眠りに入る儀式のようなものかなぁ。
はははっ、儀式だなんてちょっとオーバーだね

よほど手許に残しておきたい作品は別として、
本はなるべく買わないようにしています。
収納場所も狭いし、私の読むペースだと、家計への負担も大きいので

文庫本はともかく、単行本はけっこうなお値段ですもの。
そんなわけで、もっぱら図書館を利用しています。
最近読んだ本の中で面白かったのが、小川 糸 さんの『食堂かたつむり』。
図書館でばったり出会った一冊です。

倫子(主人公) は "食" をとても大切に考えている女性で、
経営する『食堂かたつむり』では、一日に一組だけしかお客さんを迎えません。
おもてなしが最優先だからです。
食べに来てくれる人の幸せを願い、ひたすら腕を揮います

心に深い傷を負っている倫子は、そうすることで自身も癒されて・・・。
小川さんの作品を初めて読みましたが、
ほっこりした余韻に包まれました。
詩人でもある彼女ならではのユニークな表現も、
あちらこちらに散りばめられています。
命あるものに感謝し、余すところなくいただく・・・。
それが食材への思いやりだし、食べる人の幸せに繋がるんですね。
やっぱり料理って "技より心" だったんだわ!
でも、おいしいに越したことはないよね~

もう一冊は、湊かなえさんの『Nのために』。
湊さんの作品は『告白』、『贖罪』と、続けて読んでみましたが、私にはちょっと

と言いつつ、好奇心がムクムクっと頭をもたげて来るんです

コメントはごめんなさ~い
