山田洋次監督、吉永小百合主演の邦画「母べえ」を観た。物語は第二次世界大戦前、昭和15年前後の時代設定となっていて60才台の自分が生まれたさらに前の話なので実感は沸いてこない。ただし戦争を真正面から取り上げるのではなく、それによって酷い目にあった市民の生きる姿をある意味では淡々と静かに映した反戦映画となっていることは感じた。
映画が終わり場内が明るくなったが何か心に残るものがなかったのは何故か。戦争を取り上げているのにあまりにも淡々とし過ぎて、のっぺりした感じだけが残った。ネットなどで検索するとこの映画の評価は“賞賛”と“それほどでも”に思った以上に分かれていたのもうなずけた。山田洋次監督作品にしては珍しく観た人全員が同じ気持ちで映画館を後にしたわけではなかった、と感じた。
映画が終わり場内が明るくなったが何か心に残るものがなかったのは何故か。戦争を取り上げているのにあまりにも淡々とし過ぎて、のっぺりした感じだけが残った。ネットなどで検索するとこの映画の評価は“賞賛”と“それほどでも”に思った以上に分かれていたのもうなずけた。山田洋次監督作品にしては珍しく観た人全員が同じ気持ちで映画館を後にしたわけではなかった、と感じた。
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