ミニジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」では特に解説やテクの紹介はないが、このジオラマのストラクチャー(建物模型)には照明機器挿入用に土台に丸い穴が開けられている建築物もある 自分は「電子工作」の勉強も始めたところでもあるので、実習のいい機会が与えられたと勝手に解釈してLEDライトの組込みに挑戦することにした |
「商店」の場合は土台に開いている丸い穴をふさぐ形でLEDの基板代わりになるボール厚紙をカット。
LEDの2本の足(スズメッキ線)を差し込む小さな穴をキリで開ける
穴に白色LED(3mm)を差し込む
LEDには光の拡散の一助のつもりで乳白色のキャップをかぶせた
一方のリード線に抵抗(100Ω)をハンダ付けした
*正確な抵抗計算はしていない
これは何でしょう?
配線の連結用にオリジナルのコネクターを作りました
2個のピンソケットの足同士を向かい合わせにして、ハンダ付けします
これで左右にリード線の受け口ができるコネクターが完成します
自作コネクターの一方にはLEDのリード線を差し込みます
もう一方には配線ターミナルに接続するリード線(この画像では黄色と青色のリード線)を差し込みます
この画像の黒い直方体の物体が自作の配線ターミナルです
やはりピンソケット(10穴x2列)を利用しています。下方向から右側の穴にLEDからのリード線が差し込まれています
上方の2本のリード線はDCジャックに接続しています。あ、そうそう、電源はACアダプター経由で5V電圧を使用します
駅に近い2階建ての建物(運送会社?)にLEDの明かりが灯り、LEDライト組込み工作は成功です
ジオラマの中心の位置に大きな建物「車両庫」があります。建物の中を線路が貫通していて土台にはLEDをセットできないので、屋根の裏側にLEDを貼り付けました
「車両庫」も無事にLEDが点灯しました
大きな「車両庫」に1つのLEDではバランスも悪いので後で追加したほうが良いかも
車両区構内を照らす照明塔も作ってみました
アルミパイプにリード線を通し、黒色の熱収縮テープで表面を覆いました
ジオラマベースにドリルで穴を開け支柱を差し込んだ後、ボンドで接着
点灯すると外に設置しているからなのか他より明るい感じです
3ヶ所のLED化が完了したジオラマ全体の様子です。配線ターミナルは10ヶ所のLED化が可能なので、ストラクチャーのLED組込み増、街灯の設置などを前向きに検討しよう