野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

オマル・カイヤム

2011-05-28 21:00:00 | バラ
変わった咲き方をするバラ、オマル・カイヤム。
カイヤムまたはハイヤムと呼ばれますがカイヤムで行きます。
昨年に新苗で購入し8号鉢で育てています。
開き始めが遅かったので、雨の時には軒下バラ園になります。

ダマスクという事なので香りに期待をしていました。
さて結果は?

まず割山椒のように開き始めやがてヒトデ型に。



すごく変わった咲き方です。
何時かは育ててみたいバラでした。


他のダマスクのように、沢山の蕾を付けています。


だんだんとしかしゆっくりと開いていきます。


さて香りは、
鮮烈ではありませんが甘いダマスクの強い香りがします。
カトルセゾン・ブランムスーに近い素晴らしく良い香りです。


上のカットの1日後です。
これくらいで開き終わり、最も美しい形になります。

香り、形、色と花付の良さとどれを取っても最も優れたダマスクローズかな?


まだまだ咲き始めです。
入梅した軒下バラ園では見ごろはまだまだこれからなのです。
しばらくは寝不足から開放されることはなさそうです。

それにしても、本当に素晴らしいバラだと思います。



ロサ・ケンティフォーリア

2011-05-28 18:00:00 | バラ
香りの良いバラ、ケンティフォーリアの元祖。
ケンティフォーリアのバラという名前のロサ・ケンティフォーリア。
花びらの数が多くくしゃくしゃと咲きます。
咲き始めにはカップ咲きになりますが、
ステムは細くうなだれてしまうので上手に写真が撮れませんでした。
なので、開いた姿を紹介します。

ダマスクやアルバのように蕾はまとまって沢山は付きません。


花びらが多いので、雨に当たるとボール化しやすく綺麗には開きません。


今年は一番花から雨のときは軒下に避難させました。
その為、育て始めてから4年になりますが、初めて綺麗に咲かすことが出来ました。


香りはロサ・ダマスケナのように強烈ではありませんが、
ほのかにダマスクに似た良い香りがします。


綺麗なライトピンクで花径はカップで5,6cm、開いて8cmくらいです。


開ききって数日経ちますが、雨に当てなければ花持ちは抜群に良いです。

このバラの枝変わりにロサ・ケンティフォーリア・ムスコーサというモスローズがあります。
そのロサ・ケンティフォーリア・ムスコーサ、新苗で「村」に植えて3年になる苗があります。
寒冷の地なので開花は6月中旬から下旬の梅雨真っ盛りの頃。
「村」には他にまだその花を見たことの無いバラが10種類以上がありますが、
残念ながらいまだバラの最盛期にめぐり逢ったことがありません。
さて今年は果たして何時ごろが最盛期になっているでしょう?
今年は草刈も兼ねて6月の中旬頃に被曝されに行く予定です。

このロサ・ケンティフォーリアもいずれは「村」へ移植する予定のバラです。





フェリシテ・パルマンティエ

2011-05-28 13:23:32 | バラ
昨日、関東地方もとうとう入梅してしまいました。
今年は全般に開花が遅れていた上に、入梅も昨年より11日くらい早いとか。
我がバラ庭は日当たりがあまりよろしくないので、開花の遅いアルバにとっては受難の年です。
メイドンズ・ブラッシュ、ケニゲン・フォン・デンマークはこれからだというのに。

夜半の強い雨に打たれ続け、明けた朝のフェリシテ・パルマンティエ。
まだ半分も咲いていないというのに入梅、と言うよりも雨季突入。
雨でも良く開いてくれますが、雨が続けば外側の白い花びらは痛んでしまいます。


雨の中、み~んな下を向いていしまいます。
こんな天気でも辺りは甘酸っぱい良い香りでいっぱいになります。


雨が来る前にその美しい姿をせっせと記録しました。

真ん中へ向かって白からピンクへと、このグラデーションが美しい。


開ききるとロゼットからポンポンの様になっていきます。

ボタンアイが見えます。
これくらいに開いた姿もまた美しい。


甘酸っぱい香りに包まれながらの撮影は、時間の過ぎるのも忘れすくらい楽しい。
周りに蕾を配した1番目の花が咲く頃が、バランスが取れていて本当に美しい。


ちょっと崩れクウォータロゼットになりました。

これくらいの開き加減が最も美しい、と思いませんか?


大きくなるアルバに中で、それほど大きくならずコンパクトにまとまります。
うどん粉病にかかりやすいのですが、丈夫で育てやすいバラです。
そして何よりも、花付がよく香りも素晴らしい優れたバラだと思います。
これが200年近くも以前のバラなのです。