プレッドボードを使う電子工作では長短、硬軟のジャンパ線をよく使います。市販されている製品で充分間に合うのですが自分で都合の良い長さのジャンパ線を自作することにしました 費用的には市販品を買ったほうが安いかも、ですが精密圧着ペンチを使いこなせるようになりたいと思い、チャレンジです。 |
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Amazonで買ったエンジニア製「 精密圧着ペンチ PA-09」(3,319円)思っていたほど重くはなかったので操作はし易そうだ
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ダイス(圧着する型)は 1.0 1.4 1.6 1.9mmの4ポジションで1.0や1.4mmがあるので極細のコンタクトピンにも対応できるらしい
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ジャンパ線にするワイヤーの被覆を5mmぐらいワイヤーストリッパーを使って剥く
画像は1cmぐらい剥いていますので後でカットしました。
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画像の右の部品ーコネクタピン(呼び名は他にもあるらしい)にワイヤーを固定して左のハウジング(容器)に挿し込んで完成となる
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コネクタピンをつぶれない程度の柔らかさでダイスに軽く挟んで固定する。(このコンタクトピンは1.6mmのダイスでしっくり収まった)
このコンタクトピンの芯線圧着部に先端を剥いたワイヤーを差し込んで置く
圧着ペンチをしっかりと握ってかしめる
コンタクトピンの被覆圧着部も同様にかしめる。
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2ヶ所の圧着が完了したコンタクトピン。大きさの比較で1円玉を置いてみました。
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圧着が完了したコンタクトピンをハウジングに奥までしっかり挿し込んでジャンパ線の片側が完成です
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ワイヤーのもう一方も同様の作業をして圧着、挿し込みを完了させます。
ワイヤーの両端の工作が完了したのでこれで1本のジャンパ線のできあがりです。
1本のジャンパ線を作るのに手間がかかり、時間もかかるので費用対効果で言えば割りに合わないかも知れないが、作る喜びは感じられるので暇な時間にせっせと作ろうと思う。