数少ないハイブリドティー





花びらの数は少なく、これくらいの時が一番きれいに見えます。


はい、アップで

一斉に多くの花を咲かせるオールドローズに埋もれてしまう我が家のハイブリッドティーの中にあって、
その希少性と香りから、大切にされている数少ないハイブリッドティー(HT)です。
HTさんたちごめんなさい。

アルバ・セミ・プレナ

2011-05-21 12:00:00 | バラ
日本のノバラを巨大にしたようなバラ、アルバ・セミ・プレナ。
ご覧のように花粉をたっぷり付けているので、
ミツバチにとってはノバラ同様に蜜源の総合商社になっています。

その総合商社、これも我がバラ庭で数少ない地植えです。
マキシマ同様にこれまた大きくなりすぎるので、剪定を頻繁に行い大きさを調整しています。


ただし翌年の花枝が出るように、選定時期に注意しないと花を付けなくなります。
これまたマキシマ同様にすき放題伸ばしてあげられれば花数もず~っと多くなるでしょう。


開き始めには、これも薄っすらとピンクがかります。
強くはありませんが、マキシマと同じ香りがします。


開いてしばらく経つとノバラと同じ香りに変化します。

太陽の光が当たりだすと、ミツバチがたくさんやって来ます。

これもマキシマと同じく「村」での野生化を計画しています。

アルバ・マキシマ

2011-05-21 09:50:25 | バラ
今朝はアルバローズのアルバ・マキシマです。
5百年以上も前から知られていたバラだそうです。
そして我がバラ庭で数少ない地植えのバラです。
おおよそアルバは大きくなると言うことなので地植えにして見ました。
そして期待通り、大きくなりすぎました。
花後にシュートがどんどん出てきて、剪定が大変なくらいです。
本来ならば好き放題に伸ばしてあげることが出来れば、
花数もず~っと多くなるのでしょうけど・・・。

開き始めは、薄っすらとピンクがかります。
香りは甘酸っぱい強い香がします。


早朝5時頃の撮影なのでやや赤みが強く出ています。
本来の色はもっと白くなります。


ルーズな開き方に、モダンローズには無い偶然の美しさのようなものを感じさせます。





それぞれが皆違う形に見え、撮り飽きることがありません。




まだまだ開き始めなので、これからが楽しみになります。


アルバ・マキシマも「村」でもともと自生するノバラと一緒に野生化させ、
伸ばし放題に放ってみたいバラの一つです。

マダム・アルディ

2011-05-21 02:06:30 | バラ
ダマスクのマダム・アルディです。
説明するまでも無く、大変素晴らしいバラです。
香り高いバラとして有名ですが、残念ながら自分には香りが分かりません。
何と無く何かの香りを感じられる程度の香りとしか言い表せません。
期待していたダマスクの香り、もしくはよく言われるレモンの香りを期待していたのですが・・・・。
そんなバラにとって大切な要素が見出せなくとも、それを補うには余りある美しさを持っています。

さて、そんなアルディ婦人、20日朝には3つだけ開花していました。

純白の花色にグリーンアイと完璧な形のばらです。


開き始めには薄っすらとピンクがかった色になります。


これくらいの開き加減が形、色共に最も美しいでしょうか。


もうすぐ開きそうな蕾もいっぱいあります。


この土曜、日曜が楽しみです。
雨よどうか降らないでちょ