広報邂逅記

広報宣伝に携わる私が、世の中の面白いこと、美味しいものや温泉鉄道旅を紹介します。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。

ブログ140720 天竜二俣駅 高架貯水槽

2014-07-24 12:35:09 | 食べ物



踏切を渡り、ガイドのオネイサンが構内に入るカギを開けると、民家と線路の間に新設されたらしいフェンスに囲まれた専用の遊歩道を歩いていく。
かなり暑く日差しが強いので、日傘をさす。
最初のご案内はフェンス越しの説明だが、高架貯水槽。
ガイドのオネイサンがコレは何に使っていたでしょうという質問に分かってしまう自分が怖い。

凄いのは鉄道遺跡ではなく今でも使用されていること。
現役時代は蒸気機関車の給水塔として、今は洗車用の水として利用されているらしい。

水は地下水をポンプで汲み上げているそうで、高架なのはSLに給水をする際に短時間ですむよう、高架にして水に圧をかけ、一気に給水できるようにするための工夫らしい。
天浜線にも幾つか貯水槽は残っているらしいが、現役で使用されているのは、ここだけらしい。

蔦の絡まった風貌といい、歴史を感じる逸品だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ140720 天竜二俣駅 見学

2014-07-24 07:54:45 | 食べ物




10:50からの転車台、扇形車庫見学のため、見学券を購入。
硬券の立派な見学券だ。300円。
こんなケースや硬券だとは思わなかったので嬉しい。
ガイドのオネイサンがつき、構内へ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ140719古レール

2014-07-24 00:20:14 | 食べ物
先日の豊鉄の市内線運転体験で、とある方が赤岩口の車庫にあったレールを見つけて非常にレアなレールだと興奮されてました。

鉄道遺構や古もの好きな私がそのレールに興味をもったので、わざわざ後日、このような解説をメールしてくれました。

非常にわかりやすく面白い話だったし、珍しいレールのようなので写真と共に解説をUPしてみました。
携帯では刻印が上手く写らなかったので、普通のカメラでおさえてしまいました。ですので、UPする写真は携帯で撮った上からの構図ですみませんm(_ _)m

また、そんなに古いレールが車庫とはいえど現役で使われているのはすごいです。
さすが明治村を創った会社です。
レールとレールの幅が違うのも本線では有り得ない、車庫ならではなのかもしれません。



> ところで、ここからは“鉄”のお話ですが、 私のつたないレール談義に興味を持っていただき光栄です。

> ただ、私自身本職は撮り鉄、乗り鉄、音鉄なのでレールについてはシロウトです。
> 書籍やNetの受け売りなので何卒ご容赦を…と前置きさせていただいて、
> 余分なところは読み飛ばしてください。
>
> レールというのは現在に至るまで、側面に必ず生産者の陽刻(浮き彫り)があ
り、
> これは全世界共通というのが好事家の目を引くという話なのですが、
> なかでも日本については1920年代の後半からはすべて国産レールで賄うように
> なったため、
> 外国産レールは必然的に鉄道黎明期のものに限定されるわけで、
> 何れも100年以上のときを経たアンティークになるそうです。
> 鉄道の本場イギリスのほか、アメリカ、ドイツ、ベルギー、ロシア(2月革命

> 発前の帝政ロシアに限る)等々
> さまざまな輸入国があるそうです。
>
> ご指摘のパト電(801号)の車庫側2本についてはですね…
> 1本は CAMMELL SHEFFIELD TOUGHENED STEEL W.1884 SEC I.R.J
> と陽刻が入っています(一部は推測です)。
> こちらはイギリスはイングランドシェフィールドという鉄鋼の本場にあり、
> レール製造の老舗ともいえるスーパーメジャー、キャンメル社の作による逸品
です。
>名鉄でもたくさん使用されており親しみがあります。
> 前から順番に会社、所在地、強化鉄(TOUGHENED STEEL) 製造年  日本帝

> 鉄道(Imperial Railway of Japan)
> となるそうです。製作者がメジャーなだけに発注者もメジャーですね。
> ただ、これは非常に古く珍品の部類になります。
> なぜなら SHEFFIELD TOUGHENED の陽刻。
> これは1888年までしか表記されず、以後は省略されているからです。
> 当時は強化鉄(炭素鋼)の平底レールは最先端技術(1875年以降頃から製造開
> 始?)で、
> わざわざ表記したところに一流企業のプライドを感じるのですが、その10年後

> は一般的な技術になったのか
> 敢えて表記しなくなっているそうです。ごく短期間に製造された少数のレール

> 世界に散らばっているのです。
> つまり今のレールの直系の始祖ですね。
> これだけしっかり表記が入っているキャンメルはあまり見た記憶がありません。
> で、ここからは放談になりますが、
> 愛知県の鉄道の開業は武豊線が一番早く1886年に武豊から名古屋まで敷設、
> その後、東京-大阪間の鉄道敷設方針が中山道経由から東海道経由に変わった
ため、
> 武豊港から陸揚げした鉄道資材を用いて、浜松-名古屋間が開業した。そうで
す。
> 当のレールの陽刻は1884年、今から130年以上も前の製造です。
> 豊橋鉄道が開業から90年ですから、当地鉄道が産声を上げた際に官鉄(=省鉄=
> 国鉄=JR)により敷設され、
> 第一の仕事を引退後、豊鉄にやってきて、車庫の片隅で余生を過ごしてることになるのでしょう。
> 愛知の鉄道をすべて見届けている訳ですね。ロマンです。
>
> 片やもう1本は MOSS BAY 1894 とだけ陽刻が入っています。
> こちらもイングランド、ただしカンブリア州というイングランド最北部のモス
ベイ製鋼という会社だそうです。
> これは私にとってはとても珍しく、目も引いたのですが、
> ネットなどを紐解くと鷲津、新所原などで同じ年代のMOSS BAY 製のレールが> 鋼材として再利用されているようです。
>私にとっては初見で、実際に数も少なそうです。
> 鉄道趣味は何年続けても驚きがありますねぇ。
> で、もう1回放談ですが、こちらも官鉄の東海道線用として輸入されたものと推測できます。
> きっとキャンメルさんと一緒に豊鉄へ転勤してきたのでしょう。
> 2本並んで何を語っているのでしょうか?やはりロマンです(笑)
>
> 現在は古い駅舎、柵などが改良工事で消えつつあり、名鉄でも多くのレールを用いた代用鋼材が消滅しているため古レールは歴史の向こう側に去りつつあり、
> 撮り鉄、乗り鉄の楽しみもだんだんと少なくなってしまいました。
> 車庫内とはいえ、今でも現役の2本のレールは立派なものですね。
>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする