沙羅さら日記

ガーデニングや家庭菜園を楽しみながら、
気ままにのんびり暮らしています
2010年、本州から北海道に帰郷しました

田代島(たしろしま)紀行

2006年07月26日 | 旅行・お出かけ
宮城県は石巻港から、高速船に乗っておよそ一時間のところに田代島はあります。 
午後一時、梅雨空のなか、短い船旅を終え無事到着。                            
もう少し足を伸ばせば、この島よりもひとまわり大きな網地島(あじしま)があり、彼方へ目をやれば、霧にかすんだ金華山が横たわっています。                                                      
穏やかな波間を飛び交うカモメは、この島が海産物の宝庫であることを物語っているよう。    
離島の景観に感激しつつも、頭のなかは民宿の夕飯に並ぶであろう、新鮮な海の幸でいっぱいに。
食いしん坊は、着いた早々コレなんですから……。                                                                                                                    

さて、港では漁師さんたちがその日の漁の後片付けをしています。
やや?、ネコを二匹発見(白黒もようなんですが見えますか?)                                           
実はこの田代島、夏は釣りや海水浴客で賑わう観光の島なのですが、もう一つ別な顔をもっているんです。
それは……ネコだらけの島                                          
この島では、ネコは豊漁をもたらすと昔から伝えられていて、島の人たちはとても大切にしているんです。       
きっと居心地がいいからドンドン増えたのでしょう。                     
でもこのネコたち、ちゃんと恩返しもしているんですよ。島を訪れる人々にお愛想をふりまき、しっかりと人寄せをしているんですもの。            
そんなところがネコ好きにはたまらないらしく、著名な動物写真家も、その噂を聞きつけて来島したというから、その観光大使ぶりが窺えます。                             
私たち夫婦もご多分にもれず、そんなおネコ様を拝みにやって来たというわけです。 

ひとまず荷物をおろしに民宿へと向かいます。               
道すがら、若いお母さんネコと子ネコたちに出会いました。
なんて可愛らしいこと。                                 
あらあらこのお母さん、日本人(?)ばなれしたスタイルですねぇ。おまけにとってもべっぴんさん。           
スラッと伸びた美脚は、マレーネデートリッヒか楊貴妃か!!
 
そんなわけで「海の日」に因んだ、離れ小島の旅が始まりました。
とは言え、たった一泊二日の旅だったんですけどね。                                              
                                            
次回はこの島の秘密に迫ります                               
お楽しみに!

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