沙羅さら日記

ガーデニングや家庭菜園を楽しみながら、
気ままにのんびり暮らしています
2010年、本州から北海道に帰郷しました

続、田代島紀行

2006年07月28日 | 旅行・お出かけ
宿泊先の民宿で一休みした後は、いよいよ島めぐりです。               
おぉ! なにやら変わった建物が見えてきましたね。                        
田代島にはホテルというものがありません。宿泊は数軒の民宿か、
島に2棟あるロッジを利用します。
(そうそう、キャンプもできますよ)         
そのロッジがこれ。なんとネコがモチーフになっています。              
うーん、さすがネコの島、おみそれしました。                          
下の写真のロッジをデザインしたのはマンガ家のちばてつやさん。                             
足やシッポもちゃんとついています。
ちなみにもう一つの方は(さらに下の写真)里中満智子さんが手がけたそうです。                                              
女性らしくてかわいいデザインですね。 
家族連れやグループ旅行には、これらのロッジも楽しそうですね                                             

 
ではここで、マンガと田代島の奇妙な関係を解きあかすことにします。                  
田代島は別名マンガアイランドとも呼ばれているんです。                     
なんでも、仮面ライダーで有名な、あの石ノ森章太郎さん(宮城県中田町出身)が、                 
生前この島を訪れたとき、素晴らしい景観と自然環境に感動したのが始まりとか。                                          
そういえば石巻市には、石ノ森章太郎さんの「マンガ記念館」もあり、深い関わりを感じます。     
有名なマンガ家のサイン入り色紙や、絵の展示コーナーもあるんですよ。             
マンガ大好きな子供たちには、マンガ体験もさせてくれます。                                                       

話は変わって、上の写真をごらん下さい。
林の中にひっそりとたたずむ石造りのほこら。中央にどっかと座っているのは「招き猫」。                       
そうです、「ねこ神社」です。島の人々がネコを大切に思っているのがわかりますね。           
                                             
では、合掌……。……お魚が私のお腹に、いやいや、島にいっぱいもたらされますように……    

ふと、顔をあげると……ん?? どこかで見たようなお顔。
なんと、家出したトラ吉がこんなところに!!
鳴子温泉から便りをよこしたきり、行方をくらましていたんです。
ここの暮らしに満足しているのか、すっかり居座っちゃって、おまけに固まっています。               
(よいしょっと……)あーぁ、重い。これでは無理に連れて帰るわけにもいきません。                                           
おやおや、トラ吉は看板娘(?)にもなっていますよ。                     
トラ吉なりに役に立っているようですから、しばらくそっとしておきましょう。
                                            
というわけで、およそ2時間をかけて島めぐりが終了。      
海の景観を堪能しながらのウォーキングは爽快でした。     
いやー、それにしても歩きましたねぇー                         
運動不足は一気に解消、お腹もすいてきました。
放蕩息子のトラ吉を見つけたのも何かのご縁、田代島に来てホントによかった!!         
次回は最終回、「さよならネコたち!」です。

コメント (2)
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