1本の1.5v単3乾電池だけで白色LEDを点灯させるのはできませんが、DC/DCレギュレータの昇圧型コンバータTL499Aを使った回路で可能ということなので試してみた。 |
[TL499ACP]のデータシートに載っていたこのICを使った応用回路の図です。
先ずはこの回路をブレッドボードで組んでみる
主な使用部品
- 白色LED(5mm)
- TL499A(8P)
- コイル(100μH)
- 電解コンデンサ(470μF,100μF)
- 積セラコンデンサ(0.1μF)
- カーボン抵抗器(470Ω・1kΩ・5.1kΩ・22kΩ)
昇圧型コンバータ「TL499A」 8PのICです
100μHのコイルです。これがないと昇圧できません
470μFの電解コンデンサと5.1kΩのカーボン抵抗器、後ろの黒いのは100μFの電解コンデンサです。
1.5V単3乾電池を回路に接続
右端の白色LEDが眩しく点灯して成功です。
これで1.5Vもしくはそれ以下の電圧でもLEDが点灯することが分かりました。これで使用済みの乾電池ももう少し発電させることでき、乾電池の有効利用ができそうです。
また昇圧した5V以上の電圧はLEDの点灯だけでなく他にもいろいろ使えるわけです。
次は画像の左端に少し写っているユニバーサル基板でこの回路を組みたいと思っています。