8:55
9時を待たずして始まってしまった朝拝に慌てて加わる。
藤棚の奥にある朝拝の建物である御本社の中に入ると祝詞(のりと)をあげていた。
入口で祝詞が書かれたものを渡され、自由に座っていいようだが、結構、参加者がいた。
のりとは結構な早口で何を言っているのか、一体どの辺を読んでるのかもわからなかったが、同じ祝詞を何回も繰り返すながれなので、暫くしてからやっと一緒に唱えることができた。
どうも祝詞の内容は天岩戸の内容のよう。
乃木神社の古事記朗読会も天岩戸だが、ここぞと言うときは「天岩戸」を唱えるのだろうか?
それに般若心経はともかく、祝詞は初めてなのでトーンもわからないし、とても難しかった。
この祝詞は
「大祓詞」というそうで、
東日本大震災や、この度の熊本地震を始め全国各地で発生した災害で受難された方々の一日も早い復興を祈り、この朝拝に併せ大祓詞を数多く奏上する「萬度祓」を厳修致しているそうです。
唱えた回数×人数を1回の上奏と数えていいそうで、今朝は20人くらいいたので、たとえば10回×20人=200回となるそうです。
なので既に何回も萬度祓を達成しているようで、神棚らしき所には達成の御札が沢山、掲げてあった。
私が唱えた祝詞なんて大した効果もないだろうけど、ささやかながら何か届けばいいなと思う。
■春日大社 朝拝
春日大社では毎日欠かさず、朝のお参りを行なっています。これを朝拝(ちょうはい)と呼び、御本社で「大祓詞」という祝詞を唱え、お参りののち、若宮神社を始めとする各神社を順次お参りしています。
この朝拝は、今まで神職はじめ神社職員のみで行なっていましたが、遷都千三百年を記念して、一般参拝者にもご参加いただけるようになりました。神職の指導もありどなたでも安心してご参加いただけます。より良く生きていくきっかけやヒントをつかむ機会にして頂けたらと思います。
http://www.kasugataisha.or.jp/shun_joho/000370.html
■花山院弘匡(かさんのいんひろただ)
2008年から春日大社宮司に就任。花山院家は藤原道長の孫で関白師実の二男家忠を祖に十一世紀末に創立。五摂家に次ぐ九清華家のひとつで旧侯爵家。
宮司は第三十三代目当主。
http://nara.jr-central.co.jp/campaign/kasugataisha2016/special01.html
神拝詞と書かれた祝詞。
、
、
内容は天照大神の天岩戸のようだ。
“天つ神は天の磐戸を押し抜きて”と記されている。
裏面は拝礼の仕方や神棚の飾り方等が記されていた。
、