前回の「ESP8266ボードを使ってiPadからLED点灯,消灯を制御する」では最終的にiPadの入力画面に文字、数字を入力してLEDの点滅を制御するやり方でした。これでは入力欄の文字、数字をその都度書き換えて入力することが必要です。これらの手間を省き、iPadの画面にちょっと洒落たユーザーインターフェイスを作れるアプリ[BLYNK]があることを知りました。早速使ってみます |
使用するスイッチサイエンスの[ESPr-developer]ボード 3.3V対応USBシリアル変換IC FT231XSが本体に搭載済み 5V→3.3V 変換電源レギュレーター XC6222B(最大出力電流700mA)も本体に搭載済み [Reset Method]を[nodemcu]に変えておけばリセットボタンなどを押す必要がない USBケーブル(A - microBタイプ)をPCと接続するだけの簡単、楽チン設定だ |
回路は前回の「ESP8266ボードを使ってiPadからLED点灯,消灯を制御する」と同じくESP8266ボードのgpio13番ピンにLEDの (+)側を接続、 (-) 側はブレッドボードのGNDラインに落としてます |
[BLYNK]を使うステップに入ります
Blynkは、iPad、iPhoneやAndroid端末からESP-WROOM-02(Arduino)をインターネット経由で制御できるクラウドサービスでiPad(モバイル端末)のユーザーインタフェース(画面構成、画面デザインも含む)を仕上げるにはArduino IDEのスケッチ(プログラム)にHTMLやCSS、JavaScriptといったWebプログラムも作り込まなくてはならない。
そうした面倒な作業を、リアルタイムで「画面で見たまま」設計できるのが[Blynk]だ
[BLYNK]アプリを利用する手順
- 開発環境「Arduino IDE」を最新のバージョンにする
- Arduino IDEで使うためBlynkのホームページに掲載されている[Blynkライブラリー]をZIPフォルダでダウンロードする。
- このZIPフォルダを開発環境"Arduino IDE"のメニューバー[スケッチ]→[ライブラリーをインクルード]→[ZIP形式のライブラリーをインストール]とたどる一連の作業で"Ardino IDE"内のライブラリーにインストールできる
- .iPad(端末)側にコントロール用プログラム[BLYNK](iOS用プログラム)をApp Storeから入手する。(Android用はGoogle Playから入手する)
これにより"Arduino IDE"で[BLYNK]を使ういろいろなスケッチができるようになった
ステップ1 "Arduino IDE"で[スケッチの例]から
①[Blynk]をタップ
②[Board_WiFi]をタップ
③[ESP8266_Standalone]を開く
[ESP8266_Standalone]のスケッチ画面
これで[Arduino IDE]側の[BLYNK]を利用する設定は完了です。次回は[iPad]側の設定を説明します
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