AVRマイコンへのプログラム書込み方法で楽なやり方を覚えましたのでその報告レポートです |
画像 | 説明 | |
1 | 小型ブレッドボードに配置されたAVRマイコンのATMEGA88とテスト用のLEDと330Ωのカーボン抵抗器です。 このマイコンに"LED点灯"のプログラムを書く方法は? | |
2 | AVRの開発ツールを統合したソフト "AVR Studio4" このソフトでプログラム作成から機械語の.hexファイル作成まで実行します LED点灯のC言語プログラムをここに書きます | |
3 | AVR純正品書込みライタ "AVRISP mkⅡ" "AVR Studio4"がインストールされているPCとUSBで接続します | |
4 | ライターと書込み対象のAVRマイコンとを結ぶ6本のリード線 | |
5 | ブレッドボード上のマイコンにプログラムを書き込むためにその都度6本のリード線を対象マイコンのピン配置に併せてボードの穴に差し込みます。 これが今までのプログラム書き込みのやり方ですが、手間がかかります。何とかならないものか、いろいろWebでの検索も参考にして手間が少しは楽になる工作をしました | |
6 | 新兵器の "ICテストクリップ(20P)"、秋月で買いました 画像は秋月のHPより転載です 正にクリップでチップマイコンを上からバネの力で強く挟んで導通させる仕掛けです | |
7 | 2x20P(40P)連結ピンソケットです 2x3(6P)にカットしてAVRISPmkⅡの6Pソケットに接続します 画像のピンソケットは既に2x6P(12P)分をカットした残りです。 足が長い連結ピンソケットを使うのは、AVRISPmkⅡの6Pソケットにピンが深く差し込まれるようにするためです。 | |
8 | 両端がオス・メスのジャンパ線を使います オス側は上記足長のピンソケットの端子穴に差し込みます。反対のメス側はICテストクリップのリード端子に接続します。従って今回の工作ではハンダ付けの作業はありません |
AVRISPmkⅡの6Pソケットです。上記の足長連結ピンソケットの足を差し込みます
連結ピンソケットに6本のジャンパ線を差し込んで黒色の粘着ビニールテープで固定しました
この後、AVRISPmkⅡの6Pソケットに手前の加工済みの6Pピンを差し込みます
ジャンパ線の反対側(メス端子)をICテストクリップのリード端子と接続します
ここの部分もハンダ付けはしていません。
20PのICテストクリップをセットしたのでマイコンも20Pの "ATtiny2313"をブレッドボードに配置しました
ブレッドボードに挿してあるマイコン "ATtiny2313" の真上から20Pの "ICテストクリップ"が洗濯ばさみのように挟んでいる感じで接続されました。
純正書込み器"AVRISP mkⅡ" の6Pソケットにも連結ピンソケットの足が差し込まれています
28Pの "ATMEGA88"用にもう一式製作しました。
ジャンパ線を接続する"ICテストクリップ"のリード端子の位置が 20Pの "ATtiny2313"の場合とは違っています
この画像のセットで保管するので次回の回路組み立て、プログラム作成時の手間は大幅に減ります
28Pの "ATMEGA88"には 20Pの "ICテストクリップ" は長さが足りません。幸い接続するピンは1本を除いて右側に寄っているのでクリップをマイコンの右端に合わせて、はみ出る "RESET" ピン用のジャンパ線のみ直接ブレッドボードの1番ピンラインに挿し込みました
これで "ICテストクリップ" をAVRマイコンの書き込み部品の一部として利用するための工作は完了です
自作の9V→5V変換電源ボードをブレッドボードの電源ラインに接続、 "AVRISPmkⅡ" の緑色ランプが点灯して配線、導通がO.Kとなってプログラムの書き込み成功、テスト用の緑色LEDも点灯しました
28P用の "ICテストクリップ"でのLED点灯テストも無事成功!
画像の左側の縦に伸びている黒い線が "RESET" 端子用のジャンパ線でマイコン "ATMEGA88" の1番ピンのラインに挿されています
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます