初歩の電子工作とデジカメの日記

電子工作備忘録とデジカメで撮影した写真のブログです。

電子工作10 タイマIC555で電子オルガンを作る

2013-04-04 10:46:38 | 電子工作
電子工作推進マガジン「エレキジャック No.6」で紹介された"タイマIC555で電子オルガンを作ろう"は製作記事と付録でプリント基板が付いているので使用部品を買い集め、製作してみた


製作手順1:
タイマIC555、通電確認用のLED
フィルム、電解コンデンサ、カーボン抵抗
指定の場所に差し込んで裏面でハンダ付けをする。配線はプリントで完成しているので楽な作業だ。
ハンダ付けテクニック習得に絶好の工作だ。



我流ハンダ付けの紹介
自分はハンダを持つ左手が年のせいかふるえてしまう。
そこでまず、ハンダ線をニッパで約5mmの長さに切っておきますく



基板ハンダ面の差した部品の脇にピンセットで約5mmの長さにカットしたハンダ線を置きます(画像赤丸印内)
この後、ハンダごてで部品の足とランドを暖めます。



ハンダごてをハンダ線に近づけるとハンダが溶けてランドに吸い込まれ、部品にハンダが接着します(画像赤丸印内)

自分はこの方法でハンダ付けをやってから失敗が少なくなったし、仕上げも以前より綺麗に仕上がる気がします



製作手順2
半固定抵抗器101(100Ω*1個)・・・・ボリューム調整用
半固定抵抗器104(100kΩ*8個)・・・・音階調整用
同じ形の部品のハンダ付けが続きます。単調な繰り返し作業ですがハンダ付けテク習得の絶好の工程です



製作手順3
タクト・スイッチ(8個)・・・・鍵盤になる ド~ドまでの1オクターブ分
スライド・スイッチ(1個)・・・・このキットへの通電のON,OFF切り替え用
ピン・ソケット(2個)・・・・電源からのリード線受け用
ピン・ソケット(2個)・・・・スピーカー(圧電ブザー)へのリード線挿入用
これで基板上での使用部品はすべて配置、ハンダ付けを完了させました



スピーカー(圧電ブザー)と電源(06P乾電池・9V)のリード線をピン・ソケットに接続



基板の4隅にはスペーサー(M3サイズ、長さ20mmのネジと6mmのスペーサー)も取り付けました
全高がちょっと高いので後で長さ10mmのネジに交換しました



スライド・スイッチをONに。
黄色のLED(赤矢印)が点灯して通電は成功です。
この後の"音"については"You Tubeへ動画をアップしたのでご覧ください



タイマIC555で電子オルガンを作る